小さい頃、ひな祭りが大好きでした。


ってゆーか、雛人形が大好きでしたぽ


実家は狭かったので、7段飾りなんてりっぱな雛人形ではなく


ガラスケース入りのお雛様とお内裏様。それに3人官女。


桃の花飾りとひし形のお持ちみたいな飾り。


ぼんぼりに電気が付いて、オルゴールが付いてました。


夜、寝るときにぼんぼりを灯して、オルゴールをかけて


お雛様を見つめてました笑




母は、毎年雛人形を出す時に


必ず、そのガラスケースの上に


折り紙で作られたきったないお雛様とお内裏様も一緒に飾ります。




小さい頃、ひな祭りをしていた時に私が突然言ったそうです。



『これはおねぇちゃんの雛人形で、ゆあのじゃない。

 だって、おねぇちゃんが生まれた時に買った雛人形じゃん。

 ゆあの雛人形は無いんだ!!』





…覚えていませんガーン


折り紙で形を作って、中にティッシュを詰めて、


雛人形を作ったことは覚えていますひらめき電球


私が作った折り紙のしょぼい雛人形を毎年飾り、丁寧に保管してくれています。





一人暮らしを始めて何年か経った時に


京都旅行へ行った母からプレゼントを貰いました。



主婦、始めました-Image182.jpg

陶器でできた3㎝くらいのお雛様とお内裏様。


母は、私が言った「ゆあのお雛様は無い!」って言葉がずっと忘れられず


これを見つけたときに迷わずに買ってきてくれたみたいです。




雛人形は、私たち姉妹のものだって分かってはいたけど


心のどこかで「でもおねぇちゃんが生まれたときに買ったものだし…」


って思っていたのは事実なんです。


なので、自分が言った事はすっかり忘れていましたが、


このプレゼントを貰った時


すごく、ものすごく嬉しかったんですううっ...好



姉に、2番目の娘ちゃんが産まれ、初節句を迎えるとき


母は次女ちゃんにも雛人形を買ってあげてました。


それほど、気にさせてしまったんですね…ごめんなさい汗


姉の次女ちゃんが生まれたときに、


その話しを聞き、ちょっとびっくりしちゃいました汗





今でも、私の作った折り紙の雛人形を


大切に扱ってくれ、毎年ちゃんと飾ってくれる母の気持ちが


特にこの時期は、すごく身にしみます。




このお雛様は、私だけのお雛様なんですニコニコ


ぼんぼりも、オルゴールも無いけど


私にとって1番大切な雛人形なんですラブラブ




お母さん、ありがとうぽ


お母さんを選んで、お母さんの子に生まれて本当に良かったニコニコ




折り紙の雛人形、今度実家に帰ったら写真に収めてこようと思いますにひひ


見てやって下さい笑