REASTERISKの歴史シリーズの続きですー!


スタジオに向かう車の中で、こーたの元に届いたnanaからの応募音源(inchwormのaimという曲をアカペラで歌った音源)を聞きましたが、それ聞いただけで只者じゃない感が漂ってましたね。

初めて会ったnanaはすごく緊張していたのか、1人でめっちゃ喋りまくってましたねw
でも俺は(こんなに緊張してたら多分力を出せないだろうなー)と思ってました。
しかし、いざ演奏初めて歌い出したら実に堂々と、まるで別人のようになりました。
ま、ここであんまり褒めるのもアレなんで割愛しますw

ひと通り曲を合わせたけど、メンバー全員文句なしでオッケー出ましたね。
その後本人に、一緒にやろうと伝えるとその場でわんわん泣いちゃってどうしようかと思ったよw

後で聞いた話ですが、nanaはどうやらinchwormの音源を聴いて、そのcareyの歌に衝撃を受けて応募してきたらしいのです。
私もcareyさんのようになりたいという思いが募り、でも自分はバンドで歌うなんて初めてだから無理かな、でもやらないで後悔するよりはとダメ元で応募してみようか、かなり悩んだ末の決断だったのです。全然知らない世界の話です、多分本人なりにかなり勇気のいる決断だったのでしょう。だから自分が合格となった時自然と涙が溢れてきたそうです。


いよいよリアスタリスクが始動しました。



しかし、nanaは始動直後から壁にぶつかります。

「見に来るお客さんはcareyさんじゃない私を受け入れてくれるのだろうか?」

初期のnanaはcareyの幻影を追いかけてました。

周りがいくら「nanaはnanaらしく行け」といったところで本人が吹っ切れないと変われません。
まだこの頃は恐らく自分に自信が持てなかったのでしょう。
意識しないようにと思えば思うほど逆に意識しちゃうやつですな。
一度も会ったことのないcareyと言う前ボーカリストの存在と自分の中で闘っていたんだと思います。
でもその後、自分らしく歌えるようになっていっったのは、影で努力していたんだと思います。やはり負けず嫌いなのでしょうねw



さぁて、忙しくなるぞ!と。

俺は久しぶりに曲を書いた。
そしてライブ活動も再開した。
冬眠から覚めたカエルの気持ちだった!笑

このバンドにはメンバーが全員、手応えを感じていました。だからこーたはまた最前線に出てバンドの舵取りを買って出たのです。
メンバーそれぞれ向き不向きがありますが、自然とそれぞれの役割が出来ました。

ライブも試行錯誤しながら、少しずつではありますが徐々にお客さんも増えてき始めました。
そんな、まさにこれからの時に事件は起こりました。


ある日、nanaの声が出なくなったのです⤵︎



続く~!

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