以前、ある方に以下のような質問を頂いたことがあります。
ご本人に許可を頂きましたので、質問を一般的な内容に修正して、レポートを発表させて頂きます。
「私のまわりに人格障害にかかって、苦しんでいる人達がいらっしゃいます。
長いこと彼らを見てきましたが、このことが彼らに有意義な魂経験を与えているとは、
とても思えません。
長いこと彼らを見てきましたが、このことが彼らに有意義な魂経験を与えているとは、
とても思えません。
なぜ彼らは、人格障害という苦しい人生を設定して、生まれて来たのでしょう。
その意味を自分自身で知ることはできないのでしょうか…」
う~ん、(-_-;)
これは一概には答えられません。
しかし、
自己中心的、あるいは、その他の自分の精神の欠点を改善するために、天上界で守護霊や天使と相談して、あえて心身のどこかに障害を負って生まれてくる方がいるのは事実です。
その目的は、自分の身を弱い立場に置き、優しさ、勇気、智恵、忍耐、友情、慈悲の精神などを成長させることにあります。
自己中心的、あるいは、その他の自分の精神の欠点を改善するために、天上界で守護霊や天使と相談して、あえて心身のどこかに障害を負って生まれてくる方がいるのは事実です。
その目的は、自分の身を弱い立場に置き、優しさ、勇気、智恵、忍耐、友情、慈悲の精神などを成長させることにあります。
また、欠点の修正のためではなく、あえて障害を持って生まれて、それをバネにして力強い人生を生き、同病者へ「愛と勇気のメッセージ」を与える菩薩的な魂もいらっしゃいます。
それから、天上界で立てた計画にまったく関係なく、生まれた環境、教育、人間関係などの影響を受け、新たなカルマとして「精神的弱点」をつくってしまう方もいらっしゃるでしょう。
当事者が上記のどのタイプであるかを知るためには、過去を深く振り返り、ひとつひとつ丹念にチェックすることが必要です。
◎ 他人から発せられた言動に対して、どのようなときに、どのような反応をしていたか
◎ いつから、このような傾向が出始めたのか
◎ 子どもの頃からそうであったのか
◎ ある事件をきっかっけに心が変化していったのか
◎ 家庭環境の影響から、徐々にそうなっていったのか
◎ 対人関係から、そうなっていったたのか
◎ 今出ている症状や状況から、悪い結果しか生まれていないのか
◎ 「この不幸から教訓をつかみ取りなさい」という、神仏からのメッセージを感じないか
◎ それを感じていたのにも関わらず、現状から逃げてしまったことはないか
◎ 何かをつかみとり、徐々に成長している面もあるのではないのか
◎ この経験から、人様に対して助言をできる、智恵や度量が培われていないか
…等々、深く点検し、悪いところがあったら、どうすれば、これを修正できるのか。
過去、うまくいった経験があるとしたら、それはどのようなときに、どのように対処したら良い結果を生んでいたのか。
何か教訓をつかんでいるとしたら、今後それを自分の人生にどのように生かしていけば、人生を終えて帰天した際に、
「厳しい人生だったけれど、色々チャレンジして、私の精神は大きく成長できたぞ!
たくさんの方に愛と勇気のメッセージを与えることができたぞ!
『人生は一冊の問題集』という言葉を信じて頑張って、本当によかったなあ…」
と思えるようになるのではないだろうか。
こういうことを深く考え、常にその都度何らかの教訓を見つけだし、それを善転させる、このような習慣をつけていくことが大切です。
もしこれを習慣にすることに成功すれば、10年もすると、ものすごい蓄積になってきます。
◎ 蓄積効果
あるいは、
◎ 累積効果
というものがあります。
東大などの一流の大学を卒業して、一流の企業に入社しても、その後どんどん頭が悪くなっていく方が、意外と多い事実があることをご存知でしょうか。
その人たちは、勝ち取った地位に甘えてしまい、その後努力をしなくなってしまうため、徐々に頭脳が退化してしまうのです。
ところが、社会に出てからもずっと一流の仕事をこなせる人は、寸暇を惜しまず勉強をしています。
一流の仕事をこなしていくためには、年間千冊程度の良書を読破することが必要です。
一流の知識人になりますと、年間数千册の読書をしている方もいらっしゃるそうです。
考えてみて下さい。
小学生であっても、1年生と6年生では、知識において大きな差があります。
たった6年間で、認識力に大きな差がついてしまうのです。
でしたら、たとえ卒業時には、一流大学と三流大学の差があったとしても、その後10年以上に渡って、毎日良書を読んで勉強している人といない人では、知識量に雲泥の差が出てくるのは明らかでしょう。
これが、長年の努力がつくる、「累積効果」のなせる業です。
「たとえ何が起きようとも、それを全て、精神成長のための 糧(かて)にしよう」
と思い、努力することを習慣化できた方は無敵です。
まさにそれこそが、幸福で自由自在な「天国」から、わざわざ不幸で不自由な「この世」に生まれてくることの意義であるからです。
全ての事件が、魂の進化のための糧(かて)となるために起こり、
「諸行は無常である」
お釈迦さまは、そうおっしゃいました。
それは、
「この世は、天国では学べない精神を学ぶ 修行場 である。
それゆえ、この世には、永遠なるものが存在しないのだ」
ということを示しています。
上記の事実をもし心の底から信じられるなら、勇気と希望が湧いてくるでしょう。
10年の時が過ぎ去り、ふと自分の性格を見つめたときに
「ああ、こんなに自分は強くなっていたのか…」
と、涙が止まらなくなるほどの高揚感を感じられるときが、きっと来るでしょう。
その日が来ることを信じて、私も時には、
「死んじゃった方が楽だって気持ちもわかるなぁ…」
と思えるような、きついときにも頑張っています。
「人生は一冊の問題集」という言葉を信じて、力一杯生ききって、
「辛かったけど、ほんと、頑張ってよかったよね!(;_;)」
と、帰天後「魂の兄弟(グループ・ソウル)」たちと、涙を流して抱き合えるような人生を送りたいものです。
合掌…。(_ 人 _)
合掌…。(_ 人 _)
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