オーストラリア留学★物価の話　徹底比較！！

オーストラリアの物価についてたびたびご質問をいただくことがあります。

観光や旅行で数日間だけ、オーストラリアを訪れた人は、

「オーストラリアの物価、高いですよね～」といわれます。

店頭のコーラが3.5ドル、水が2ドル、ジュースが3ドル、、、、

たしかに日本と比較すると高い気がしますよね。

特に旅行者は外食がメインなので、余計そう感じるかもしれません。

でも、本当にオーストラリアが高くて日本は安いのか？！と疑問に思うことがあります。

オーストラリアでは安価で日用品や食料品が買えるマーケットもありますし、留学生は工夫次第で節約生活が可能ではないかと思っています。むしろ日本より安いものもたくさんあるのではないかと・・・・

先日、日本のスーパーでチョコレートを手にした時。

「軽っ・・・・？！」

と思ったことがきっかけで、私の好奇心は刺激されました。

オーストラリアでチョコレートを買う時に感じたことがない感触とでもいいましょうか。
オーストラリアのチョコはずっしり重いです。

チョコに限らず、オーストラリアの食品はズッシリしているイメージです。

そこで日本とオーストラリアの色々なものの値段を比較してみることにしました（特に食べ物）

まずは「軽い」と思ったナッツ入りチョコレート

65グラム：200円　

200グラム：3.5ドル（約300円）

チョコはオーストラリアのほうが断然安いですね。

100％アップルジュース

1リットル　：160円　

2リットル　：3ドル（270円）　（平均的なもの）

やはりオーストラリアのほうが安いですね。

食パン　

350グラム：140円　(平均的なブランド）

800グラム　：3.5ドル（315円）　(平均的なブランド）

同じくらいですね・・・。

ここでお気づきになった方も多いと思いますが、オーストラリアは一商品あたりの量が
日本の約倍です！！重いのは当然でした

お次はお肉

鶏肉（もも）

100グラム　120円

100グラム　約72円(実際の表示は8ドル/キロ）

ジャガイモ

　100グラム　40円

　100グラム　約27円(実際の表示3ドル/キロ）

牛乳

　1リットル　180円

　1リットル　約100円

オリーブオイル

　1リットル　1600円

　1リットル　約900円

野菜だけでなく、果物は全般的にオーストラリアのほうが安いです。
特にマンゴーやメロン、ブドウなどは日本に比べると破格です。

コストパフォーマンスは全体的にオーストラリアのほうがよいと思います。

ではどうしてオーストラリアのほうが高く感じるのか。
それは、冒頭にもお伝えした、おひとり様用の手軽なサイズの飲み物が高いからではないでしょうか。

たとえば水。2リットルで約80円で購入できます。でも手軽な６００ＭＬサイズは1ドルから2ドル。
水は大きいものの方が安いのです★

それから「量と単価」

オーストラリアの単価はグラムではなく、キロです。

商品が何であれ、

1キロ：$15ドル（1350円）

という表示を見ると高いと感じませんか？

でも100グラム135円という表示は慣れているせいか、何とも思いませんよね。

これも高いと感じる原因ではないでしょうか。

あとは量。オーストラリアは小分けサイズが日本ほど豊富でないかもしれません。

それから日本のスーパーとオーストラリアのスーパーの違いは何かというと、

日本のスーパーは

エブリデーロープライス

が売りのスーパーが多いと思います。
しかし、オーストラリアのスーパーは

「セール品しか安くない」

のです。

ですので、週に一回出る「今週のセール品」をチェックして上手にお買いものすれば安いものが手に入ります。逆にセール品以外は定価ですので、商品によっては高く感じるかもしれません。

【結論】

日本のお店やメーカーは見せ方がうまい！！　パッケージが豪華。おひとり様サイズが充実していて、量は少なくても、一個当たりの単価が安いのでなんだか得した気分になるかも

　少なくとも損した気分はない。

オーストラリアは量が多く、コスパはいいのに、日本のサイズ＆価格に比べると値段自体が高いため、実際には割安なのに高いと錯覚してしまう。

上記の理由で、オーストラリアは物価が高いと思う人が多いのかなと思います。

もちろん、オーストラリアには日本よりも高いものもあります。

それは何かというと、

「たまご」

平均的なもので12個入りで400円前後します。

シーフードは高いというより、品数が少なく、意外にも高級品が並んでいます。
クルマエビ、生サーモン、カワハギ・・・・

日本ではあまり一般的なスーパーではお目にかかれない商品ではないでしょうか。
日本で買っても高い商品なので、これは高くても仕方ないかなと思います。

それから紙類。ノート、ティッシュ、トイレットペーパーは高めです。

あとは、都市部の家賃。これも高めですね。郊外に出ればものすごく広い物件が安く借りられますが・・・・

生活用品は・・・・商品によりけりです。チョイスが日本より少ない分、割高感があるかもしれません。

オーストラリアは日本と比較すると、安いものもあれば高いものもあるのではないかと思います。日本も都会に住めばそれなりにお金がかかりますよね？！

最後に・・・

オーストラリアの良いところは、労働者が強く賃金がよいことです。留学生でもアルバイトすればちゃんと生活できますので安心してください