コーヒー風味の生地でシナモンシュガーを巻いた、コーヒーシナモンロールを作りました。


生地に柔らかさを出す為に、水分は卵黄と牛乳に、元種の水分以外に水も加えています。

 

 

【材料(6個分)】

(生地)
国産強力粉(はるゆたかブレンド) 130g

国産薄力粉(ドルチェ)40g
元種 60g
卵黄 1個+牛乳 合わせて70g 

水  30g    (粉:水分   200:130   65%)
きび砂糖 22g(11%)
天然塩 3.4g(1.7%)

 

無塩バター 30g(15%)

インスタントコーヒー 大さじ2/3

 

お好みでホワイトチョコチップ 60g前後(生地がこねあがった後に全体に混ぜる)

 

 

(フィリング)

きび砂糖 大さじ1と1/2

シナモンパウダー 適量

 

 

(仕上げ)

粗製糖  適量(焼く前)

溶かしバター 20g(焼いた後)

 

 

 

同じ生地でも、乾燥する冬場は68%くらいまで水分量を増やして焼いています。

 

 

 

 

 

 

 

【つくり方】

生地の無塩バター以外の材料を合わせてこねます。

生地が均一になって、繋がったような感じになったら無塩バターを加えます。

 

生地が滑らかに薄く伸びるようになるまで捏ねます。

 

 

 

 

(一次発酵)

生地をきれいに丸めてボウルにラップをして、2~3倍の大きさになるまで一次発酵します。


レーズン酵母を使ったパンの一次発酵時間の目安は、夏場で6時間から8時間真冬で12時間前後です。



一次発酵後

 

 

 一次発酵の見極めは、

膨らんだ生地に粉をつけた指をさして、穴がそのままになって少しだけ縮みながら戻る感じになれば一次発酵が完了しています。

 

 

(ベンチタイム)


打ち粉をした台に生地を出してガス抜きし、綺麗に丸め直して、乾燥しないようにラップや固く絞った濡れ布巾を被せて20分ベンチタイムをとります。

 

 

 (成形)

 

ベンチタイム後に
生地を広げて、シナモンシュガーを均一に乗せます。

 

 

端から巻いてしっかり摘んで綴じます。

 

 

 (二次発酵)

 

均一に6等分してオーブンシートに並べ、

生地が乾燥しないように霧吹きをかけて、

オーブンの庫内など風の当たらない場所で1.5倍から2倍の大きさになるまで二次発酵します。

 

 

二次発酵後

 

 

 

二次発酵の時間の目安は、生地に含まれるお砂糖の量や時期にもよりますが100分前後です。

 
粗製糖を振りかけて、
180度に予熱したオーブンで18分焼きました。
 
 
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焼成後に、溶かしバターをハケで塗って染み込ませて、
お好みでアイシングやナッツをトッピングします。
 
 
今回は混ぜていませんが、
生地にホワイトチョコチップを混ぜたらミルク感が増して美味しいと思いました。
 
シナモンロールは、
シナモンシュガーを巻く時に溶かしバターを生地に塗るレシピもあるのですが、
 
一個一個をカップに入れて焼くのでなく、
今回のように一個一個が少し離れた状態でまとめて焼くシナモンロールの場合は、
バターを塗ってから焼くと焼いている時にバターが溶け出てしまうので、
焼成後に溶かしバターを染み込ませた方が美味しく出来上がります。
 
 
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