北高崎駅から歩くとかなりあります。マラソン程度に走って12、3分。途中にかなり大きな看板があるので本当に助かります。それでも「本当にこの道でいいのか」と不安になりながら真っすぐ西方向に歩くと、暗がりの中にまた店の看板が出てきました。
主音求でスイングと読みます。かっこいい当て字です。外も中もかっこいいです。
到着したのは夜9:20頃で照明も消えてひっそりとしています。ご主人がカウンターでPC作業をされておりました。「入っていいですか」と聞くと「どうぞ」とのことで、入り口に近いテーブルに座りました。メニューを見て注文、無難にブレンド500円を注文。その後すぐに音を出してくれました。座ってから気づくがスピーカーの向きの横から聞く位置でした。何せ灯りは消えていたんで良くわからなかったです。それでも聴こえてくる音はとてもレンジが広くてバランスが良いと思いました。ベストポジションはご主人が座っているカウンターの位置のようです。
新幹線の出る高崎までの普通列車の終電に乗れないので、10時5分前に店を出ました。アンプは真空管なんですかと質問すると「いつもはそうだけど、今は違う」とのことでした。もう完全に店じまいの状況だったのでしかたないでしょう。これが地方の土曜の夜のジャズ喫茶の現実なのでしょうか。まぁ時間に余裕がないのに来るからこういうことになりますな。タクシーで直行すればいくらかの余裕はあったでしょうが。
暗くて良くわかりませんが、壁面に絵が描いてありました。