タケちゃんマンと工場長 | ayanの心も体もデトックス

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愛知県西尾市「アヤンセラピーサロン」より・・「美と健康と癒し」をテーマにおき、
きもちEリンパマッサージとリラックスエステなどをご提供しております。
お肌の手入れと体型の維持に必死なワタクシですが、
興味のある皆サマ!一緒にがんばりましょー。

なんのこっちゃとお思いでしょうが




タケちゃんマンとは実家の父の事で




工場長は、同じく実家の母の事である




この2人、来年めでたく「金婚式」をお迎えになるわけだが





ここにきて




なんとなく不穏な空気が流れている微妙




超マジメで頑固なタケちゃんマンは




以前、このブログでも紹介したが




大の酒好きワインビール焼酎酒日本酒




酔っ払っているときは、口も達者でご機嫌さま酔っぱらい




反対に、シラフのときは




いつもムスっとして、常に威圧感をかもし出し




はっきり言って「感じの悪いおじいさん」である





真逆と言ってもおかしくないくらい





母は明るく、元気で社交的





なぜこの2人が結ばれたか(しかも恋愛恋








今更ながらナゾである







ワタシが実家を出て約4年






結婚以来、初の2人きりの生活となった両親






少々心配ではあったが






なんだかんだ言いながら日々過ごしている







1週間ほど前のことである






タケちゃんマンの健康診断の結果に







「要再検査」項目があったため







工場長と一緒に病院へ検査日程を予約しに行った








先生と日程を決めた後







タケちゃんマンがおもむろに





「先生実は・・・・」と






再検査に引っかかった場所以外の不調を訴えだした







寝耳に水の工場長は?




「おとーさんっ!何だんっ!なんで黙っとただん怒り







先生「お、奥さん、知らなかったんですか・・?」






「はい、ウチは2年前から家庭内別居ですので」






と、いらんことを話し出した工場長






家庭内別居というのは大げさで






ただ単に、寝室が別になっただけの事である






結婚して以来





1つの布団でずーっと一緒に寝ていたお二人だが
(それはそれでスゴイと思うが・・・)





47年目にして





突然、タケちゃんマンが別の部屋で寝るようになった






夏だったらしく「暑いから」という理由






うなずける





ところが、冬になっても戻って来ず





それ以来、工場長は





「ウチはとうとう家庭内別居になった」と言い出した






時々ワタシにボヤくので






「てか、一緒の布団て寝にくいじゃん。一人のがよくない?」というと






「おとーさんがおらんと寒いもんっ!」







「え”っ?そんな理由・・マジ・・・?湯たんぽかよ(ayan心のつぶやき)」







昨晩、実家へ行き夕飯を食べながら







その病院での話しのくだりを聞き






さすがにワタシもタケちゃんマンにはホトホト呆れ






「おとーさん、もう年なんだでどっか悪いところがあったらちゃんとおかーさんに言わんとあかんよ」と、かる~くジャブを入れてみたパンダパンチ




すると





いつもだったら、おもしろくない顔をして無視するか






持論を展開して攻撃してくるかのどちらかなのだが





なんと







「うん、うん」とうなずくタケちゃんマン






犬??




一瞬、拍子抜けしたが、コレはチャンスかも!と思い






「おかーさんの言うこともちゃんと聞かんといかんよ」





と、今度は右アッパー勝者






すると、負けじと工場長参戦






「おとーさん、もう一緒に寝てくれんしワタシに愛が無いんだわ!」と左ストレートボクシング






ここまで言われたら黙っていられないタケちゃんマン






「おかーさん、イビキがうるさいんだわ!寝言もスゴイし!そのたびに起こされるで眠りが浅くてしょーがない!ジャブ






ayan「だったらちゃんと、そーやって話せばいいじゃん」






タケ「そんなこと言って治るもんじゃないし、なんか言えば『プイっ』て怒るし」





たしかに・・






工場長は、ちょっと痛いところをつかれるとすぐにスネるところがある






案の定、タケちゃんマンの逆襲に半べそをかきながら






「私はこんなに愛しとるのに・・・ほろり





ayan「え”っ・・・・・・





タケ「そんなんオレだって同じだわ」






ayan「え”----っ!ひゃ~・・・






思わぬ展開に、一時休戦





ayan「まぁ、でも別居?の理由は分かったんだし、おとーさんもこれからはちゃんと言ってよ。言わないと分からんこともあるだでね。」






タケ「うん・・・」






ayan「おかーさんもだよ」






工場長「ふふ・・」





タケちゃんマンの気持ちが分かって安心したのか、満足気の工場長満足






そそくさとキッチンへ立っていった






「んじゃ、ワタシ帰るわ。まぁ、仲良くやってよ」




と、タケちゃんマンに言うと




「仲良くやっとるよ」とのお返事






「そ、そーですか^-^;ほいじゃねsei





顔面崩壊のデッドマッチになることなく分かり合え





ホっと一安心ほっ







一年後、二人が元気に「金婚式」を迎えられることを願うばかりである