Wの悲劇
■□■ 利用者の方には楽しい時間を! ハトヨにはパンと愛情を! □■□
NPO法人ひとり暮らし高齢者の笑顔をつくる会の活動を是非応援して下さい!
人生いろいろ、応援の仕方もいろいろ(笑) 詳しくは [ ホームページ ] にて。
じょんです、まいど。
今日は、倒れた我が子を見舞う [ Nばーちゃん ] のサポート。
早いもので、あっという間に5ヶ月が過ぎ、来月は退院される予定。
(180日超える入院はなかなかさせて貰われへんし、医療保険外-実費なる)
当初は一生寝たきりの可能性もあると言われていたご子息も
表情を取り戻し、意味わからんときもあるけどお話もされるようになり、
介助があれば起き上がって車椅子にも移ったり、歩く練習もできるように。
今日はな、じょんが読んでた故・山崎豊子さんの 「 ぼんち 」 という本に
興味を示され、いきなり読み始めてん!
ちなみに、大阪の船場商人を題材にした本で、当時の豪商ぶりがすげー
主人公は由緒正しい足袋問屋のぼんぼんで、20歳くらいから花街に出入りし、
若くして跡継いでからは女道楽がいっきに加速、女が自分を成長さすと考え
女道楽貫くためには商売にも精を出す、みたいなww
当時(大東亜戦争前)は、暖簾を持つ大店の旦那は外に妾でも囲ってなければ
見栄えが悪いみたいな風潮もあったようで、気に入った芸妓がおったら
家2~3軒建てられるくらいの金でお茶屋から落籍させ、もちろん家も持たせて
毎月莫大なお手当払ててんな。それがステータスみたいな(笑)
んで、主人公は、なんしか次から次に妾をつくり、今読んでる時点で5人( ・∀・)
もうね。
金の使い方が半端やない。
今の感覚で言うたら、たぶん、お手当込みで月5千万円近く散在してはるww
おっと。
それはどーでもええ (笑)
じょん 「 おにーさん、字読めるようなったんですか? 」
Nにー 「 読めるよ 」
じょん 「 すごい!いつの間に?今度なんか本持って来ましょか? 」
Nにー 「 ん~いーよー(持って来て欲しい) 」
じょん 「 どんな本が好きですか?歴史小説とかミステリーとか。 」
Nにー 「 ん~これでいーよー 」
じょん 「 それはあかん、今読んでるねんもん! 」
Nにー 「 ん~これでいーよー 」
うははは( ・∀・)
しゃあないから本置いてこうか思ってたら
Nにー 「 行こう行こう 」
じょん 「 どこ行くんでっか?車椅子でお散歩でっか? 」
Nにー 「 行こう行こう 」
じょん 「 外はもう秋でっせ、気持ちよろしいで 」
Nにー 「 ちゃうちゃう 」
じょん 「 え、お散歩ちゃうんでっか 」
と向かった先は1階の売店。
10分くらい悩みはって、
入院以来はじめてご自分の意志で購入したのは、
夏樹静子さんの名著 Wの悲劇。
お買い物するなんて夢にも思ってへんかったから
「 お金持って来てへんよ 」 言うたときの衝撃を受けた顔と
お金とってきて本をお渡ししたときの満面の笑みの落差が笑た~
きっと3年もあれば、
僕の知らない、本来のNにーの姿が取り戻せるんちゃうかな、
思えた1日やったわ。
人間て、すごいな!
うーん、うららかー ヽ(´ー`)ノ
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じょんです、まいど。
今日は、倒れた我が子を見舞う [ Nばーちゃん ] のサポート。
早いもので、あっという間に5ヶ月が過ぎ、来月は退院される予定。
(180日超える入院はなかなかさせて貰われへんし、医療保険外-実費なる)
当初は一生寝たきりの可能性もあると言われていたご子息も
表情を取り戻し、意味わからんときもあるけどお話もされるようになり、
介助があれば起き上がって車椅子にも移ったり、歩く練習もできるように。
今日はな、じょんが読んでた故・山崎豊子さんの 「 ぼんち 」 という本に
興味を示され、いきなり読み始めてん!
ちなみに、大阪の船場商人を題材にした本で、当時の豪商ぶりがすげー
主人公は由緒正しい足袋問屋のぼんぼんで、20歳くらいから花街に出入りし、
若くして跡継いでからは女道楽がいっきに加速、女が自分を成長さすと考え
女道楽貫くためには商売にも精を出す、みたいなww
当時(大東亜戦争前)は、暖簾を持つ大店の旦那は外に妾でも囲ってなければ
見栄えが悪いみたいな風潮もあったようで、気に入った芸妓がおったら
家2~3軒建てられるくらいの金でお茶屋から落籍させ、もちろん家も持たせて
毎月莫大なお手当払ててんな。それがステータスみたいな(笑)
んで、主人公は、なんしか次から次に妾をつくり、今読んでる時点で5人( ・∀・)
もうね。
金の使い方が半端やない。
今の感覚で言うたら、たぶん、お手当込みで月5千万円近く散在してはるww
おっと。
それはどーでもええ (笑)
じょん 「 おにーさん、字読めるようなったんですか? 」
Nにー 「 読めるよ 」
じょん 「 すごい!いつの間に?今度なんか本持って来ましょか? 」
Nにー 「 ん~いーよー(持って来て欲しい) 」
じょん 「 どんな本が好きですか?歴史小説とかミステリーとか。 」
Nにー 「 ん~これでいーよー 」
じょん 「 それはあかん、今読んでるねんもん! 」
Nにー 「 ん~これでいーよー 」
うははは( ・∀・)
しゃあないから本置いてこうか思ってたら
Nにー 「 行こう行こう 」
じょん 「 どこ行くんでっか?車椅子でお散歩でっか? 」
Nにー 「 行こう行こう 」
じょん 「 外はもう秋でっせ、気持ちよろしいで 」
Nにー 「 ちゃうちゃう 」
じょん 「 え、お散歩ちゃうんでっか 」
と向かった先は1階の売店。
10分くらい悩みはって、
入院以来はじめてご自分の意志で購入したのは、
夏樹静子さんの名著 Wの悲劇。
お買い物するなんて夢にも思ってへんかったから
「 お金持って来てへんよ 」 言うたときの衝撃を受けた顔と
お金とってきて本をお渡ししたときの満面の笑みの落差が笑た~
きっと3年もあれば、
僕の知らない、本来のNにーの姿が取り戻せるんちゃうかな、
思えた1日やったわ。
人間て、すごいな!
うーん、うららかー ヽ(´ー`)ノ