かっこいい、こんな風でありたい。
「回顧すれば、私の生涯は極めて簡単なものであった。その前半は黒板を前にして坐した、その後半は黒板を後にして立った。黒板に向って一回転をなしたといえば、それで私の伝記は尽きるのである。(「或る教授の退職の辞」)」
西田幾多郎先生の言葉

日本を代表する哲学者でありながら、この淡々とした退職の辞

幸薄い人生の中で思索を続けた西田哲学は今の私たちにも勇気を与えます。