傷害事件の顛末 | 特筆に値しない日々

傷害事件の顛末


この記事を最初に投稿したのは2013年10月01日ですが、

編集作業の効率向上のため、

投稿日が変更してありますことを御了承ください。


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傷害事件の顛末


2013/10/01


佐伯篤


ツイッターに投稿したものをここにバックアップします。

加筆・修正もあります。

削除リスクも承知で書いています。

バッシングされる方もいるでしょう。

読み返したい方はスクリーンショットしておいたほうが良いかもしれません。

読みたくない方の目に入った場合はごめんなさい。

これが遺書とならないことを願います。


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書けるうちに書いておきます。

2013年9月20日午前1時。サークルKに深夜勤務中の出来事です。

来店した酔っ払いが暴行を仄めかして店内で騒ぎ出したため、

危険回避のため咄嗟にとった行動の結果、

私は傷害事件の被疑者として四日市南警察で取り調べを受けました。

「被害者」が被害届を提出し次第、検察の審査が始まります。職も失いました。

 

酔っ払いは以前、

年齢確認ボタンに腹を立ててレジの液晶画面を素手で殴り割った犯人でした。

このときオーナーは10万円弁償させる代わりに事件化しないであげたそうです。

しかしその後も繰り返し来店しては私を威嚇していくという異常性の持ち主でした。

反省しているならその店には近付かないはずです。

 

液晶事件のときに記憶が蘇ったのですが、その人物を前に見たときは、

頭から全身にケーキを浴びた姿で現れ、店のトイレに駆け込み、帰りました。

トイレ周辺も店の入り口ドアもドアノブもクリームでベタベタにされていました。

 

今回の事件発生時、私は業務開始前のレジ点検をしていました。

酔っ払いが買い回りを終え「おい!してくれや!」。今から退勤する相方が会計。

私が点検を中断して会計すると退勤するほうが帰れなくなるからです。

それが気に入らなかったのか、点検に集中する私に酔っ払いが因縁をつけ始めました。

 

特に意味のない話をグジグジされたように記憶していますが、

こういう場合、店員は立場上、ハイと頷き続ける以外何もできません。

そしたら「声が小せえんだよ!」と繰り返し始めたので、

仕方なく大声で「ハイ!」と答えてあげたところ、

「テメエ何大声出しとんじゃ喧嘩売っとんかゴラ表出ろや」

 

私はこの時点で電話の子機を取り110番通報しました。

「表出ろや」というのはドキュンのスラングで「今から暴力を振るう」という宣言です。

威力業務妨害から脅迫に切り替わったのです。

恐怖で混乱しながら、

何度ボタンを押し直してもツー音が鳴って繋がらなかったのを覚えています。

 

やっと繋がったのは良いのですが、なんと酔っ払いのほうも

「警察なんか来ても何の役にも立たへんわ!俺も呼んだろか?」

と自らのケータイで110番通報し始めました。

一度警察の厄介になりながら意に介さず来店し続けるストーカー行動、

「表出ろや」との脅迫、そして警察は助けにならないとの嘲笑。

 

恐怖と無力感がピークに達し、

頭の中で「ダメージを与えてでも追い払わねば必ずまた来て何かされる。」

という結論が出ました。瞬時の思考でしたが間違っているでしょうか。

冒頭で述べた咄嗟の行動は10数秒で終わります。

まず「手頃なもの」と見回しました。取っ手付きの空の廃油缶が目に付きました。

 

カウンターから出るスイングドアは普段から何百回と出入りしてきましたが

この時は一回押そうとしてガンっとつまずきました。

すぐに引いて売り場側に出、5歩くらい歩いたと思います。

被害者の人影辺りを目がけて廃油缶を斜めに振り下ろしました。

イメージとしては二の腕くらいの高さのつもりでした。

 

インパクトの瞬間の視覚的な記憶は全くありません。

相方の店員が「佐伯さんやったらあかん!」

と叫ぶのを聞いた記憶だけが残っています。

 

被害者はびくともせず、睨み合ったまま罵り合いに。

私は攻撃の気配が見える度に「動くな!」と制止し続けました。

この時被害者の口の中は血だらけ、左顔面が腫れ上がっていたので、

恐らく缶は左顔面に当たったのだと思います。

缶も側面ではなく底板が潰れていたので、後から思うと死亡もありえました。

 

到着した警官は私からの通報で駆けつけたらしく、

一旦被害者のほうを取り押さえにかかったので

「私が傷害で逮捕ということになると思います」と警官に伝え、

取り押さえをやめさせました。

被害者は外、私は店内でそれぞれ事情を説明。

私は「細かいことを聞く前に一旦防犯映像を確認してください」と。

 

