産業カウンセラーあや相談室/気の向くままにGoing my way♪

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あくまでも読み物としてご覧ください。

どうして「NO」が言えないのでしょう?

 

NOと言ったら怒られた!叩かれた!無視された!泣かれた!揉めた!という過去の経験がトラウマになっている人が多いです。


NOと言うと、相手を拒んだことになるんじゃないか?NOと言うと、相手から拒まれてしまうんじゃないか?という恐れがあるからです。

 

でも、NOが言えないということは、YESも言えていないことを意味します。

本当は嫌なのにNOが言えず、いつも相手に合わせてYESと言っているわけですから、自分は何が好きで何が嫌いか、何がしたくて何がしたくないかが分からなくなります。

いつも「いいよ」しか言わない人は、軽く見られたり、都合の良い人として扱われがちです。

 

他の人のためならNOが言えますが、自分のことになるとNOが言えなくなるというAさん。

Aさんはよく「面倒くさい」と言います。
自分のことになると面倒くさいのだそうです。


面倒くさいとは、人とぶつかりたくないということです。

他人と衝突したくないから、自分の望みや意見を主張することを避けるのです。

 

でも、それではいつまで経っても自分の存在意義を見いだせません。

この状況は虚しさだけでなく、怒りも生み出しますメラメラ

やがて、人とぶつかりたくないがためにし続けた我慢(怒り)が限界に達し、過食という形で爆発しますドンッ

 

じゃぁ、どうしたらいいか。

本当のYES:「私はこれができます」「これが好きです」「これが得意です」「これがしたいです」「これがほしいです」

本当のNO:「私はこれはできません」「これが嫌いです」「これが苦手です」「これはしたくないです」「これは要らないです」を言えるようになるしかありません。

 

もちろんいきなりは無理ですよね。

まずは、言っても大丈夫そうな相手を見つけましょう。

 

Aさんは、私には本当のYESとNOが言えるようになりました。

その表現の仕方も上手になってきました合格

自分が本当はしたいこと、本当はしたくないことも分かってきたため、本当のYESやNOを言えそうな相手、言いたい相手、言えない相手、言いたくない相手も分かってきましたひらめき電球

 

次は、言っても大丈夫そうなお友達で練習し、より自信をつけていくことが目標ですグッド!