さよなら、田中さん 1,296円 Amazon |
実家に置いてあった本を見て、西原漫画?と思ったが活字だらけ
母が書店の売り文句に釣られて購入したそうで、ほとんど手付かずで放置されていた
西原氏の描く表紙が魅力を感じられず(わたしは西原ファンなんですけどね…)うつ状態で意欲低下ということもあり、2ヶ月近く放置が続き、何となく暇を感じた昨日試しに読んでみることにした
良い作品だった
昼食を食べ損ねたけど読了して満足する(わたしは夢中になると寝食を忘れるタイプ)
この本を息子に送ろうか…?
考えたあげくに送らないことにした
彼が苦しんだ小学校生活を思い出してしまうかもしれないからだ (このくらいならネタバレにならない事を願う)
著者の鈴木るりか さんが小学生の頃に書いた小説なのだ(現在は中学2年生)
年齢を考えると(いくらなんでも…?)こんな文章書けるだろうか…?という疑念がたくさん出て来る
主人公の心象風景も、表現が大人びている、大人び過ぎている
編集者や学校、親が相当なアドバイスをしたのでは?と邪推する
そういった類のものは悲しいかな大人として生きているわたし個人の嫉妬なのだろう…
ネットで調べたらそうそうたるメンバーが絶賛するなか、西原氏は一言「凄い!」だったような気がする訳で
西原作品より深いかもしれない小説だから
ああああぁ上から目線…
とにかく西原氏も「凄い!」って確か簡潔に評価してましたよっと
※ 上記リンクから購入するとわたしにメリットがあるらしいが、それを期待しているわけではありません、本当に
※ 写真撮るより手っ取り早いのでリンクを使っているだけなのだ
※ 息子のトラウマにならないと判断したら読ませてみようと思っている