このブログは、tommyの主観入りまくりの観劇・お茶会その他諸々趣味をひとり言として綴っておりますので、違ったお考えや意見などおありかと思いますが、その辺りは心を広くして読んで頂けるとかなり助かります。

はー…。
『Captain NEMO』のチケット争奪戦、大変だったー…。
そして月の『All for One』の先行も無事終了。
平日だけど。
もう、何なんでしょうね!?
このチケット争奪戦て本当に疲れます!

と、叫んでおりますが、今回は『ハンナのお花屋さん』『はいからさんが通る』のビジュアル公開についてと、来年花組が公演する『ポーの一族』の最新刊を買って読んでみたのでその事について。

『ハンナのお花屋さん』
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うおー!!
このみりおさん(明日海りおさん)のナチュラルな2次元っぷりは何なんだーだーだーだー…ですね。
いますよ、これ、少女漫画の中に、この人。
もちろん舞台化粧なんですから描き描きしていらっしゃるんでしょうけど、何だかナチュラルメイクに物凄く時間をかけている多くの世の女性を彷彿とさせる…。
いつもの美しさを失わずにいかにナチュラルな雰囲気を出せるか!

勝負!

みりおさんの勝ち~!!

なわけですよ。
もう、このポスター、どこにも文句を言える隙がない、言うつもりもありませんが。
髪型もパーフェクト!
ウィッグ着けているんでしょうけれど、地毛かと思うくらい自然(宝塚は紫の髪だって自然に見せますけどね)。
その姿でお花を差し出さないでくださいよ~。
買っちゃいますよ~…チケット確保できてないけど。

でもちょっとだけ不満はゆきちゃん(仙名彩世さん)が小さすぎひよざえもん びっくり
ちっさ!
ちっさいですよ!
まあ、それにも劇団側の意図があるのだと信じてますがちょっと寂しい。
でも何だか素朴な感じの少女らしいので、このサイズ感もいいのかもしれませんね~。
あの子誰!?的に(いや、ゆきちゃんてわかってますけど、イメージ的に、「あの子はどんな子?」な謎めいた感じ)。
こんなにお花に囲まれて、全く埋もれてないみりおさんに、もうtommyは無言で頷くしかありません。
ええ、カッコ良くてキレイでございます。
でもtommyにはマイティー(水美舞斗さん)が……!
あきらさん(瀬戸かずやさん)が……!
(て、ちさとちゃん(縣千くん)どうしたよ、ですね)
いーるーのーにーあせる

観に行ける予定は今のところありませんが、チケット確保できたらみりおさん…いやゆきちゃんに会いに行きます!←無駄なあがきとか抵抗と呼びますね。


それから。
『はいからさんが通る』
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一言で言って、「良い!!」です。
れーちゃん(柚香光ちゃん)の少尉、軍人ぽく髪型をカチッとしてくるかどうか、tommyはそのあたりが気になっておりまして。
キチッとしてしまうと軍服のお色とともにドイツ軍将校みたいにお堅い感じになってしまうのでは?と思っていたからです。
原作は軍人みな坊主または五分刈り、みたいな世界で金髪をなびかせていらっしゃいますからね、その雰囲気がとてもよく出ている。
お化粧も少し柔らかい感じかしら。
れーちゃんはちょっとつり目気味なので、ここは少尉の性格をくんで穏やかな目元を作っていくのが良いと思われます。
うん、れーちゃんの少尉は予想以上アップ
そしてそして、紅緒役のはなちゃん(華優希さん)!
これまた予想以上。
本公演とかではきちんと認識して観たことがないので、色々未知数ではありますが、今回の『邪馬台国~』は新公ヒロインだそうですね~。
紅緒の髪型もよく似合っているし(後々ボブになるのかしら、やっぱり)、お化粧もちょっと気の強い女学生って雰囲気がとてもよく出ていて可愛い音譜
この組み合わせはかなり期待できますね~にこっ
本公演と違って人物相関図とか出ないだろうしなあ…。
本当は人物相関図で他のキャストさんのビジュアルも見てみたいのに……。

別箱公演はまた凄くチケット難…あ、『Captain NEMO』を思い出してしまった…けれど、『はいからさんが通る』は…どうにか観に行けそう、だと思っているので、楽しみひよざえもん やったね


そして来年になりますが、『ポーの一族』。
なんと40年振りの新刊だと言うではありませんか!
絵柄がその40年の月日を経てちょっと変化しているので、ペラペラ捲りながら買うか悩んだんですが…。
お話の空気感は変わってないようでしたので買ってみましたひよざえもん やったね

『ポーの一族~春の夢~』
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やっぱりちょっと昔より耽美性が少ないかな、と思いましたが、これ、宝塚版で公演するのにちょうどいい感じのお話。
もしかしてそのための新しいお話なのでは?とtommyは思ったりしました。
元々の『ポーの一族』をやるのならゆきちゃんはメリーベルじゃないかしら、と思っているわけですが、この新作だと普通の人間の女の子が出てきて、エドガーに恋心を抱くんです。
あ、ネタバレ含みますので、未読の方はお気を付けくださいってもう遅いんじゃ、ですね汗
時代も20世紀の戦争の頃、舞台はイギリスの片田舎。
ポーの一族の確信に迫る!とかありまして、これは続きがあるのかな?それとも萩尾先生お得意の続きがありそうで次はない、みたいな事になるのかしら。
元のお話もエドガーの連れのアランが…!みたいに終わっていたような気がしますけど、新刊には何事もなかったように出ているし。
でも『ポーの一族』を読んで毎回思うのは、お話の終わりが切ない。
幸せな時間が光り輝いて眩く描かれれば描かれるほど、エドガーの孤独と永遠を生きる者の行く当てのなさに胸が締め付けられます。
エドガーは自分の本当の意思でバンパネラになったわけではないので、いつでも人間の世界を恋しく愛おしく感じ、人間の側で生活することになる(ポーの一族の住む村にいたこともありますが、何となくtommyはエドガーって人間の側にいたいんじゃないかな、と感じます)。
それは様々な危険を伴うし、愛する人を亡くすこともある。

新刊で登場する人間の少女の結末も…、とても切ない。
tommyは泣けてきました。
エドガーやアラン達は人間の世界で生活をすることが多いので、いろんな人の「思い出」の中に生きています。
あの人たちは何だったんだろう…夢だったのか、幻だったのか…まるで陽炎のような人たち…そんな思いを抱えて歳を重ねていく人間たちと時を止めた少年エドガーとアラン。
『ポーの一族』に関して語り始めると長いので…(´-ω-`)

とにかく今回の新刊は一冊でお話がまとまっていて(続きがありそうだとしても)、登場人物も個性的な人たちがたくさん!
是非またマギー(星条海斗さん)に『邪馬台国~』に続いて出演してほしい役柄もあったり。
マイティーでもいいかな…とか、娘役さんにも出番がたくさんありそうだし、とか、想像は膨らみますねぽけ~

さてさて、本当に『ポーの一族』の配役がいよいよ気になって参りました!
まだ『邪馬台国~』も観ていないけど!

あ、そう言えばこんなのも本に挟まってました~音譜
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売り時…って言葉は悪いけど…。
でもお話はとても面白いし、現在ある漫画とは本当に世界観が違うので若い方にも是非読んでみて欲しいとtommyは個人的に思ったりしてます。
今はダンジョンとか、魔法とか、吸血鬼とか、漫画やアニメ、ラノベでたくさんありますが、この時代の持つ耽美感を味わってみてはいかかでしょう?
て、tommyは決して小学館の回し者ではございません。







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