アテネ国立考古学博物館でもトラブル?ギリシャ・トルコ旅行記、その15 | 猫好き、シン・レオの鳥撮り&日記

アテネ国立考古学博物館でもトラブル?ギリシャ・トルコ旅行記、その15

だいぶ間が開いてしまいましたが、ギリシャ・トルコ旅行記の続きです。

ピレウス港からシンタグマ広場行きのバスに乗ったら、後は終点まで車窓の風景を眺めながら乗っているだけです。

空港に行くバスもですが、シンタグマ行きのバスは二両連結バスで、車両の中央付近にはスーツケースを乗せる棚が設置してあるのでその付近に乗ると便利ですね。

アテネ市内は経済的に厳しいせいか、空き店舗、空きビルなどが目立ち、落書きもたくさん有りました。
それだけ見ると治安が悪そうですが、人通りのない裏通り等に行かなければ大丈夫なようです。
夜道の一人歩きを避けるのは万国共通ですけれど。

さて、終点のシンタグマ広場に着いたら、前に泊まったアヒレアスホテルに向かいます。
スーツケースを預かって貰えるか、ほんの少し不安ですが、断られることは無いでしょうというショーコさんの言葉を信じて行ってみます。

シンタグマ広場からホテルは10分もかかりません。
ドアを開け、入るとチェックインカウンターにホテルの御主人が(家族経営の小さなホテルなので)座ってました。

「カリメーラ!」(お早ようございます)とギリシャ語で挨拶。
たどたどしい英語で、私たちは先日泊まった者ですが、観光の間、荷物を預かってもらえませんか?と聞いてみました。
今思えば、文法が滅茶苦茶な英語でした。
でも意味は通じたみたいで、
「いいですよ、あなたのことは覚えていますよ❗」
と言ってもらえました。
それから、国立考古学博物館に行きたいんだけれど、と言うと、
「それなら、いい方法があるよ」
と、観光バスを教えてくれました。
乗り降り自由の周遊バスで、アテネ市内の観光地を回り、日本語の観光ガイドの音声も聞けるということです。
ホテルでもチケットが買えるというので、2枚買いました。ただで荷物を預かってもらうのが気が引けたので、わずかでも売り上げに貢献できたのなら良かったです。
そしてまたシンタグマ広場のバス停に。
周遊バスはコースによって赤、青、黄色があり、アテネ市内は黄色いバスだそうです。
青いバスの運転手さんにチケットを見せたら「イエローバス!」と言われました!
暫く待つと黄色いバスが来ました。
周遊バスは二階建てで、二階部分は屋根の無いオープンで、風景が楽しめます。
バス停でイヤホンが渡され、イヤホンをジャックに差し込んでチャンネルを日本語に合わせると、観光ガイドが聞こえてきます。
こんな便利なバスなら初日のアテネ観光もこれで回れば良かったかな?と少し後悔。

↑国立考古学博物館に着きました。
空いているな~と思ったら、この日は月曜で、開くのは午後1時から❗
よく調べておくんでした…。
あと1時間以上有ります。
仕方無いので、近くのパン屋さんでパンとミネラルウォーターを買ってきて、博物館前のベンチに座ってお昼&時間潰し。
ギリシャの焼きたてパン、とても美味しいのですが、大きさが日本の3倍くらいあります❗
色んな種類のパンを食べたいと思ってもお腹いっぱいになって無理です。

博物館の屋根にはギリシャ彫刻のレプリカ。
ギリシャ神話の神様みたいです。
↑はアポロンでしょうか?

↑その右にいるのはヘラかな…
右はアフロディーテ(ヴィーナス)とエロス(キューピッド)だと思います。

その左にはヘルメスかな…❓

↑前庭

パンを食べていたら雀がやって来ました!
パン屑をあげたら食べてましたよ。

長くなったので続きはまた後日、(いつになるのか?)