今回はART専門クリニックということで、初めから「IVFありき」で話が進んで行く訳です。

で、いきなりホルモン値と血中の栄養素というか、鉄分なんかを調べるために血液検査をしました。

血中の栄養素を調べるために血液検査をするのはわかるのですが、前のクリニックは、たとえIVFであっても基本的にホルモン値は尿検査だったので、ホルモン値も血液検査で調べるというのは驚きでした。確実を期すという意味では血液検査の方がより精度が高いらしいのですが、周期が必ずしも安定していないと周に2~3回は血を抜くはめになり、しかも毎回結構な量を抜くので、血が足りなくなりそうです。

隣で待っていた人は、かなり短いスパンで立て続けに血液検査を受けて注射針を刺す場所がなくなったらしく、まだ前回の針の後が残っているところにもう一度さすはめになったそうです。血管の細い人のようで、血管が破裂しそうだと言っていました。

そんな私は、針がちょっと大きかったのかはたまた針の刺し方が良くなかったのか、検査後にドバッと出血してしまい、お気に入りのカーディガンが血まみれに。かなりの勢いで血が飛び出てしまい、時間がたった今でもまだ針の痕がすごく痛み、内出血の後がくっきりと残っています。

次はまた、ホルモン値の様子を見るために採血して、場合によっては翌日にも採卵だそうです。なんだかあれよあれよと事が進んでしまい、すっかり事の主導権は病院側に。前のクリニックに比べて自分でコントロールができない感じがします。前のクリニックではIVFをやっていないのでこの辺の感覚は比較できませんが、IVFはどこでもこんな感じなのかも。