そもそも、今回の海外赴任がどうしてこんなにややこしい話になっているか。という点については守秘義務等々の関係によりここでは書けませんが、病院が決まろうとも保険会社が決まらないという事実は相変わらず。

その前に。

アメリカ行きが決定したその直後、とうとう、私のIVFに夢にまで見た結果が出ました。

ホルモン値、バッチリ。妊娠。ご懐妊。おめでた。おめでとう!!!

渡米予定から逆算して、フツーに妊娠したと思われてもおかしくないと考えていた猶予期間の最後の月の出来事でした。さすがのドクターも「最後の最後にデカいのキメて来たねー。」と超笑顔。

ま、あんたのおかげじゃないけどね。なーんてことは言いません。夢のご懐妊ですから。

この日からは経過観察のため約8週間、だいたい10日に1回のペースで通院して、経過が順調なら卒業ということで、今から分娩予約を入れるようナースに言われました。だから、それが決められないんだっつーの。もちろん、このクリニックでは産院の紹介はしてくれません。今までに海外で出産した人がいないか相談したのですが、私が初めてのケースなのでむしろ今後情報提供して欲しいと言われる始末。ま、産院に転院したあとで海外転勤、なんてことになったら、このクリニックではもう何もわからないだろうし。

そして、夢のご懐妊に浮き足立っているところへ、ドクターから冷静に「残った卵どうする?」と質問されました。

そうでした。規定の期間までに規定の大きさにならなかったもののクオリティには問題がなかった卵が、凍結されていたのでした。基本的には1年ごとに凍結継続かどうかの連絡をして、年間いくらだったかの管理料を支払うのですが、究極、凍結はクリニックがある限りいつまででもできるのだとか。

「ただ、母体の年齢のこともあるから、あんまりゆっくりしない方がいいよ。年取ると、産んだ後も大変だろうし。」

ああ、そうね。ほんとにアンタはいちいち余計な一言を言うよ。。。