我が家の家の前の道に、ついに街灯が設置されました。

 

我が家はこれまで家の目の前に街灯がある物件に住んで来たのですが、意図的にそう言う物件を探して選んでいたのであってこの辺りでは街灯がないどころか玄関以外に外灯がない物件もたくさんあります。

 

私たちは日本の感覚で明かりがあるほうが防犯になると考えますが、アメリカ人の多くは明かりがあるせいでむしろ狙われると考えるらしい。確かに、周りが真っ暗だったらどこに何があるかわからないから犯罪者に狙われようがない。

 

でも、自分だってどこに何があるかわからないじゃん。

 

うちの前の道は深夜や早朝の車通りが結構激しいのですが、近所の塀とかゴミ箱とかに激突する音が数ヶ月に一回くらいのペースで聞こえます。もちろん当て逃げです。

 

そう言うのを回避すると言う意味でも街灯が欲しいと思っていたのですが、ようやく設置された街灯がけっこう暗い。

 

夫によると、あまりに煌々と明るいものは近所から「目障りだ」と言う苦情になる可能性があるらしい。そういえば、一つ前のアパートで2階の寝室の窓の目の前に街灯があって眩しいから眠れないと言って1階の部屋に引っ越した住人がいました。

 

カーテンを閉めればいいだけなのですがアメリカ人にはそう言う観点がないらしく、この辺りはカーテンがないかあっても開けっ放しなので、苦情を避けるためには20ワットくらいの明るさがいいらしい。

 

暗い。

 

ないよりはマシだけど、暗い。

 

そして、この街灯はこの地域のインフラ設備の都合で電気を使うことができないので太陽光で蓄電するタイプだそう。

 

つまり、雪が降ったら使えないってことか。

 

まあ、ないよりはマシだけど。