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「最近しょっちゅう空港へ行ってる」
「一週間連続で送別会」
「引っ越し作業、夫が何もやらない」


そんな声が聞こえてくるこの時期


3月は別れの季節…
島には赴任で来る転勤族が多いので、どうしてもお別れがやって来る。



6年間という、長いようで短い、でも濃密な時期を過ごした私たちの八丈島での暮らしが、実は、終わろうとしています。明日離島します。


この数ヶ月は、残りの日数を数えながら噛みしめるように生活していました。



特に今月は、カレンダーがびっしりになるほど、色んな方に送別会をしていただきました。


悔いのないように過ごしてきたので、大好きな人たちに感謝の気持ちも伝えられたと思います。
(私が送別会で涙して、場を湿っぽい空気にさせたことも何度かあったけど…)




そんな日々を過ごす中、毎日、引っ越しの梱包作業に追われていました。
(妊娠9ヶ月の引っ越しは、マジでやるもんじゃないです。ハァハァハァ言いっぱなし、産まれちゃうんじゃないかと思うことが何度か…)


昨日、夫は仕事納め、娘も最後の保育園登園。私は、朝から引っ越し作業のラストスパート、午後にはやっと大型の家具を運び出し、家がほぼ空っぽになりました。



気づくと夕方。慌てて娘を保育園に迎えに行くと、お別れ会をしていただいたようで、「みんなからもらったのー!」とプレゼントを抱えた娘がニコニコしている。



3年間通った保育園。
色々な思いがこみ上げ、泣かないように堪えるので必死。優しく声をかけてくださる先生方に挨拶をして園を出る。



娘の保育園は元小学校の跡地なので、保育園を出ると広ーい広い校庭が広がっている。お迎えに行ってもそこでまた皆が遊ぶので親たちは立ち話をしている。



園を出て、嬉しそうに友達と校庭に駆け出して行く娘の姿を見て、もうこの光景を見るのも最後なのか…
堪えていた涙が止まらなくなってしまいました。



ありがとう
ありがとう


私たちを島に呼んでくれた神様
本当にありがとうございます



娘はこんなに美しいところで、皆に愛されて育ちました
私たちは本当に恵まれていました




…島に来て、大好きな人たちにたくさん出会えました。距離は離れるけれど、これからもそのつながりを大事にしていきます。



6年前島に来た時には、こんなに島が好きになるなんて想像もしなかった、自分の知らない一面にも出会えました。



島での暮らしが終わる
分かっていたけど辛いです。



でも、もう、新しい生活に向けて前を向いていかなくては。



よし!今日は最後の片付け。
粗大ゴミを捨てるぞ!