映像を見た刑事、巡査、鑑識から異口同音に

「威嚇や恫喝は合法、反撃は違法。全面的にあなたが悪い。」と言われました。

また「反撃する権利は一発攻撃を受けてから生じるが、あなたは先制したから悪質」

「相手の体の向きを確認せずに背後から攻撃したのは悪質」と、

格闘訓練を前提とした机上の空論も。

 

私は喧嘩の経験もありませんし、

小学4年のとき50m走を13秒かけて走っていた運動音痴、

それこそ店員いびりの的にしやすい弱男君です。

法的には身を守る権利はないと知らされてショックでした。

 

また、「腹が立ってやったんですね?、、、、、で、腹が立ってやったと。」

という感じで「ハイ」と言わせる誘導を繰り返されましたが、

身の危険を感じて咄嗟に取った行動に

「腹が立ったから」も「頭に来たから」もありません。

この誘導に対しては一切「ハイ」とは答えませんでした。

 

私服で入ってきたよくわからない人も「ハイの誘導」を、

ドラマかぶれの口調で責めるようにしてきたので

「ハイとは答えません。その前にあなた誰ですか?」と厳しく返したところ

「南署の刑事だ。その批判的な態度は何だ。」

その方の態度を鏡のように反射していただけですし、プロの自覚を持って欲しい。

 

例え話を用いた印象操作をしますので身構えて読んでください。

例えば車を運転中、目の前に子供が飛び込み、全力でブレーキを踏んだが撥ねた。

後で検証したらブレーキを踏まずに急ハンドルで田んぼに落ちれば

撥ねずに済んだ可能性がある。

なぜブレーキを選んだ?腹が立ったからですね?」あり得ますか?

 

形だけ一旦謝罪をと警察に促され「すいませんでした」と頭を下げたとき

被害者は「許さんからな!許さんからな!」と再来店を宣言しながら

救急車のハッチバックを駆け上がって行きました。

自分は許された存在なのだという深い自信があるところを見ると、

親から深く愛されて育った子なのかもしれません。

 

私はパトカーで南署に移動。

署長への上申書…やったことを認めた上で一旦帰宅しますが逃げません

という書類を書きました。

取調室は壁面がクッション張り、

机の足元の鉄板が蹴りでへこんでいるという「対悪人仕様」でしたが、

取り調べ自体は人権侵害もなく事務的に終わりました。

 

早朝に帰宅しその夕方、店の経営者からメール

「佐伯さんを守るために被害者と示談交渉を始めました。

 さっそく当日の治療費3万円を請求され、立て替えました。」

被害届けも出ていない段階で被害者の言いなりです。

裁判も経ていないのに全額私に負担させて終わらそうということのようです。

 

警察からは火曜日に被害者が被害届けを出すかどうか決めるから

独自に話をしないように言われています。

また、液晶割り事件の時に弁償で許してもらったことに付け入って

また問題を起こしにきたわけですから、

示談に応じたら何杯でもおかわりされて一生タカられるのは容易に想像できます。

 

示談交渉はストップするよう経営者にメールしました。

また、週明けからの勤務に関しても、

被害者が「許さんからな!」とまだ何かすることを仄めかしていること

及び、健康管理もままならないような異常な勤務状況が再び始まれば

次の事故が防げないことの恐怖を考え、そのまま辞職することにしました。

 

経営者としては「新聞に載りたくない」ということのようです。

事件が成立すればサークルKサンクス本社からフランチャイズ契約を解かれるから

その損害賠償請求を佐伯さんにしますよ。

また、サークルKサンクス本社側もブランドイメージを傷付けられたとして

佐伯さんに損害賠償請求すると思いますよ。と繰り返しています。

 

私は店長という役職を頂いていましたが、現実には店員兼店長です。

店員としてシフトに入っている間は店員としてのオペレーションを

やらずに捨てていくわけにはいかないので、

裏方としての店長業務は必然的に、

退勤した後の自主残業となっていました。

 

経営者には「4時上がりにしてほしい」、

「体調がもたないので週末の昼夕勤はなくしてほしい」と言ったことはありましたが、

前者は「代わりがいないからできない」後者は無視されていました。

結果、22時~6時(休憩なし)の勤務後、

早くて正午、遅くて15時まで残務処理し、

また22時に店に戻ってくるという繰り返しになっていました。

 

