備忘録 | 【雲の向こうはいつも青空】PAREANAのblog

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幸せは自分の感じ方次第。小さなことも喜べる人になりたい。

息子はまだ眠っています。
夜中に40度以上発熱し、また手術するかどうかバタバタしたそうです。
先生方も泊まりこみで、本当に申し訳なく思います。
とりあえず今朝は持ち直し、様子見になりました。

じっとしていられないのですが、今は大好きな本が頭に入ってこないので、忘れないうちに自分の術後のことを書いておこうと思います。


手術室で覚醒した時、暗闇から白い光に向かったように見えました。
と同時に、生きてたんだ…と感じました。
私が手術室にいたのは12時間近くです。
その日はICUに泊まり、次の日から病室に戻ったのですが、4日間ずっと天井が回っていたし、地震で常に揺れている感覚だったし、目を瞑ると幻覚が見え、吐き気に襲われる毎日でした。
4日目から水分を摂れるようになり、5日目で体のあちこちから管を提げながら車椅子で息子の面会に行きました。
6日目からはあっという間に抜管。
そこからは回復が早かったです。

病気の方々の気持ちが理解できました。

傷の痛みは時間とともに解決します。

しかし、動けずじっとして痛みに耐える時間が通常の10倍にも感じられました。
私が日常を送っていた30分はかなり色々なことをやっていますので、夜中に20分置きに目覚めますと、3、4時間経っていると錯覚し、朝がまだまだであることに絶望すら感じるのです。
苦しい時間がとにかく長い…
動けることだけで幸せと感じます。
今回の手術は良い勉強になりました。


私が臥せている間、REASON TO LIVEがありました。
LIVE当日お見舞いに来てくれた田安君が、その後楽屋に籠って作曲し、LIVEで披露した曲を頂きました。
凄く綺麗で泣きそうになりました。
一生の宝物です。
どうもありがとう。