続きです




午後2時過ぎ。



呑気に内診しようとパジャマをあける助産師。







すると、いきなり、






「大変!頭が出てきてる‼︎」と。







「○○さ~ん!△△さ~ん!!早く来て!」




「ストレッチャー持ってきて‼︎‼︎」









と、一気に騒然とする陣痛室。








私の頭の中は混乱状態で、




『え?え?だって、まだ子宮口5センチまでしか見てもらってないのに?なんで?どこ行くの⁇』






みたいな感じ









とゆうわけで、わけがわからないまま、ストレッチャーで分娩室へ運ばれました。








陣痛室を出ると、なぜか両家の両親がいて。








後で聞いたら、ちょうどこの時、義両親が3時には出なければいけないということで、いちかばちか産院に来てみたところだったらしい。








でも、1番ひどい姿を見られてしまった・・・










主人もテンパりながら、両親にいまから分娩室だと伝え、いざ立会いへ!









分娩室に入ると、あっと言う間に先生が登場。





助産師さん達に、1、2、3!と分娩台に乗せられ、準備をして。








「1、2回いきめば出てくるよ~!」







て言われ、マジ⁉︎と思いました










主人がそばで、ほぼ泣きながら


「あと少しだって。頑張れ!」



て言って頭をなでてくれて、やっと実感がわいた私。








ずっといきみ逃しをしてたから、もう我慢しなくていいんだ!と思ったら急に冷静になって。とりあえず力を振り絞ってみる×二回くらい。





「頭が結構大きいなぁ」






と言われ、恐れていた会陰切開をしましたが、全く痛みを感じず。







もう一回いきんだら、




「もういきまなくていいよ~」




と言われ、深呼吸してたらずるーんと赤ちゃんが出てきた~!









というわけで、午後2時25分。







分娩室入って、いきみ始めてからは5分くらいで長男が誕生しました~!








やっと会えた~って涙するのを想像していましたが、実際は泣いてるのは主人だけで、私はあまりにも突然の展開に放心状態で、ただただ我が子を眺めて、



小さい~、可愛い~、とつぶやいていました。










それから陣痛室に戻ると、両家の両親が来て。






特に義両親は、まさか間に合うと思ってなかったから、ほんとに喜んでいて、


「ありがとうね、頑張ったねぇ」




と、たくさんねぎらってくれました









とゆうわけで、知らぬ間に子宮口全開になっているという、ドタバタ出産でしたが、とにかく無事に産まれてホッとしました








私的には、助産師が全然来てくれなかったので、ほぼ主人と2人で頑張った感が強いけど








途中から主人の手を握っていきみに耐えていたんですが、主人いわく信じられないくらいの力で、手が折れるかと思ったと。







確かに、あとで見たら真っ赤になって爪あとついちゃってました









でも、立ち会って本当によかったと言ってくれました女の人はすごい!と感動していて、いつも絶対泣かない主人が泣いてました。







陣痛はやっぱりとても辛かったけど、我が子は本当に可愛いです赤ちゃんに会うためならほんとに乗り越えられるもんだと思いました







私たちのもとに生まれてきてくれてありがとう



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ただ、私の場合は出産後がまた大変でした







が、それはまた次の機会に・・・


息子さんが寝ているすきに・・・
続きです






またまたいなくなった助産師さん








主人と2人でまた痛みに耐える時間








2分くらいですごい陣痛の波が襲ってくる!








痛みが始まりそうな兆候を感じると、

「来る~!」と言って主人を呼び、タオルを噛んで、手すりをつかんでスタンバイ。







主人はベッドに乗り上げてテニスボールでお尻を力いっぱい押してくれるんだけど、もはや全く効き目なし!








触れてるだけ?と思うくらい弱く感じるのに、波が引いて主人を見ると毎回汗だくでヘトヘトになっていました。









そんなことを2人で繰り返していると、突然!






陣痛の波がきたときに、もう無理~!て思った瞬間にブチッッ‼︎とすごい衝撃。








破水だ!と確信しました。





と同時に、まだまだお産の中盤なのに、私がいきみ逃しが下手なせいで破水したのかな?赤ちゃん大丈夫かな?とすごく心配になり。






主人があわててナースコール。





「破水したみたいなんです!」







と言うと、またのんびり助産師登場。







「何を破損しました~?」





て、破損じゃなくて破水!破水だよ~‼︎









そう伝えるとやっと、




「あらあら、じゃあちょっと見てみますね~」






と、呑気に見始めました。









もー、その間にもどんどん陣痛の波は来るし、私は全く余裕なし!








すると、突然、助産師の声色が変わりました









続きます

続きです



痛みが徐々に強まる。
このとき午後1時くらい。






もう、座ってはいられず、横になって主人に腰をさすってもらいました。







あとはとにかく暑くて、うちわであおいでもらったり。








陣痛の間隔はすでに3~4分くらいだったかな?









でも、まだ波がひいたら話す余裕がありました。







喉がかわいてるのに飲みもの禁止がツライ・・・





そして!







突如間隔が狭まり始める。






まだ1時過ぎとかだったはず。






2~3分とかで襲ってくる痛み。痛みというか押しだされる感じ。







助産師さんは1時前から現れず、とりあえずなんとなくの知識でテニスボール登場







見よう見まねで主人にお尻のあたりを押してもらいました。







この頃には、もう波が来るたびに手すりを握りしめ、もう片方の手でシーツをつかみ、タオルを噛み締めながら必死にふー!ふー!と声が漏れちゃってる状態








そうこうしてるうちにNST(心音や陣痛の波を見る装置)の紙がなくなり、主人がナースコール。





時間は1時半過ぎくらいかな?







のんびり現れた助産師さん。








用紙をかえて、苦しんでいる私を見ると、
「ご主人、ベッドに乗って押してあげて」とアドバイス。








「ずいぶん声が出ちゃってるねぇ、いつから?」と聞かれている主人。






「だいぶ前からです」と答える。







「促進剤さげる?でも、さげたら陣痛遠のくこともあるかも。」





と聞かれて、主人が私にどうするか聞いたらしいんですが、私、全く余裕なくて覚えてない








でも、痛みに弱い人と思われたくなくて、「いいです!」と答えたらしい







そして、

「いい感じで進んでるみたいね~」


と言ってまた去っていく







内診しないってことは、まだまだお産までかかるってこと?子宮口ひらいてないのかな、と気が遠くなりました










続きます