昨日に引き続き、東海中日ジュニア・18歳以下が行われたようです。
高校3年生にとっては負けたら最後になるかもしれない試合。
否応無しで力が入ります。
でも、勝負の世界は厳しく、勝者が出れば必ず敗者が生まれます。
しかも、努力をした人間が必ず勝者になるとは限りません。
この現実をどう受け止め、どう教訓にするのか。
競技者にとって一番の課題です。
私はこの問題の答えとして、2つの見解を持っています。
ひとつは、努力は全て報われるとは限らないが、成功した人は努力している、と言うこと。
もうひとつは、勝ち・負けにはそれなりの勝ち方・負け方と言うものがある、と言うことです。
特に、“良い負け方”は時として“悪い勝ち方”を上回る価値があると思っています。
負けてもベストが尽くせたり、負けたことにより悔しい思いをして奮起したり、課題が明確になり前向きになれたり。
“良い負け方”ができた人は次に繋がりますね。
その様な“良い負け方”をした人をグッドルーザーと呼びます。
そしてそれは自分自身の問題なので、対戦相手に関わらずなることができます。
試合に出場したらもちろん勝ちたいですよね。
でも、仮に負けてしまってもグッドルーザーになれば良いんです。