気になる!あの赤いハコ ★AED★
モータースポーツの応急処置 第2弾を書く前に‥
気になるあの赤いハコ‥AED(対外式自動除細動器)。
病院、空港、ショッピングモール、公民館、駅、ガソスタ‥などなど。
こんな赤い箱。
見たことありますよね~
大抵、説明文が側に書いてある‥
この赤いハコについて、前から思っていたことが、3つくらいあります。
①説明が、わかりずらい!
②AEDが増えても、使い方を皆、知らなくない
③「助かったかもしれない」はダメだ
じゃ、行ってみます。
①説明がわかりづらい!
カンタンに使うために出来た道具なので‥
簡単に言えばこれだけ。
「ハコを開けて、スイッチオン」
ハコ開ける→スイッチ(大抵マークか、緑のボタン)オン→機械がしゃべる(日本語)通りにする だけ!!
胸に、パッドっていう電気を通すシールを貼るんですが、絵が描いてあります。
カンタン。カエルもびっくりだ(笑)
ただ、こう言いながらも、
心臓マッサージと人工呼吸 と組み合わせないと、上手く使えない
使う際の注意を知らないと、上手く使えない
のは事実。
講習を受けることが、強く勧められています。
特に受けた方が良いのは、心臓病の家族をお持ちの方、危険を伴うスポーツをする方。
(最後にリンク載せました)
せめて、AEDの上とかに貼ってある「説明」。
恋人でも待つ間、駅で今度読んでください♪(笑)
で、恋人にも解説してあげてね。(あなたの命の恩人になるかも‥?)
②AED自体は増えてる。使いかたを知るチャンスが増えてない!
これを危惧してます。
動いているのを見たことがないもの、使えます?
試乗しないでバイク、買えます?
今日は、だからAEDの作動ムービー①(日本光電 )、作動ムービー ②(フィリップス社)だけ、リンク等載せます。
ちなみに‥
効く状態は、心室細動っていう不整脈です。
これは、まあイメージとしては心臓のあちこちが勝手にブルブル痙攣している状態。
心臓の止まる寸前に、よく見られる状態です。
やがてエネルギーを使い果たして「静止」してしまってからでは、効きません。
多いのは、心筋梗塞や、もともと不整脈のある人から起こる場合。
でも、モータースポーツ等で胸を強く打った後にも生じます!
だから、知ってほしいです。
日本赤十字のトレーニング↑
③「助かったかもしれない」
「家族が突然倒れたけど、蘇生のやりかたがわからず、119番はしたが、黙って見ていた」
よくある状況です。
蘇生開始が1分遅れると、10%ずつ救命率は減ってゆきます。
1分後なら90%助かるのに‥5分後だと50%、しかも脳に対するダメージが大きいです。
”もし、第一発見者(家族が多いです)が対応していたら、助かったかもしれない”
こんな事は、残されたご家族には、私は口が裂けても言いません。
でも‥時に思ってしまいます。
AEDが普及して、
愛知万博(救助者:一般の方)や、先週?の5才の女の子の救命成功例‥
「防げる死がある」
もっと知ってほしいです。
防げたら、その人たちにも、自分と同じように続く人生があるはず。
ふう。語ると疲れますな(笑)
あ、私に何かあったら‥マウスツーマウスしたい程美人じゃないけどさー‥ひとつたのむよ~
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