先日、顔面を火傷しました。
なぜ、そんな事になったかというと
「卯の花」を作ってて、おからに吸わせる煮汁を
干し椎茸と野菜で煮てました。
それを火から下ろして、ザルで、こそうとした瞬間、
シンクに落ちて、それが撥ねて、
かなりの量の熱い煮汁を顔に浴びたのです。
いつもは悲鳴などは、上げる事はありませんが
この時は、本当に熱くて!熱くて!
わけのわからない叫び声を上げて
冷凍庫から保冷剤を出して、うずくまって冷やしてました。
月(我が家の猫)は、私のベッドでお昼寝中でしたが
私の悲鳴を聞くと
「おわー おわー」言いながら走ってきました
(たぶん…どうしたん?どうしたん?と言ってる)
そして、うずくまる私の傍に、脚を揃えて座って
いつまでも いつまでも
ずっと心配そうに(本当に表情があるんですよ)
私を見つめてくれていました
後日、無事に火傷の跡も残らなかった私は
娘に自慢
「月はママの事をすごく心配して
飛んできてくれて、ずっと傍にいてくれたよ」
娘は早速、実験?してみます。
「いたあーい!痛いよお」
と大声で叫んでみます。
月は、距離をとった隣の部屋から
じとーっと疑わしげな眼差しで
娘を見ています。
とうとう、傍に来ないまま
ごはんを食べて、お昼寝に行ってしまいました
猫は瞬時に、嘘と真実を見分けます。
権力になびかない猫は、リーダーだからと
言う事をきくのではなく
猫自身がその人を信用出来るかどうか?で
全て判断して、心を許すか否か?
を決めているようです。
無条件に飼い主を慕う
忠実な可愛い犬と違って
猫のこのような所が、
猫嫌いの人が、
「猫って可愛いげが無い。何を考えてるか、わからない」
と言われる所以でしょう。
又、犬は「かわいい」と寄って行くと
(私は犬も大好き)
犬の方も嬉しそうにしっぽを振って
顔をペロペロしてくれます。
でも猫は…
猫好きの人が、猫に好かれるとは限りません
そんな所も、理解されにくいのでしょう
猫には信念があります。
孤独になろうと
人間に誤解されようとも
曲げない信念。
猫に嘘はありません。
私はいつも
本当に大事な事は、猫に教えてもらってる。
そして冷たいわけではなく
こうして心配してくれたり
とても優しいのですよ
ちなみに月は遊ぶ時は
私より娘が良いみたい。
しょっちゅう、二人?で
ベタベタとひっついています