乾燥が原因で扁桃炎にかかってしまいました。しかも歯が痛い。

アメリカでは扁桃炎ごときで病院に行くような事はあり得ないので、日本であらかじめもらってきた湿布を貼って養生しています。

今回の渡米前にもらってきた湿布薬は「ボルタレン」。自分から希望したわけではありませんが、湿布薬のなかでも効き目が高いとかで処方されました。ただ、効き目が高いと言う事は体によくない成分も含まれると言う事で長期的な使用は勧めないとのこと。例えば1ヶ月毎日貼りっぱなしとか24時間貼りっぱなしはNGなのだとか。

なんにせよボルタレンの湿布を張るのはちょっと複雑な気分。若干、負の記憶。

なんせ、IVFの移植後に必ずボルタレンの座薬を使っていた事を思い出すのです。

IVF自体はもはや別に負の記憶でも何でもないけれど、ボルタレンにまつわる記憶はまさに負の記憶。当時は痛みとの戦いだったという記憶しかない。IVFの痛みとボルタレンの副作用の痛み。

ボルタレンの座薬はIVFをやっていたクリニックで「流産防止のため」という名目で処方されていましたが、その前のAIHのクリニックでは一度も処方された事がないし他のクリニックに通っている人で同じ事をしているという話を聞いた事がなく、医学的にもその効果は証明されていません。極端な言い方をすればあのクリニックが一方的に「流産防止に有効」と言い張っているだけ。

だから、座薬じゃなくてこの湿布薬でよかったんじゃないだろうか、と未だに思います。なんせ座薬じゃなきゃいけない根拠もないわけだし。いや、厳密に言えば体内に直接注入する方が効果は高いでしょうけど、そもそもその効果自体が証明されていないわけだし。

私はIVFを7回やったので都合7回ボルタレンを使った事になりますが、段々と痛みに慣れると同時に回数をこなすうちに切れ痔になってる?という時期もありました。まあ、肌に貼っただけでも副作用が心配っていうくらいだから直接体内に入れて何もないわけもないだろうし。

もし湿布を使っていたならきっと切れなかっただろうなー。子宮のあたりのおなかの上からペタペタと貼り付けるとかさ。効き目が強いなら、そういう使い方でも良いって言う事にはならないんだろうか、と思うのです。