昨夜、従姉妹のお姉ちゃんと連絡がつきました。


お姉ちゃんは茨城でひとり暮らしをしているんだけど、
福島の実家のこともあるし、仙台の妹のこともあるし、

何より茨城はまだまだよく揺れが起こっているし。


心配でした。


ただ、お姉ちゃんとはケンカ別れをしていて。

2年近く連絡とっていませんでした。


だから、心配ではあるけれど、中々電話できず。

結局つながらなかった電話でもドキドキしながらかけたり。


私の父経由で無事だということを聞いていたので、よかったと思ってはいました。


でも昨日、ふと電話してみたところ、
折り返しではあったものの、つながり、話せました。


電話に出た途端、ありがとうと言われました。

私なんにもしていないのに。


お姉ちゃんは地震があった時、出張で長野にいたようで、
身動きが取れず長野の駅で一晩過ごしたそう。

次の日、東京まで出られたものの、茨城まで電車がなく、
東京のホテルで一泊。

電話した昨日は丁度東京にいる知り合いの家に居させてもらい、
食事をし話を聞いてもらい、少し落ち着いたという時でした。

茨城はよく揺れが起こっているし、電気も水もガスもダメなようです。

なのでどちらにしろ当分帰れません。


どんなに心細いことでしょう。

実家ともメールはできるものの、連絡はままならないので様子もわからず。
ニュースでは原発の恐怖を延々と流し、
自宅にも帰れず。


家に来てと言いました。


身の安全は確かにそのお宅にお世話になる方がいいと思います。

でも家の方がお姉ちゃんにとって心の安心になると思いました。


それに気づいた時、もっと早く電話していれば、と悔やむ気持ちがありました。


昨日はとりあえず1日休ませてもらって、
明日私のところへとお姉ちゃんも思ってくれたのですが、
今日になって電車が止まっていて、私自身職場にも行けず。

お姉ちゃんと話したところ、今はまだ様子を見て、
ただ移動するもの怖い、ということもあり、今日は会えませんでした。

家は小田急を使うのですが、
渋谷まで出られれば別ルートで来られる方法もあるということがわかり、
方法があるだけでも少し安心です。

でもこの状況で、お姉ちゃんの状況で移動するには大変なパワーが必要ですよね。


こんな状況、ひとりでいてもあまり寂しさを感じない私でも、
心細いです。

幸い、地震のあった当日は、
苦しい状態ではあったけれど、1番一緒にいてほしい人に一緒に居てもらえました。

それがどんなに有難かったことか。


身の安全はとても大事。

だけど身の安全は保証されていないからこそ、心が安心できることが大事だと思う今。


おばぁちゃん、お姉ちゃん、そして今日やっとやっと電話がつながった福島のおば。

みんなにありがとう、ありがとうと何度も何度も言われました。


ただ電話しただけなのに。


それだけでも私にできることがあったんだ。

今、自分自身を立て直すことでいっぱいいっぱいで何にもできない、
余裕もない私には、
些細なこと、電話するくらいしかできない。


私自身、今は心細くて仕方がない。

それでもよかった。

勇気出して電話してよかった。