実は、先週の金曜日に娘と一悶着あって
怒りが長続きしない、私達親子には、珍しく
それから、ずうっと口を利かずにお互いを
避けて暮らしていました
私は親に向かって、娘のように偉そうな
口のききかたを、した事がない。
又、私自身も今回、娘に応酬したように
誰かに向かって、ここまで感情的に
怒りを爆発した事も無い。
私は、男兄弟で育ったし、女同士のごちゃごちゃが
すごく嫌いなので、揉めるぐらいなら
自分が引いた方がマシ、とそうして来ました。
(人間が出来てるワケじゃなくて、ただ、
本当に女性同士の感情的な言い合いが
苦手なだけです腹割って話しても、
後で又ごちゃごちゃ言う場合が
殆ど…の若い時代の経験から)
ただ…今回は、喧嘩のみじゃなくて…
その根底にあるものが
「ああ…娘は私の事を大好きな分と同じくらい
大嫌いで憎んでるんだなあ」
と悟り、それはショックでした。
私は親子喧嘩をしても、母親としての責任は別、
と思っているので、娘のお弁当も、いつも通りに
入れるし、洗濯やその他の世話も変わりなくします。
全く口をきかなくても、生活は成り立つもんだ。
卒業までこのまま、やっていくのも可能だろう、
と覚悟を決めました。
確かに私は未熟な母親だけど
(開き直るわけじゃないけど)
精一杯、やってきた。
うんと頑張ってきた結果が、これなら仕方ない。
娘に憎まれる事も
受け入れるしかない。
今夜、帰宅すると、今日はバイトの無い娘が
ちょうどメロンパンを焼き上げた所でした
とても美味しそうで、いい香り
学校のお友達にあげるんやろうなあ…
お風呂掃除をして、浴室から出てくると
お皿にメロンパンを乗せた娘が、立っていました。
「くれるの?」
「うん」
私は夜は重い物は、食べませんが
そんな事は、言っちゃあいられない
ホカホカの美味しいメロンパン…
頂きました
私達が仲直りして、一番、嬉しそうなのは
月(猫)かもしれません
私は母親に感情をぶつけた事がありません。
もちろん、母娘の情もあります…
でも「言っても無駄だろう」と思って
何も言わずに、早くに自分から自立して
距離を置きました。
母親にしてみたら、若い私が離れていったのは
何故なのか?わからなくて辛かったと思う。
自分が母親になって、わかる。
何も言わないで、離れていくのは残酷な事。
娘に感情をぶつけられる、という事は
実は、うまくいってる…
という事かもしれない
そんな事を思いながらメロンパンを食べました