うちのスクールでは、学年末までランチが無償で提供されるようになったのですが、教育委員長のさらなるレガシーづくりのためなのか朝食までもが無償提供されることになりました。

 

うちの子供は生まれつき低血圧気味で、私自身がそうなので完全に遺伝だと思うのですが、日照時間が短くなると特に朝の血圧が上がりにくく視界に靄がかかったような鼓膜が塞がったような感覚になりやすいのでなんとなくぼんやりするそう。

 

そういう状態で無理に朝食を食べるとバス酔いするので無理に食べさせなくていいと小児科でアドバイスされているのですが、ママ友曰く「この辺りでは普通」な風土病みたいなものとして考えていいらしい。そんなわけで「どうしても食べられないならスクールで朝食食べる?」と聞いたところ、ものすごい真面目な顔で「あの朝食がどんな食べ物なのか、わかって言ってる?」と聞かれました。

 

どんなって、1パックで砂糖20グラムのシリアルと、1パックで砂糖40グラムの牛乳と、ジャムとクッキーでしょ?

 

うちの町は比較的肥満の人が少なく、特にうちのスクールでは食育に気を使っている人も多いので無償であってもこのスクールランチを拒否る家庭がほとんとですが、他のスクールでは結構な数の家庭がこの砂糖まみれの肥満食を食べさせているらしい。

 

うちのスクールではもうちょっとまともな食事を提供して欲しいという意見がとても多いのですが、おそらく学区の保護者の大半はそう思っていないようで、メニューは改悪の一途。

 

いくらタダでも、そもそも財源であるスクールタックスを払っているわけで本当はタダではなく、正直、私たち正当な納税者には文句をいう権利がある。

 

しかし全く聞き入れてもらえないのは、この砂糖まみれの肥満食を望んでいる家庭が多いからなのだろうか。うちのスクールの保護者の意識が高いだけで、学区の大概の保護者はあの砂糖まみれの肥満食を望んでいるのだろうか。

 

それとも、あの料理長みたいな人が、ああいう食事がいいと思っているからなんだろうか。

 

料理長はまだ30代そこそこだというのにびっくりするくらいの肥満体で、まともな食事をしているとは到底思えない。加えて同じく30代らしい教育長は太り過ぎの高血圧で去年は心臓発作を起こしたそうで、1年間食事制限をしたというけれど臨月の妊婦並みの立派なビール腹です。
 

多分、意思決定の時点でもう、子供が拒否るようなメニューになることが決まっている。