2007年7月16日(月) 焼岳(やけだけ、2,455m)

天候: 曇り時々晴れ

ルート: 【新中の湯ルート】 駐車場→焼岳山頂(北峰)→駐車場 

距離:約7km

標高差:約820m


▼サマリー/経緯
予定では、白馬岳。 台風のせいで、同岳は延期。

天気予報上、「もしかしたら、月曜は回復?」という期待で、日帰りで登れる北アルプス付近で待機。

選定されたのは焼岳で、前日から付近をダラダラしてました。


所感、

もう少し早く出発しておけば良かった、と少し後悔でした。

しかし、雷鳥の家族に会うことができ、大満足できました。


▼ルート : 中々ガイドには出ていないですねー。 

  GPS軌跡データでは、以下イメージです。 駐車場は、中の湯を越えて、11ターンくらいかな?

  に焼岳登山口と、その反対側に小さな駐車場があります。

  私が到着した時は、1台だけとまっていました。




ドロドロの林道を、黙々とすすんでいきました。 すると、た、太陽が、でーたー。

ブナがでかい。。


  


釜の湯ルートとの合流付近を越えると(約2,000m付近)、森林限界に到着。

その先は、見晴らしが、よい、はず。 (結構、曇っていて途中景観はほぼゼロ)


南峰が見えた付近が、雲上そば。。。

峰がうっすらと、見えます。 その横に、雲ではなく、ガスが吹き出ている・・・大丈夫かいな。


  


右上: 写真真ん中に写っている、雷鳥見えますか?   *カメラの技術がないので、、、

     急ぎ足で山頂を目指していると、ばったり雷鳥に出会います。

     お互いビックリして、「え、え」と心で会話しました。

     



おー、もう少しだぜ。 走り出しました。 はて、向こう側には、・・・何が?

この青空! 絶対、美しい世界がある筈!




勢いで、登山道でないところおも、グイグイ登りました。 

たぶん、下手すると死ぬのでやめましょう。




で、尾根の向こうに見えた世界。
く、く、苦しいなー。 ま、綺麗と言えば綺麗なんですが、正直走っている時は、もっと凄いのを期待していましたが、「基本、雲」でした・・・。無念。


  


で、引き続き北峰の焼岳山頂に向かいます。

ちなみに、こんな色の変わってしまっている、ガスがぴゅーぴゅー噴出している真横を抜けます。

かなり、臭いです。  ・・・大丈夫か???




で、山頂!

本当にこれが最後でした。 左側、乗鞍岳、だと思います。

右側は、笠岳、穂高、だと思います。


雲のサンドイッチで、あまりよく分からない。
ただ、「山自体が低気圧」という浅い知識はありまして、まさにそれを具現化するように、グイグイ雲が山に吸い込まれていくようでした。


   


しばらくすると、雲の中に。 うー、ギリギリだった。 

少なくとも、青空を見れたことだけでも、ラッキーと思うことにしました。


ピストンで駐車場に。

帰りに、次から、次から人が登ってきますが・・・。 

はたして、どこまで見れたのでしょうか?

「頂上までどのくらい?」「何時から登ったの?」「眺望は?」と聞かれます。


うーん、どう答えようかな。

こういう時は、答えに困ります。


ちなみに、帰りにも雷鳥に会いました。

今度は、親子でした。 親鳥1羽、子供が5羽です。




登山者と、私たちにサンドイッチ状態になってしまったのですが、どうしてあげたらよいのか。

子供たちが、あちこちに離散。 親鳥が、あっちを、こっちをとテンテコマイで、フォロー。

親の愛を感じます。 感動モノでした。
「邪魔してごめんなさい」と誤りつつ、横をそっと通らせていただきました。


帰りに、

平湯温泉 「神の湯」
によりました。

昨日に続き 、最高の温泉でした。 
ps. ちなみに、蛇も一緒に温泉につかっていました。 (ありゃ、絶対住んでいると思います)
  「ノゾキがいるとのクレームを受け監視体制を強化しています・・・云々」との看板あり。
  この看板がある時点で、「え、どうやってノゾクの?」と好奇心が出てしまう、悲しい男の性。
  若くないですが。


14:00くらいには、安曇野付近を発ち、新宿に18:30に到着。
エルブレスにより、少々山グッズを衝動買い。

少々、高山病気味ですね。