元は自主的に始めたことだから頑張ろうと思っていましたが、

結局経営者からねぎらいや謝罪の言葉は最後まで出ず、

作業の事後処理が俺には気に食わない、新店の店長は時間内に全部こなしてる、

などといった不満を述べられ始め、屈辱でした。

睡眠さえ取れていれば屁とも思わなかったのかもしれませんが。

 

(補足1)週末の昼勤・夕勤とは、

平日の夜勤のみのパターンでは店全体の動きをつかむ感覚が鍛えられないと思い、

店長を目指すにあたって元々は自分から経営者に申し出たものでした。

しかし大体の作業や客層も把握し、また長期に渡る夏風邪にかかったこともあり、

なくしてほしいと経営者には言ってありました。

最終的にはこれが体調管理を大きく阻んでいました。

 

週末が休みで体調も万全というパターンが訪れ次第、

給料は付きませんが、周辺の道路事情を歩いて把握したり、

近所の商店の品揃えや陳列、人の動線をを観察したり、

ポスティング、草刈り、ゴミ拾いなどを進めていくつもりでしたが、

通常店員としての拘束は解けず、ほとんど何もできなかったのが残念です。

 

(補足2)4時上がりに救いを求めたのは、

夜勤=ヒマと決め付けている方には想像できないと思いますが、

午前4時~6時はパン便の到着をゴングに、

2時間走り回るくらいの仕事銀座だからでした。

作業自体は店長業務でもなんでもなく、店員なら普通できるべき仕事なので、

できればだれかにおまかせして、増えた分の店長業務をこなしたかった。

しかし、「一人勤務」という遊水池のない不条理な状態の中、

やるべき仕事を退勤後に残して耐えるしかありませんでした。

 

(補足3)

シフト時間内でありながら「3人目」の活躍を強要されて一番屈辱だったのが、

駐車場にいた客(?)から「おい、外の草刈りをしろ!」と言われたときでした。

9時上がりだった日の7時台だったでしょうか。

一応軍手をはめて外には出てみましたが、30秒に一人はレジ会計にやってきます。

相方が先行でレジをしますが、当然すぐに次の客が並びます。私は、

店外に出て、軍手をはめる…軍手をはずす、店内で会計、

店外に出て、軍手をはめる…軍手をはずす、店内で会計、

店外に出て、軍手をはめる…軍手をはずす、店内で会計、

という拷問のような無意味行動を繰り返すだけです。

そして、店内に戻ろうとするたび「オイ!なんで戻る!草刈りをしろ!」

 

シフトに入っている以上は裏方としての店長業務は不可能です。

この客に説明しても理解不能だったとは思いますが、

もしかして経営者もこの単純なパズルを理解していなかったのではないか。

今日になって疑っています。経営者も店員業務の経験はあるはずなのですが。

(補足終わり)

 

システムやマニュアルの上に乗っかっているコンビニ業務ですが、

不良客の予防や対処に関してはシステム作りが放棄されたような現状です。

例えば万引きに関しては無抵抗でいろという不文律があるようです。

「声をかけてはいけない。防犯映像も人には見せない。」というふうです。

かと言って盗まれた分を本社が保障するわけでもなく、店の損害です。

 

事件の前日だったでしょうか、玩具コーナーのおもちゃが開封されていました。

マニュアルに記載されている、客が商品を壊した場合の対応は、

「店員の陳列が悪かったのですからお客様のせいではありません」

と結論がぼかされており、暗にその場の店員が買い取れという圧力が感じられます。

「パズドラ」というキャラクターのキーホルダー400円。

買い取りましたが私にはゴミです。

 

強盗対処のマニュアルには一言「抵抗しない」と書かれていますが、

盗られた分を誰が弁償するのかといった内容は伏せられています。

また、酒タバコの年齢確認を拒否された場合は「毅然とした態度で対応しなさい」

と、正反対のことが書いてあります。

実際トラブルに巻き込まれてしまった今、

それらは不良客に入られてしまった瞬間に店員に全責任を負わすための

予防線なのではないかとさえ勘ぐってしまうようになりました。

 

火曜日を過ぎても警察からの呼び出しはなく、代わりに経営者からメール

「被害者が何度も来店や電話してきてとにかく金を出せと言ってくる。

 なんで経営者が責められるんだ。佐伯さんが被害者と直接会ってください。」

→「ですから早く被害届けを出すように被害者に促してください。

  私は裁判所の命令に従います。」

 

当日以降届いた経営者からのメールを改めて読み返すと、

自身にも責任があると認めている記述もあります。

ですが具体的に自身の過失を把握し謝罪しているでもなく、

「責任は感じた。だから負担は全て佐伯さん。」としか読めません。

コピペはしませんが皮肉と恨み節が今日も送られてきます。

例えば「佐伯さんの穴埋めを私がやっています。大変です。」など。

従業員ひとり失っただけで泣き言言う程度の覚悟で店を開いたのでしょうか。

 

