ここのところ、ひどい風邪にかかってしまったらしく、4~5日ほどダウンしておりました。
( ̄тт ̄) ズルル…
今流行っている風邪(インフルエンザ?)は、かなり悪質らしいので、皆さんもうつらないよう、お気をつけ下さい。
やはり、極端に体力が落ちたり、ストレスが重なったりすると、心の方にも大きな影響が出て来ますね。
こういう時は、普段なら軽く流してしまえる心配事も、針小棒大に考えてしまうようです。
「心身共に弱っているから、
こんなマイナス的なイメージが湧くんだ」
そう思って、自分を勇気づけたり、反省をしたり、
「元気をくださぁ~い! (ToT)」
とお祈りをしていたら、だいぶ心にゆとりが出てきました。
風邪の方は、病院にきちんと行って、物心両面で治療しないとだめですが、心の方の虚脱感は、
「心身共に弱っている時は、マイナス的なイメージが湧きやすい」
という知識を知っているだけでも、かなり勇気の源泉になりました。
「そういうマイナス的な法則があるのなら、
意図的に積極的なことを考えて、
マイナスイメージを吹き飛ばしてしまおう!」
ということで、脳裏に浮かんだ考えを
「元気なときには、こんな悲観的な考え方はしないぞ!
だから、今頭に浮かんでいる考えは元気が出るまで無視して、
病が回復したら、改めて考えてみよう!!」
と保留しました。
また、
「自分は『ひとりじゃない』という絵本の作者じゃないか。
何を孤独感に負けているんだ!
絵本に書いている通り、こんなに落ち込んでいるときほど、
『がんばれ~、君はひとりじゃないぞ~!』
って、天使たちが応援してくれているんじゃないか!」
と思い至り、
「頑張るから、
こんなことでギブアップしてしまうことのないよう
元気を下さい!」
とお祈りをしていました。
すると段々ですが、体がぽかぽかと暖かくなってきました。
そして、マイナスイメージを払拭する為のプラス的なイメージや言葉が、脳裏にたくさん浮かんで来ました。
直接天使の姿を見たり、直接守護霊と話をすることはできなくとも、常に子どものような純粋な心を持ち、お祈りしていると、インスピレーションが降りて来たり、体が暖かくなるという現象は、誰でも経験することができるといわれています。
私は改めて、
「ああ、やっぱり、これは本当のことなんだなあ」
と実感致しました。
まだ完全に風邪が治ったわけではありませんので、少々頭がぼぉ~~としているのですが、頑張ってレポートを書いてみようと思います。
読まれた方が、元気が出るような日記になればいいのですが…(^^;
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★心の傷を超えて…
学生の頃、対人関係のトラブルに巻き込まれて、人が信じられなく…
というより、人が恐くてしょうがない、いわゆる対人恐怖症、さらに鬱病になってしまったことがあります。
立ち直るのに10年くらい、かかったでしょうか。
最初は、
「負けてたまるか!」
って、プライドと意地だけで頑張り通してきたのですが、それだと毎日が辛くて大変でした。
人一倍プライドが高かったので、他人に悩んでいることを気づかれるのが嫌で、必死に笑顔で隠してました。
家に帰ると緊張の糸が切れて、洗面所でゲーゲー吐いていたのを覚えています。
それでも、色々な心のコントロール法の本を読みあさったり、友人に支えて頂いたりして、少しずつですが、心の傷は癒えていきました。
しかし、対人恐怖症は、完全には直りませんでした。
「人を信じたい。
仲良くなりたい。
安らかな気持ちになりたい」
って、ずっと悩んで頑張ってはいるのですが、子供の頃のように自然に人と触れあえない…
どうして、こんな自分になってしまったんだろう… (´ヘ`;
悩みはじめて7~8年が過ぎた頃でしょうか、色々な書籍を読んでいて、次のことに気がつきました。
◎自分のことを理解して欲しい。だから、人に対して臆病になっている 。
◎自分のことを愛してほしい。だから、人に優しくしている。
◎自分のことをよく見てほしい。だから、絶対に弱味を見せられない。
◎自分のことを嫌わないでほしい。だから、本心を見せることができない。
結局、10年近く、
「人を愛そう、仲良くなろう、人を信じよう」
と思っているつもりだったのですが、傷ついた心を癒したいために、心の一番深いところではいつも、
