不正使用 | おーじの道

不正使用

諸事情により、某会社のクレジットカードに申し込みました。
もともと年会費が無料で、よほどのことでもない限り誰でも持てるようなカードでしたので、オンラインで申し込み、その場ですぐに審査が通った結果も見られました。

8営業日ほどでカードが届くということでしたが、すっかり忘れていた今日のこと。
朝、メールチェックをしているといつもより多いメールが届いている模様。
そしてそのうちのひとつに、

『Fraud Alert!!』(不正使用を警告するメール)

というメールが届いていました。

実はこのカード、自分が働く会社で出しているメールで、こういうメールがあることも知っていましたが、まさか自分に送られてくるとは予想だにしていませんでした。
とはいえ、電話をするのをすっかり忘れていると午前中に電話が来る。

向こうから不正使用と思われる利用についてたずねられるも、まったく記憶がない。っていうか、キャッシングなんかできるとも思わなかったし。
それにずーっと財布にカードを入れていたのにいつの間に…?
とりあえずおねーさんから、新しいカードを送るので破棄するように指示があったので、父親に渡している家族カードも?と聞くとそうだ、ということでわかりましたと電話を終了する。

その後いろいろと考えるも、何かがおかしい。
そうするとおねーさんからまた電話が来る。とりあえず一から話そうと、手元に持っているカード番号を伝える。するとそのカードとその不正使用にあったといわれるカード番号(下5桁)が違うのだ。こちらから『そういえば1週間くらい前にカードを申し込みました。それはまだ届いていませんが、それでしょうか?ちなみにそのカードはカンタス航空でマイレージがためられる、年会費無料のものです』と説明する。
しかしおねーさんは『いや、今回不正使用があったのはシンガポール航空との提携カードだという。
いいえ、私はシンガポール航空のマイレージはためたこともありませんし、興味もありませんのでそんなカードはありませんと答えると、ほかにカードはないかとたずねる。
『ありませんよ。今もっているのは、手元にある昔からのカードとその家族カード。そしてまだ受け取っていないカンタス航空のカードです』と答える。
一瞬、まさか!と思い、昔とある銀行で申し込んだカードかと思い、それを調べるもそれも違う。

そしてまた調べるとして、電話を切る。

このままだと埒があかないので、その申し込んだカードの発送状況を確認すると、20日に発送したという。おそらくこれであろうと推測。

その間に電話が来ていたが、出られなかったため折り返すと今度は別のおねーさんが出る。一から説明をして、おそらくカンタスカードでしょ?というと、そのようだと答える。 
これでクリアになったわね。今までのカードはそのままで、新しいカードをとめて、新たに作って送るということで納得。
それじゃ、後日カードが届くのを待ちますと終了。

そしてさらにまた20分後に電話が来る。
そして今度は新しく作るカードを前回と同じ自宅宛に発送すると、前例からあまり安全ではないのではないか。提案として、会社に発送してはどうか?と言ってくる。
ここで正直に『あなたもわかるかと思うけど、自分の会社は結構大きくて社内メールですらきちんと届かないこともあると聞いたんだけど、それでも届くのかしら?』というと、そのおねーさん、同じ会社なのに自分が働くビルがある地域の名前も知らない。
まさか、この電話すべてが騙しかよ!と思う。
それじゃ提案として、受け取るときに署名が必要な方法で送るのは?と提案すると、上司に確認するという。

そして電話を代わる上司。
私の提案もすべて無視して、『そいじゃ、近くのオフィスにとりに行くのはどうかしら?』と。
いや、こっちは別に家に送ってくれればいいだけなんですけど。っていうか、そもそもカードって受け取ったときに、受け取りの電話をするわよね?今回は電話をせずに使えたってことよね?それっておかしくない?というと、『お客さんも時々電話をするのを忘れることもあるので、実際は電話しなくてもつかえるのよね』と。いみねーと心で突っ込む。
こっちとしては別にカードを受け取れさえすればいいのであって、お宅が不正使用が心配ならきちんと使われないようにカードをブロックして送ればいいんじゃないかしら?そういう方法あるわよね?というも、どうしても近くのオフィスで受け取らせたいらしい。

もう面倒になってきたので、『もうどうでもいいわ、好きにして』といい、最終的にとりに行くことになり、後日カードができたら連絡するとのこと。

もしサーベイがきたら、全部ぶちまけるんだけどなぁ。
それにしても某会社のカードはかなり危険だわ。(あ、ばれたわね)

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不正使用発生元現場