ミカエルザヤット~新たな光~ Everything is perfect そして AYUS | 南青山・表参道のサロンオーナー 高島なゆみのヒーリングメッセージ

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開放 〜 広がり 〜 融合 Release 〜 Expanding 〜 Oneness
疲れている方たちへ、疲れていることも感じられない方たちへ、少しだけ立ち止まって自分自身を見つめる時間を持って頂きたい。


自分の全情報領域に散りばめられたミカエルからのメッセージを、
まとめあげてまとめあげて、書き残している事がある。

帰国から4か月強が立ち、ミカエルがパ~~~~ッと
私の上に振り撒いたエネルギーたちが見せてくれる現実は、
今まで魑魅魍魎とした情報に包まれて、確信を手に取ることができなかった
たくさんの真実を、自分の中に導き出してくれた。

ツアー終了後から、ざわざわと胸に波立つ異質な情報を、
整理する不快感を、私自身はずっと抱えていた。
 
不機嫌な万華鏡を見ているような、そんな気持ちを持ち続けていた。
 
何かパズルが一枚ずれているような、
そのために美しい景色が全体的にゆがんでいるような、

「何かがおかしい」

と感じ続けている自分の気持ちを、自分が少し持て余していた。
それでも日々は巡り、通常の日常が、自分を覆う。

「ほらね、なゆみ、全てが完全なんだよ。」

と、いたずらっ子のように笑うミカエルを思い出しながら、
そこのピントが合わない。

ご紹介でご相談を受けた。
大切な人が自殺を企てたという現実を持て余している方だった。

話を聞きながら、この方が求めている言葉を探した。
キーワードを口にする度に、相談者の心は揺れる。
心が救われる言葉と、どうしても受け入れられない言葉。
その狭間を揺れ動く相手を見ながら、ミカエルの言葉がこだまする。

「ね、なゆみ、全てが完全なんだ。」
 

 

 


帰国後、私自身の色々な関係性を見直した。
見直そうと思ったわけではなく、ただその時期が来ただけの事だが。

私がその時に最も心の支えにしたのは、ミカエルの言葉だった。
「なゆみ、大丈夫だよ、全てが完全なんだから。」

長い間の関係性を整理しようと決めた。
それは明らかな必然だった。少なくても私にとっては。

私は、必然の歪みを、恐れることを止めることにした。

長く親しんだ関係性は、その怠情の上にいつまでも成り立つが、
そこには発展していく物が何もなかった。

孤独感は常に自分と背中合わせに存在し、それは常に判断を誤らせる。

子供のころから慣れ親しんだ恐怖は、
「大丈夫、私には私がいるから」というおまじないと共に、
臨場感を持って、私の闇を支配する。

それでも、不毛な関係性はお互いを蝕むだけだ。
以前から懸案事項であった、仕事の上での関係性も整理整頓をした。
役割の明確さなどを含めて、お互いが理解し合えている
という形を取りたいと望んだ。

三角関係に悩み、相手の状態に一喜一憂し、
相手のパートナーに無駄な嫉妬をしている、
という良くある話を、身近な友人に観た。

一つの欲が次の欲を呼び、愛と言う名の下に、それは愛ではなく、
ただの自分の抱く欲に、自分自身が取り込まれて、

仕事も自分の普通の生活も成り立たなくなるくらい、
グワングワンと揺れまくっている彼女を見ていると、
欲という怪物のパワーを思い知らされる。

欲は自分を破壊する。
欲にかられた人は醜い。

欲は相手を思いやる気持ちを根こそぎ奪い、更に、
全く自分とは無縁の人間である第3者の不幸を願う
ということまでしでかす。

そして欲は自分を盲目にする。

自身の人生のすすむべき方向性と、等身大の希望と目標は、
堕落しそうな自分を、安きに流されそうな自分を、
楽しみに溺れそうな自分を、律してくれる大切な友だが、
欲は自分をドロドロとした泥水の中に引きずり込む。

無欲という言葉は、今までの私の人生には、
まったく存在しない言葉だった。

「なゆみ、全てがパーフェクトなんだよ。」
と言うミカエルの言葉が、私の心の中に「無欲」の居場所を作った。
全てがパーフェクトなら、欲を持つ必要がないのだ
ということを、初めて感じた。

希望はある、望みはある、夢があり、やりたいこともある。
でもそれは欲ではない。

初めて、「欲」というエネルギーと、「希望や望み」というエネルギーの
違いを、私ははっきりと感じた。

協会の講師を勤めている友人とのメールのやり取りに、私は書いている。

闇に住む人間は自分の欲が満たされた時に喜びと達成感を感じ、
光に住む人間は自分の責任と役割を果たした時に、
喜びと達成感を感じると。

人間は、いつでも自分のために生きている。

自分の望みを持ち、自分を満たす、豊かにする道を模索し生きている。
何が自分を満たし、何を自分は豊かだと感じるか、それだけが違うのだ。

「全てがパーフェクトなんだよ。」

それを常に自分が受け入れられるだけの器を持ちたい。
我欲なのか、希望なのかを常に見極められる自分でいたい。

ミカエルの所を去る日の朝、ミカエルが

「なゆみ、アユスを作ろう。なゆみのオイルだ。
 いい響きだ。どんなオイルにしたい?」

と尋ねた。

「アユスベイという私の会社は、全ての生命が、
 自分の命を輝かせるよう、そしてその道の途中で疲れ、
 立ち止まった時にゆっくり安らぎながら、
 明日を生きる勇気を取り戻せるようにと願って付けた名前なの。
 そういうオイルを作りたい。」

二人で作ったオイルは、安らぎと希望に続く道しるべの光が
ふんだんに織り込まれた、温かで、そして凛としたオイルだ。

「ミカエル、本当に、パーフェクトだわ。」

ミカエルの所から戻って約4か月。
私はやっと今回のツアーで、自分自身が必要としていた
情報の整理を終えた。