以前にも

少しブログに書いたけれど


2歳頃の私は

父の実家に大勢で暮らしていて

大きな家の2階の奥の部屋にいる

不思議な人を

父の兄と聞かされていた。


伯父は祖父から

他の人がいる時は部屋から出るな

と言われてて


ご飯は2階へ登る階段の途中に 

丼におかずをのせたものがおかれ、


小児麻痺で不自由な体の伯父は

這って歩くことしか出来ず

手も上手く使えないから


階段に置かれたどんぶり飯を持っていくのも一苦労。


言葉も言葉にならず

奇妙な音と麻痺してる手で話す。



私が生まれた時には

既に家にいたので


私は不思議な人と思うけど

怖いという感覚は無かった。


今、読んでいる本。


伯父に重なる。


昭和54年まで

教育を受ける権利を奪われてた

重度重複障害者。


当時30代の伯父。

時代がもう少し進んでいれば

伯父も教育を受ける事が出来

人間らしい生活を出来たのではないかと思うと


心が張り裂けそう。




続く。



いつもありがとうクローバー