バスの運転手さんの優しさに感激!ギリシャ・トルコ旅行記、その14 | 猫好き、シン・レオの鳥撮り&日記

バスの運転手さんの優しさに感激!ギリシャ・トルコ旅行記、その14

サントリーニ島からの続きです。

クルーズ船は多少の揺れはありましたが、さすがに大きいので船酔いするほどではありません。

最終日は、ピレウス港からアテネ市内に戻り、夕方までアテネ市内の博物館巡りの予定です。
そこで頭を悩ませたのはスーツケースをどうするか?

どこかにコインロッカーでも有れば良いのですが、大きな駅に行けばあるのか、ギリシャにはそういったものは無いのか、サッパリ分かりません。

困ったときのショーコさん頼みで聞いてみたら、アテネ市内の駅などにはコインロッカーのようなものは無いので、泊まったホテルに行って、いついつ泊まった者ですが、観光の間荷物を預かってもらえませんか?と聞いてみるのが一番良いでしょうと。
たぶん断られることは無いとのことでした。

翌朝、船は予定通りに出発地のピレウス港に着きました。

次に乗る人のために部屋の掃除などがあるため、7時には部屋を空けなければいけません。

6時くらいから朝御飯を食べて、荷物を整理して部屋を出ました。
スーツケースは前日の夜に部屋の前に出してあって、船を下りてから引き取ります。


クルーズ船ともお別れ(/_;)/~~


船を下り、スーツケースを回収したら、バスに乗ってアテネ市内に戻ります。

アテネ市内からピレウス港に来たときと逆に帰ればいいわけです。

バスの乗り場は、来たときに下りた場所と同じようです。

しかし、切符売り場がそこにあるのか分かりません。
前にも書きましたが、アテネでは予めバスチケットを買っておく必要があります。

クルーズ船の乗り場近くの売店でバスのチケットを売ってますか?と聞いたら、大通りの方角を指差して、あっちの方だよと言っているみたいでした。

道路に出てみてもそれらしい場所は見当たらず、ガイドブックの地図を見ると、バス停の先にバスターミナルが有るみたいです。
そこへ行けば切符売り場が有るんじゃないかと行ってみることにしました。

バス停は坂の頂点付近にあるため、スーツケースを引いて坂を登り、そして坂を下ってバスターミナルの辺りまで来ましたが、何もありません!

近くにいた若い女性にバスチケット売り場は有りますかと聞いたら、「私は車を持っているからバスは乗らないの。だから分からないけど、この辺りには無さそうね。」と。

ガッカリです💧

また坂を登ってバス停の所まで戻ってきました。
バス停には二人の年配の女性がいました。
英語でバスのチケット売り場は何処ですか?と聞いてみると、ギリシャ語で何か言っているんですが、分かりません💦
すると、走ってくるバスに手を振って、バスを停めようとしてくれているみたいです。
そしたら、反対側の車線に停まっていたバスの運転手さんが、わざわざバスを降りて、こちらへ来てくれました❗
「メイ アイ ヘルプ ユー? 」と解りやすい英語でした。
バスのチケット売り場は何処ですか?と聞いたら、
坂の下に有るけど、と、私たちが来たクルーズ船乗り場の方を指しています❗
つまり、私たちは逆の方向へ来てしまったわけです!
バスの運転手さんは、身ぶり手振りで、向こうに有るけど、歩いたらヘトヘトになるよと言っているようです。
そして、一緒について来て!、おくさんはここにいて!、と言ってバスに乗せてくれ、キヨスクの前まで連れて行ってくれました❗❗
そして、キヨスクの前にバスを停めると、ここで待ってるからあそこで買ってきなさいと。
そしてまたバスに乗せてもらって元の所まで戻ってくれました‼

私は感激して何度もお礼を言って、握手をしてもらいました❗
運転手さんは、「どういたしまして、役に立てて自分もハッピーだよ」と、言ってました。

ほんとにギリシャの人は優しいです❗

いろんな人たちに助けられて、ようやくバスに乗ることが出来ました❗

長くなったのでアテネの博物館巡りはまた後日に❗