大学肯定論 | ゆめけん

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え~僕は夢が明確で、そのために大学に行く必要がない子以外は大学に行くべきだと思っています。

まずこの時点でどれだけか反論される方もいるかもしれません…そしてそれを否定するつもりはありません。あくまでも僕は…ということで…

塾にいると、学力が低く最初は大学なんてなんにも考えていなかった子が、そんな僕に影響されて「大学自分も頑張ったらいけますか?」って言ってきます。
いままで勉強は手段なんだって知らなかった子が知る瞬間です。

そんな時に、結構な確率でその子たちの障害になるのが、お父さん、お母さんです。特に大学に御両親が行っていない場合は…

よくあるその壁は3つあります。

1つ目「お前に大学なんていけるわけない!」

2つ目「やりたい事がないのに大学に行っても無駄」

3つ目「そんなお金うちにはない」

まぁ主にこの3つのうちの1つは壁になります。
3つ目はまぁ全て否定することもできないのでともかくとし、1つ目と2つ目は僕はもうなんで子どもの可能性を親が潰すんだ…とちょっと複雑になります。

まず生徒にその状態で言うことは、本当に行きたいなら親を説得して、乗り越えろという事です。

保護者に迷惑をかけて行くことは間違いないわけですから、説得して押し切って、逃げられない状態になって行くくらいの覚悟は持てと思います。

さてそんな中で僕がみた大学に行きたいといったほぼ全ての生徒は、今のところ壁を越えてきました。その子たちはきっと僕が伝えた大学にいくことの価値に共感したからそれでも行きたいと思ったと思うわけですが…。

その子たちに伝えた理由は主に3つ。

1つ 休みの価値
2つ 選択肢の価値
3つ 日本に生まれたことの価値

順番に…

まず1つ目「休みの価値」ですが、大学生は年の半分はお休みです。
夏は1・5ヶ月、春はは3ヶ月くらいでしょうか。多くの学校で宿題すらありません。理系は研究や卒論も大変かもしれませんが、それでも休みはたくさんあります。
この休み、殆んどの人はもう仕事終えるまで一生来ません。
夏休みバイトして、春は海外旅行。思いっきり勉強する。なんでも良いですが、使おうと思って使うこの休みものすごい価値があると僕は思うわけです。

2つ目は選択肢の価値。大学新卒、銀行、公務員、国家資格、悲しいことにこの国には大学を出ていないとない選択肢がたくさんあるわけです。仕事をし出すのは大卒なら22。65まで働けば、43年の時間の選択をそれをしらない18歳の時に選択肢から消して良いの?と生徒に問いかけます。

3つ目は大学にこんなに簡単にいける国は恐らく世界に存在しないということ。もちろん親の努力、これまでの先人の方々の努力あってですが、そこに生まれてきた運はフルに使えよ!って思います。
勉強するだけでいけるんだよ?って…勉強してもできない子供の数…勉強しても行けない子どもの数を考えて、自分が恵まれていること感じなよって思います。そしてその権利を行使しないのはもったいなくない?と思うのですが…

本当に行きたければ奨学金もありますし…

何が凄いって大学で学ぶ事に関しては触れていない事ですね…
そういうのもきちんと話していますよ!!笑

もちろん知って大学を選択肢ないのは自由だと思いますが、そういった事もしっかり考えて選択して欲しいと思います。