土曜から日曜にかけての大雪
参りました
日曜は師匠宅での初釜が予定されていたので
土曜のうちからタイヤチェーンを準備&装着
が、日曜に起きてみると
予想以上に雪は積もり
駐車場から車を出せない状態
ツレあい「こんなんじゃ中止だろ~」
ayan「う~ん、誰も来れんよね~、まだ降っとるし」
ただいまの時刻、朝の5時前
とりあえず師匠宅のお嫁さんMちゃんに
「予定通りかな?見たら連絡ちょうだいね」とLINE
しばらくするとお返事があり
M「『遅れてもイイで来て~』っと(師匠が)言っとる」
a「マジ?車が駐車場から出せんけど・・・まだ降っとるし」
M「だよね~」
a「とりあえず顔は作ってあるで、着物着るだけだけど、ちょっと様子見るわ」
と、このとき5時48分
しばらくして
夜が空け、すっかり温まったお部屋で
まったりモードのワタシ
そこへMちゃんから
「N山さんとMちゃんきました(笑)」
マジで・・・
師匠宅はN市で
実家からは車で2~3分、徒歩圏内
なので実家に住んでいれば
「行く」「行かない」の選択の余地などなかっただろう
しかし、今の住まいは隣のA市で
車で4~50分
こんな大雪ではいくらチェーンをつけたとしても
1時間以上は軽くかかるだろう
へたをすればかなりの渋滞に巻き込まれる可能性も十分にありうる
そう、ワタシはこの「遠いから」を言い訳に
今日は欠席できないだろうか・・・と心の奥底で考えていた
ところが
すでに到着したという、前出のN山ねぇさんとMちゃん
このお二人
ワタシより遠いO市とT市
よりによって、このお二人が来たとなると
ワタシの「遠いから」という言い訳は通用しない
と、いうことでMちゃんに
a「じゃ、行く方向で・・・」
ツレあいに
「N山さんO市から来ただって」というと
ツレあい「すげぁな。どうするだ?行くなら車出せるように雪かきしてしてくるぞ、オレが乗せてってやるわ」
a「ホントにーーーっ?じゃあ着物着るか」
ツ「おぅ、車温めて待っとるで早よ着替えろ」
そんなこんなで雪の中出発
1時間以上かけ到着すると
ちょうど炭点前が終わり濃茶の席が始まるところ
お客様もいらっしゃる
N山ねぇさんに「何時ころ出てきたんですか?」と聞くと
N「6時45分」
a「スタットレス?送ってもらったんですか?」
N「違うよ~、ふつうのタイヤで自分で来ただよ~」
N山ねぇさんage60オーバー
すごい根性である
N山ねぇさんの他にも
同じ年代でT山ねぇさんとK堀ねぇさんのお二人がいらっしゃるのだが
このお二人は、雪の降りしきる中
着物に長靴で歩いて来られたとの事
T山ねぇさん「私なんかね、車避けようとしたら転んじゃってね」
a「えっ・・・・・・・」
このねぇさん方御三人には
「欠席」という選択肢などなく
ちゃんと予定時間に到着し
いつもと何ら変わりなく始められたの事
いつも見習うべきところが多く
つねに尊敬の念を抱いている私だが
あらためて、スゴさを実感するとともに
あわよくば「休んでしまえ」と思った自分に恥じ入るワタシであった