「梅ちゃん先生」第115話(第20週)/〜高橋克実、片岡鶴太郎それぞれの親ごころ | どら☆ぶろ〜テレビドラマ感想ブログの決定版

どら☆ぶろ〜テレビドラマ感想ブログの決定版

連続ドラマの感想やあらすじ(放送回までのネタバレ含む)などについてを主に書いてます。
目標とコンセプトは「面白いドラマをより多くの人に見てもらいたい」です。
朝ドラ「ごちそうさん」「あまちゃん」のあらすじ・感想が日課です。
旅行記も稀に書いています。

NHK総合
月~土 8:00~8:15
(再放送 月~土 12:45~13:00)

NHK BSプレミアム
月~土 7:30~7:45
(再放送①月~土 23:00~23:15、再放送②土 9:30~11:00)

番組公式HPはコチラ

高橋克実、片岡鶴太郎それぞれの親ごころ
野村周平を高橋克実のところに下宿させることになって悔しい表情を見せる片岡鶴太郎。
$どら☆ぶろ~ドラマ感想ブログの決定版(になれたらいいな)
「同じ釜の飯」を食べれば気持ちが湧いてくるのが、尾崎将也の描いている「人の気持ち」じゃないのかな


◎あらすじ(ネタバレあり)
夫・信郎(松坂桃李)と父・建造(高橋克実)が大ゲンカをして、2人の板挟みになったしまった梅子(堀北真希)。
信郎はケンカした事を反省し建造に謝るが、同時に「自分の父・幸吉(片岡鶴太郎)をバカにしたことを謝ってほしい」と言い、事態を益々混乱させてしまう。
梅子と信郎は「みんなが上手くやっていける方法があれば」と頭を悩ませる。
そんな時、集団就職の光男(野村周平)が「自分が梅子の実家に下宿させてもらう」と言い出す。
梅子たちの悩む姿を見て「両家にとって他人である自分が移動するするのが一番だ」と光男は考えたのだという。
反対する幸吉たちだったが、光男が梅子の実家に下宿することが決定し、翌朝から早速下宿する。
建造は、光男の礼節正しく、勉学に励む姿に好感を持つが、その心中は複雑だった。
翌朝、梅子の実家から信郎の工場に出勤した光男が目にしたのは、納期の前倒しで大忙しの信郎たちの姿だった。



◎みどころ

高橋克実、片岡鶴太郎それぞれの親ごころ

◯おもしろポイント

高橋克実、片岡鶴太郎それぞれの親ごころ
堀北真希を「親心」で思う高橋克実のところに、ひょんなことから野村周平が下宿することになった。
勉学にが好きで礼儀正しい野村周平に交換を持つ高橋克実だけど、「自分の子ではない」野村周平を預かることに、ためらいの表情を見せる。
$どら☆ぶろ~ドラマ感想ブログの決定版(になれたらいいな)
「好感を持っている」はずの野村周平への視線だけど、不雑な心境をのぞかせる

一方、野村周平を預っていたが、「部屋が足りない」という事情で高橋克実の家に預けることになる片岡鶴太郎。
口では「高橋克実に借りを作りたくないし、野村周平の親への責任もある」と言う。
$どら☆ぶろ~ドラマ感想ブログの決定版(になれたらいいな)
悔しさを噛み締める片岡鶴太郎

しかし、一度家で預かった以上「親ごころ」に似た感情がわいたのではないか。もしかしたら本当の「親ごころ」かもしれない。
自分の「子供」が「お金がない」という理由で他人の家に預けなければいけない自分の不甲斐なさを噛み締めているのではないのか。
また、高橋克実がためらった表情をしたのも、娘・堀北真希を嫁に出したことで、そんな片岡鶴太郎の気持ちを察した部分があるからじゃないのかな。



◯ツッコミポイント
野村周平、ドラえもん生活脱出!
姑・高橋克実とケンカしてしまった松坂桃李。帰宅後反省して「明日は高橋克実のところに謝りに行くよ」と言い出す。「堀北真希の父である高橋克実とケンカしたままじゃマズいし」と言った後に笑撃の発言が出た。
「野村周平(光男)もこのまま押入れに住まわせとく訳にはいかないし」と。
野村周平はまだ押入れ生活やってたのか?笑
$どら☆ぶろ~ドラマ感想ブログの決定版(になれたらいいな)
押し入れを見ながら話す松坂桃李



◯雑感とまとめ
今週の副題は「親ごころ」。
高橋克実の堀北真希への「親ごころ」は見る前から想像がつくのだけど、週に2本以上のニュアンスを与えるのが尾崎将也の「梅ちゃん先生」の醍醐味。
もうひとつの「親ごころ」はどこにあるのか?

個人的な予想では片岡鶴太郎の野村周平への「親ごころ」と勝手に想像してみるが、どうなのだろうか。尾崎さん、今週も魅せて下さい!