保身のために騙しも辞さないのだなと感じたのは、

後日郵送されてきた退職願でした。日付の欄が予め埋められていました。

報道の際に「佐伯篤容疑者(37・無職)」と表記させる作戦だとすぐにわかりました。

客同士のトラブルであって店は関係ないとすれば店は安泰です。

 

9月27日、恐ろしい事態になりました。

家の近所を歩いていたら背後から軽トラが近付いてきました。

運転者の挙動が変です。

「あーーーーっれ」と声をかけられました。

ゴリラのようなガタイに下品なサングラス。被害者でした。

偶然かもしれませんが、大まかな住所を突き止められました。

一旦家と反対の方へ逃げました。

 

家が投石、落書き、放火などされてからでは手遅れです。

「何かあれば警察に報告してください」と言われていたこともあり、

四日市南署の刑事課へ。

そしたら当日現場にいた、大根役者口調で眼鏡の歪んだ匿名刑事に

いきなり個室に連れ込まれてしまいました。

そして百年目とばかりに説教が始まりました。

 

「被害者が店にタカろうとだと?してませんーっしてませんーっ!

 タカるとはなんだその言い方は!

 近所で会った?嘘つけ!近所とは世界のどこだ?

 あ!今口がクチュって鳴った!舌打ちだろ!舌打ちしたな!!

 え、キミ反省してないんだ!あっははは!おかわいそうに!!」

プロとして真面目にできないのでしょうか。

この人の給料が私の財布から出ていることが残念です。

 

この場で改めて警告されたのは、

被害届けが出れば100パーセント私が有罪で懲役刑もあり得る。

被害者に一切落ち度はない。

店員に対する威嚇や恫喝は刑法に何ら触れない。

「表出ろや」は刑法における脅迫文の具体例には挙がっていないのでこちらも合法。

そして示談に応じれば民事負担のみだから楽なはずと。

 

「表出ろや」に関しては、

過去にそれが脅迫とみなされた判例はないと強調していました。

裁判官は個々のケースを検証せず過去の判例をなぞるだけの存在だという、

言わば司法不要論でした。

三権の癒着は様々なところで問題提起されていると思いますが、

それをまさに体現する刑事の態度でした。

 

防衛に関してもやはり

「一発攻撃を受けてからでないと防衛は違法」と繰り返されました。

「私なんかあの太い腕で一発食らったら手遅れじゃないですか。」と返したら

「それは警察の範疇ではない。身を守りたければまず被害を受けてください。

 そもそも素手は刑法上の凶器に規定されていないのですから、

 ゴツい体格、ガラの悪い風貌、汚い怒鳴り声、”表出ろや”の文言に

 あなたが感じた”恐怖”も、”身勝手な拡大解釈”に過ぎません。」

 

しかしそれでは店への嫌がらせは捕まらないもの

として全国に向けて推奨する形になってしまいます。

刑事「別に私自身が”推奨する”と明言するわけではないから私は関係ない。」

今回の事件に至った土壌を作っていたのが誰なのかが見えた気がします。

ドキュンを甘やかして勘違いさせているのが誰なのか。

悪知恵という脱法行為を育んでいるのが誰なのか。

 

この面談を通じて私は決心を固くしました。

「被害者には被害届けを出すよう刑事さんからも促してください。

 刑事罰を受けた上で民事の裁判所命令に従います。」

罰金刑と懲役の選択があれば懲役を選びます。反省の態度を見せての減刑も望みません。

人として間違ったことは何一つしていないのですから。

 

私は店を守り、店員を守り、「真面目に働く」という営みそのものを守りました。

先程家の外から被害者と思われるドスの効いた大声が聞こえました。

卑怯なことにいまだに被害届けを出さず、脅しで話を進めたいようです。

経営者から届いた「被害者の態度を軟化させたから!」というメールも嘘でした。

 

今後はいずれにしても地獄でしょう。

被害者のストーカー行動で家を失うか、

あるいは事件が成立すれば店の経営者及びサークルKサンクス本社からの

損害賠償請求で首を括ることになるでしょう。

時給800円そこそこで、心と体に鞭打って、

それでも店の向上を推し進めようと、本当に頑張って損しました。

 




