綾小路有則のスピリチュアル・レポート

スピリチュアル・レポートは、宗教、神秘学、神智学、哲学、政治、経済、科学、医療、芸術、量子力学、宇宙人情報、等々、二千冊近い文献を研究、または、各分野の専門科から得た情報を中心に製作しているレポートです。


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こんにちは。^^


今日は、ある専門家から、


「日常で使うスピリチュアル用語をスピリチュアル・レポート的に解説して頂きたい」


という依頼を受けました。


専門家から受けた依頼ですので、やや難しいレポートになるかもしれませんが、日常でよく使用する言葉を選びましたので、皆さまにとりましても、参考になると思います。


ぜひ、ご覧下さい。m(_ _)m 



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第一章「仏の定義」



日本では「人は死ぬば仏さまになる」と言いますが、もしこの言葉をお釈迦さま在世時の仏弟子に聞かせたなら、


「何を言っているのですか!(\w/;

 それでは、仏道修行の意義が、なくなってしまうじゃないですか!」



と叱られてしまうでしょう。


お釈迦さまが説いていた仏(ほとけ)という概念は、八次元以上の高級霊(如来)、或いは、人格神を超えた宇宙意識を指していました。


そして、お釈迦さまは「悉有仏性(しつう  ぶっしょう)」を解いたのですが、後世これが、


一切衆生悉有仏性(いっさい  しゅじょう  しつう  ぶっしょう)





一切衆生悉皆成仏(いっさい  しゅじょう  しっかい  じょうぶつ)


のふたつに分かれていきました。 



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一切衆生悉有仏性(いっさい  しゅじょう  しつう  ぶっしょう)



全ての生命は、根本仏から御霊分けされて生まれてきたので、魂の内に「仏性(ぶっしょう)仏になれる性質」を持っているという意味。


お釈迦さまが説いた心のマネジメントと言葉や行動の調律の修行法を毎日実践して仏性(ぶっしょう)を磨けば、仏に近づいていくことができる。


これは正しい解釈であります。



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一切衆生悉皆成仏(いっさい  しゅじょう  しっかい  じょうぶつ)



戦国時代など悲惨な時代が続いた際、大衆は修行論ではなく、他力救済を求めました。


その際に流行った教えが、一切衆生悉皆成仏説(いっさい  しゅじょう  しっかい  じょうぶつ)です。


これは、


「全ての生命には仏性(ぶっしょう)が宿っているのだから、

 死ねば誰でも仏さまになれる」



という解釈です。


これは、悲惨な死に方をする人が多い時代に、「せめて死後の世界では幸福になろうよ」という趣旨で説かれた方便といいますか、言葉はきついかもしれませんが、曲解であります。



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一切衆生悉有仏性(いっさい  しゅじょう  しつう  ぶっしょう)」と一切衆生悉皆成仏(いっさい  しゅじょう  しっかい  じょうぶつ)は、



始覚思想(しがくしそう):人間は修行によって段階的に悟っていけるという説





本覚思想(ほんがくしそう):誰もが生まれてきたときから悟っているという説


の論争に広がっていきました。


それが本格的な論戦になったのが、


「徳一(とくいつ)」「最澄(さいちょう)」「三一権実論争(さんいちごんじつろんそう)」です。


つまり、



「人間は修行によって段階的に悟り、

 何度も何度も転生輪廻を繰り返し、仏に近づいていく存在」



という思想と、


「人間は、生まれたときから悟っている存在なのだから、

 すべての人は、死ねばみな仏になれるのだ」



という思想の戦いです。


で、どちらが有利になったかと言いますと、やはり大衆は、努力精進を疎い安易に流れる傾向がありますので、「一切衆生悉皆成仏(死ねばみな仏になれる)」という説の方が広がったようです。


しかし、


「人間は修行によって段階的に悟り、

 何度も何度も転生輪廻を繰り返し、仏に近づいていく存在」



という理論の方が正しいことは、お釈迦さま自身の説法によって残されています。


お釈迦さまの十代弟子の中に目連(もくれん)という方がいらっしゃいますが、その方が在家時に、お釈迦さまに次のような質問をしているのです。



「お釈迦さまの説法は、論理的でとてもわかりやすいです。

 お弟子さんも、優秀な方が多いですから、


 皆さん、悟りが開けて仏になれるのでしょうね」




ところが、お釈迦さまは、これに対して次のように答えています。



「いいえ、私の説法を聞いても、

 全ての人が悟って仏になれるわけではありません。


 分かりやすいように、たとえ話をしましょう。


 私がコーサラ国の舎衛城(しゃえじょう)から


 マガダ国の王舎城(おうしゃじょう)への道筋を


 衆生に示したとします。


 目連よ、きみは、その話を聞いた全ての人が、


 王舎城(おうしゃじょう)へたどり着けると思いますか?」




「いいえ、たどり着ける人とつけない人がいると思います」



「そうでしょう。

 私の教えも同じです。


 私は、論理的な段階を示して教えを説くので、


 その教えを実践して悟りに至る者がおりますが、


 悟りに至れない者もいるのです」




このように、お釈迦さまは、目連との会話の中で、悟れる人と悟れない人がいることを明確に語っています。



※ 参考・用語解説「指月のたとえ」



しかし、昨今のスピリチュアル・ブームにより世間にスピリチュアル理論が普及してきましたので、



死ねばみな仏になれる


イワシの頭も信心から


お経さえ唱えていれば、幸福になれる


お経さえ唱えていれば、極楽(天国)に行ける


この壷を持っているだけで、幸福になれる


この壷を持っているだけで、天国に行ける


あなたが不幸なのは、全て先祖のせい


先祖供養さえしていれば、あなたは幸福になれる



といった、即効性をうたった御利益信仰は、間違っているのではないか?


お釈迦さまが訴えた、「物事には、原因があって、結果がある」という「縁起の法則」や、昨今ブームになっている「引き寄せの法則(波長同通の法則)」の方が、科学的にいっても、正しいのではないか?


という風潮が広がっております。


それから、日本のお坊さまには唯物論者が多いのですが、なぜそのようなおかしなことになったのかを説明しようと思ったのですが、すでに過去のレポートに掲載しておりましたので、(^^;


興味がございます方は、下記をご覧下さいますと幸いです。



参考・レポート「仏教とキリスト教」



よく使うスピリチュアル用語(2)につづく




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 HP「スピリチュアル・アート 綾小路有則の世界」はこちら。





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