2時間25分 | 2人のヒサシを応援するオッサンが息子くんと戯れるブログ

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これが全てを物語っていると思います。


昨日のファイターズ対ドラゴンズの試合時間が2時間25分。

ここ最近のダルビッシュの登板ゲームの試合時間が常に軽く3時間を超えていたことを考えるとものすごく短い試合だった気がしなくもありませんが、昨年までのダルビッシュの登板ゲームなら当たり前のような試合時間です。


今日の道スポの田中賢介のコメントでも「(ダルビッシュは)リズムが良かったし、守りやすかったですよ」とあったとおり、昨日のダルビッシュは鶴岡のサインに苛立つこともなくスイスイと投げていました。

今期のダルビッシュは、自分の投げたいボールを投げたいように投げるという、言葉は悪いですけれども「自分勝手にしか見えない」投球で、試合と野手のリズムを自ら崩しているように思える姿が目立ちました。しかし、昨日はサインが合わずに自身の意思を通したように見えたのは4回2死3塁での新井選手への勝負球だけでした。

この場面は新旧交替の波の真っ只中のドラゴンズの下位打線相手ですので、格としてはダルビッシュの方がはるかに上ですし、さほど神経を使う必要のないシーンに思えなくもないですが、この場面で力の差を見せ付けておくことでドラゴンズの反撃意欲を消沈させておこうというダルビッシュの意思がハッキリと出たところでもありました。

今までの試合のように、何度も自分の我をとおす投球を続けることでチームに流れを呼び込めなかったことを反省したのかどうかは定かではありませんが、サイン交換に長い時間をかけないことで野手の集中力を切らせなかったということは疑いの余地のないところに思えました。防御率が良いのにもかかわらず勝ち星がついてこないピッチャーというのは、おおむね投球テンポ、いわゆる「間」が悪い場合がほとんどです。

今後は昨日の試合のようなテンポのよさで、チームを上昇気流に導いてくれるでしょう。エース復活万歳!



ダルビッシュの後を受けてウルフ・加藤武の両投手が投げました。

どちらか調子の良いほうを勝ちパターンに持って行きたいという首脳陣の意図があると思いますが、現時点では全ての面において加藤の方が上です。

建山と投球フォームが近いので、勝ちパターンにサイドハンドは2枚もいらないだろうという意見は当然あると思いますが、加藤と建山は根本的な投球スタイルが違いますのでまったく問題ないと思います。そして宮西を左打者限定のような使い方をしている限り、チームの浮上はありません。

ステレオタイプの継投を改めて欲しいとナッシーに言ってもムダなのかもしれませんが、現時点で宮西は十分に右打者を抑え込める実力を持っていますし、実際に今日の対戦相手のクローザーは左です。岩瀬投手が若いうちからナッシーのもとにいたとしたら、2000%クローザーという道はなかったことは容易に予測がつきますが、左投手という理由だけで限定的な起用法を続けていると継投に拡がりは生まれません。

チームと自身の采配を楽にするためにも、宮西は確固たるセットアッパーとしての起用をお願いしたいなぁと思います。



今日は武田勝かと思いきやケッペルなんですね。


最近私服姿のケッペルによく遭遇するんですが、思いのほか細身です。

今日もウルフに見せ付けるようなゴロの山を築く投球を見せてほしいですね。