【Ｑ．】緊急、地震でお部屋が住めなくなった・・・これってどうしたらいい？

　緊急、地震でお部屋が住めなくなった・・・これってどうしたらいい？


　オーナーもしくは管理会社と良く話し合いです。

3/11の地震により被害を受けられました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
１日も早く復興されますことを、お祈り申し上げます。

今回の大震災で東日本全体が、多かれ少なかれ被害を受けています。
この地震による被害で、建物に支障が出ていることが多く耳に入って来ます。

東京近郊でもクラック(ヒビ)が入ったり、傾いたり、水道が使えなくなったり・・・。
賃貸住宅でこのようになると、住めなくなってしまいます。
やむなく、引越をしなければならない。

そんなときいくつか気にしないといけない点があります。
．敷金の返還は？
．住みずらい状態の賃料は？
．しょうがなく引越すのに保証は？


まず、敷金の清算はどうなるのでしょうか。

東京都のルールでは、特約を除き敷金は返還することになっています。
敷引きとなっている物件もありますが、阪神大震災ではこちらも返還されています。

なので、敷金は返って来ると考えて良さそうです。



また、引越すまでの賃料ですが、こちらは線引が難しい判断です。
「賃貸借契約によって当然想定された便益が享受できない」ので、減免をするというのが、基本的な考え方になりそうです。建物が傾いてしまった等、正常に住めない状態であれば賃料の減免が相談できそうです。

ですが、水道やガスが使えないと言った状態でも、地域全体が使えない状態であれば、建物の過失ではないため減免とは考えないようです。減免の度合いもオーナーさんと相談ですね。



しょうがなく、引越す際にもオーナーから建て壊す等の意思で出て欲しいという要求がない限りは引越費用等の保証は難しそうです。



すべては話し合いです。
いきなり、オーナーさんに話をするのではなく詳しい不動産や法律家に相談をしましょう！

都庁、県庁にも不動産相談窓口があります。



今、弊社では、地震で問題が発生した方のお引越しをサポートさせて頂いております。
ご相談下さい。





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