今日は病気のお話。(笑)



「茎状突起過長症」けいじょうとっきかちょうしょう


…聞いたことありますか???





そもそも「茎状突起」てドコドコ?!って感じやと思うので、拾ってきた画像で説明を少し。



photo:01


側頭骨茎状突起(そくとうこつけいじょうとっき、temporal styloid process)は、ヒトの側頭骨にある尖状の突起のことで、耳の直下に位置する。
Wikipediaより引用。



これでも「???」ですよね~ぇ。(笑)


photo:02

↑この赤丸のとこです。



こんなとこに骨あったことすら知らんかったし!!!!!(笑)




そこが伸びることを「茎状突起過長症」と言うそうです。

それがどうしたかって…?


うちの父がそんなことになりまして、先日その骨をぶった切ってきました。




数ヶ月前から耳の痛みを訴えはじめ、近所の耳鼻科に行くと「中耳炎」との診断。

薬をもらい様子を視るも一向に良くならずもう一度行くと「外耳道炎」と診断され『加齢によるものです』の言葉に、心も身体も見た目も若いつもりな父は若干ショックうけてました[みんな:01](笑)


それより
加齢にしろ何にしろ症状がやっっぱり治まらず、顎関節症か三叉神経痛かもしれんから耳鼻咽喉科も口腔外科もある大きな病院を受診することを勧めたらやっと重い腰をあげた父。


そら痛みでご飯も食べられずにどんどん痩せていくんやから…只事ではないと本人も感じたのであろうDASH!





口腔外科での検査の末やっとわかった「茎状突起過長症」でした。



おさらいします。
茎状突起はこれです↓
photo:03




普通の人はだいたい2センチぐらいらしいです。



父のCT画像見てビックリ!!!!
photo:04


こーーーーーーんなに長い!!

担当医の先生もビックリされてました。





しかし、
驚くのはまだまだ。



これも実は茎状突起↓
photo:05




長っ!!!!!!
ってか、ふっとーーー!!!!!!


舌骨とくっついているそうです。(笑)
でも舌骨とくっついてはいけない骨なので、関節の様なモノができているそうです。


どこ進化しとんねん!!!!!(笑)




口腔外科部長の先生が
「教科書でも見たことない!!!!!」と私たちにわかりやすく、いかにこれが大きいモノなのか詳しく説明してくれました。



もう一度見比べて見てください。(笑)
photo:06





とりあえず、今回の手術は痛みの出ている左側だけでしたが(太い方)あまりにも太いため首をザックリ切って(口外法)の手術となりました。






一応、モノクロにしたけど、
見たくない人は見ないでね~。







切った一部分の骨です。






photo:07






私はこれ見てすかさず
骨つきカルビを思い出した。(笑)




先生がビックリするぐらいの骨を成長させた父よ。


あなたはすごい!!!!(笑)




大手術だったのに…
首ザックリいかれてんのに…
痛がりもせず、退院してすぐ祝杯あげたところもさすがです。(笑)←先生のお許し出てますよもちろん♪




さすが無敵。(笑)



首ザックリいかれてんのに…(笑)