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先日、顔面を火傷しました。
なぜ、そんな事になったかというと
「卯の花」を作ってて、おからに吸わせる煮汁を
干し椎茸と野菜で煮てました。
それを火から下ろして、ザルで、こそうとした瞬間、
シンクに落ちて、それが撥ねて、
かなりの量の熱い煮汁を顔に浴びたのです。
 
いつもは悲鳴などは、上げる事はありませんが
この時は、本当に熱くて!熱くて!
わけのわからない叫び声を上げて
冷凍庫から保冷剤を出して、うずくまって冷やしてました。
 
月(我が家の猫)は、私のベッドでお昼寝中でしたが
私の悲鳴を聞くと
「おわー おわー」言いながら走ってきましたAvignon-1072.gif
(たぶん…どうしたん?どうしたん?と言ってる)
そして、うずくまる私の傍に、脚を揃えて座って
いつまでも いつまでも
ずっと心配そうに(本当に表情があるんですよ)
私を見つめてくれていましたAvignon-1047.gif
 
後日、無事に火傷の跡も残らなかった私は
娘に自慢Avignon-0046.gif
「月はママの事をすごく心配して
飛んできてくれて、ずっと傍にいてくれたよAvignon-0090.gif
 
娘は早速、実験?してみます。
「いたあーい!痛いよお」
と大声で叫んでみます。
 
月は、距離をとった隣の部屋から
じとーっと疑わしげな眼差しで
娘を見ています。
とうとう、傍に来ないまま
ごはんを食べて、お昼寝に行ってしまいましたAvignon-0183.gif
 
猫は瞬時に、嘘と真実を見分けます。
権力になびかない猫は、リーダーだからと
言う事をきくのではなく
猫自身がその人を信用出来るかどうか?で
全て判断して、心を許すか否か?
を決めているようです。
 
無条件に飼い主を慕う
忠実な可愛い犬と違って
猫のこのような所が、
猫嫌いの人が、
「猫って可愛いげが無い。何を考えてるか、わからない」
と言われる所以でしょう。
又、犬は「かわいいAvignon-1006.gif」と寄って行くと
(私は犬も大好き)
犬の方も嬉しそうにしっぽを振って
顔をペロペロしてくれます。
でも猫は…
猫好きの人が、猫に好かれるとは限りませんAvignon-0184.gif
そんな所も、理解されにくいのでしょうAvignon-1071.gif
 
猫には信念があります。
孤独になろうと
人間に誤解されようとも
曲げない信念。
 
猫に嘘はありません。
私はいつも
本当に大事な事は、猫に教えてもらってる。
 
そして冷たいわけではなく
こうして心配してくれたり
とても優しいのですよAvignon-1016.gif
 
ちなみに月は遊ぶ時は
私より娘が良いみたい。
しょっちゅう、二人?で
ベタベタとひっついていますAvignon-1019.gif