「それは、自分が愛されたいから」
という気持ちが、べったりと 張りついていることに気がついたのです。
「そうか…
好かれたいっていう気持ちが心の奥に居座っているから、
他人に対しての 恐怖心が拭いされないんだ。
死んだ気になって、この一番捨てたくない思いを捨ててみよう」
本気で、そう、決心しました。
悩みはじめて1~2年の頃でしたら、たとえ上記のことに気づいたとしても、これを決行してみようという気にはならなかったと思います。
しかし実際に行動してみることができたのは、
「もう失うものはなにもないや!(ToT) 」
って、思えるほどまでに、追い詰められていたからだと思います。
驚くことに、あれほど長い間つきまとっていた他人への恐怖心が、
「好かれたい! 嫌われたくない!」
という気持ちを捨てさって、少しぎこちなくても、人を積極的に愛してみようと行動したときから、嘘みたいにはがれ落ちていきました。
そして世界が、180度違って見えてくるようになりました。
自分のことを悪く言っていると思っていた人の台詞が、「好かれたい」という気持ちがなくなったとたんに、
「この人、別にぼくのことを悪く言っているわけじゃないんだ。
ぼくが勝手に、この人の言葉や視線を
悪い方に悪い方に解釈していただけなんだ」
こんな風に、全ての感じ方が変わってきたのです。
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以上、私事の症例で僭越であります。
でも、色々真剣に行動してきまして、私なりに次のようなことを感じました。
人が信じられなくなるほど傷ついているときは、自分だけは、人をだましたり、傷つけたりしないよう、誠実に生きることを努力し続けよう。
どんなときでも誠実さを捨てて来なかった、「自分」という人間は、とりあえず信用できるようになります。
「人間、捨てたもんじゃないな~♩(^^)」
って、思えてきます。
ある程度、自分の心が癒されてきたら、次に先程の「愛されたいと思う自分」を捨てて見るのです。
もし、これがある程度できたら、本当に人生観が変わってきます。
身も心も軽くなり、今までの自分は、何だったんだろうって思えてしまうほどです。
これは、抽象的に言っているのではありません。
重くてだるかった自分の体が、本当に軽くなってしまったのです。(実は、これは、今まで憑依していた悪霊が、はがれていくときに感じる、典型的な肌感覚なのです。)
ずいぶん長い時間がかかりましたが、いつからか心の傷は、ほとんど見えなくなっていました。
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と、ここまでは、いい話しなんですが…
実はまだ、大層なことは言えないんです。(^^;
人間、「のどもと過ぎれば熱さ忘れる」って言いますが、当時は必死だったから捨て去ることができた、「人に嫌われたくない」という気持ちが、ある程度楽になってきますと、またまた、見えかくれしてきます。(今経験している病や心労も、同じような思いから来ているのかもしれません。)
人間、一大決心をすれば、大きな困難でも意外とクリアしてしまえるものですが、それを維持し続けるのは、もっと難しいようです。
人生は一冊の問題集。
やはり、「心のコントロール」は、万人の一生の課題ですね。
しかし、それでも、当時とは比べ物にならないほど、心が柔らかくなっていることだけは、自信を持てるようになりました。
だから、今は次のようにして自分に活を入れています。
自分のことを嫌っている人や、悪く言う人がいたら、辛い気持ちを努力して おさえて、その人に優しい言葉をかけてみたり、こちらから挨拶してみたり、色々なことをしてみます。
それができると、不思議なことに、また心が軽くなるのです。
まったく、心の動きというのは不思議なものです。
でも、対人関係に悩むことの大きな理由のひとつに、人から愛されたいという 気持ちがあるということが少しでも腑に落ちただけでも、私にとっては、大きな前進であったように思います。
やはり、少しづつではありますが、成長している自分を確認できると、生きている張り合いがでてきますからね!
合掌…。(_ 人 _)
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