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2013/10/23加筆


貯金もなく収入も止まり不安だらけの中、

再スタートに向け就職情報を見始めたこの頃ですが、

梯子はやはり外されるのかもしれません。

事態が動きそうです。



不良客を野放しにしてこの一件を招いたことに対する

経営者からの釈明や謝罪は一切ありませんでした。



励ましてくださった皆様の希望になれずすいません。

応援ありがとうございました。



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2016/04/18加筆1


年をまたぎ、2014年の夏頃のことです。

依然として私は警察からの出頭命令を待ちながらの不安な毎日を送っていました。

呼び出しがないということは「被害者」が被害届を出していないということになるのですが、

前回加筆のメール以来オーナーからも何の音沙汰もなく、

家の前で怒鳴る声が聞こえたのも前述の一回きりで、

私は事後の状況がつかめずにいました。



そんな中、新しいアルバイト先の帰り道を歩いていたら、

件のコンビニで一緒に働いていた方にバッタリと会いました。

その方が教えてくれた情報によれば、

「被害者」は事件後、店のほうに何回も怒鳴り込みに来たそうです。

「まるでチンピラのようだった」とのことです。

そして、あくまでも尾ひれのついた噂にはなりますが、

どうやらオーナーから「ヒャク」払って終わらせたらしいよ、とのこと。



「被害者」やオーナーがどういう意図を以てそういう終わり方にしたのかは私にはわかりません。

私は正式に裁判を受けた上で、

「この事件について、減刑のための反省は一切しません。

 反省をすることはすなわち、恫喝稼業の手口を推奨することと同義だからです。」

と宣言し、刑務所にきちんと入り、

代理人を立ててでもその後の経過をブログで発信し、

日本の接客労働者の無人権状態に対しての問題提起をしていく覚悟でいます。

皆様から頂いたコメントを拝見しますと、

日本中で同様の手口が発生しており、言われるがままに示談金を払った方も多いようです。



2020年にオリンピックを控えたこの国がこんな後進状態のままで良いのでしょうか?

また、間近に迫ったサミットを警備する三重県警が、

恫喝稼業を公式にサポートしていて問題ないのでしょうか?



*



2016/04/18加筆2


更に一年明け、2015年の夏の話になります。

普段から話す相手もいない私の携帯電話に、知らない番号から電話がかかってきました。

普段から知らない番号は掛け間違いと判断して無視しているのですが、

何回も何回も、やたらと長いコールが鳴り続けます。

「出たらアカンヤツや。」予感は的中しました。

同じ番号からメールが来ました。

件の「被害者」でした。



脅迫メール


私の携帯番号は店のオーナーと四日市南警察しか知らない筈。

どこから番号を盗んだ?あるいは誰が売った?

というのも疑問でしたが、

「2chに書いてる」とはなんぞや?と気になったので、

適当なキーワードで検索をかけてみたら、

このようなスレッドが見つかりました。



http://fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1438002597/



事件後に「もしかして」と思ったのは、

勤めていたコンビニと同じ敷地内にある飲み屋に「被害者」は飲みに来ていたわけですが、

共有している駐車場でたまに見かける、

荷台に会社名が書いてある銀色の軽トラックを見る日と、

「被害者」が店にオラつきに来る日が一致していたような気がするということです。

ただ、見たのは事件前だったということもあり、会社名は忘れていました。

上記のスレッドを読んでみて、2ちゃんねるの人達って、

よく見つけるものだなあと感心しました。



メールの脅迫めいた言葉使いを見るに、

「被害者」の態度は現在に於いてもあくまでも攻撃的です。



幸い、番号を着信拒否にしたらその後は静かになりましたが、

私は本名でブログやツイッターを発信していますので、

ネット上の私を見付けた「被害者」が、

私の関係者や応援対象などに嫌がらせをし始める可能性を考慮して、

ツイッターには鍵をかけ、アメブロは一旦削除するという手を打ちました。



*



これまでも「後日談がないのはおかしい」という声は各方面から届いていまして、

私も加筆・公開のタイミングを考え続けてきたのですが、

伊勢志摩サミット開催まで数十日を切ったというこのタイミングを以て、

改めてこの問題をこの国の重要な課題と考え、臭い物の蓋を開けました。

どなたかがどこかで提案していた「ドキュン行為禁止法」が制定され、

警察の浄化も徹底され、日本が安心して働ける国になるよう祈ります。



*



今で言う「バズ」が起きたあの日。

存在に賛否両論こそあるものの、「まとめサイト」の数々も、

10万ページビューに大きく貢献して頂いたと感謝しています。

「多くの方が事件を知った」これこそが私の命綱でした。



はちま起稿

http://blog.esuteru.com/archives/7351003.html



NAVERまとめ

http://matome.naver.jp/odai/2138111709335924501



にいお速報

http://blog.livedoor.jp/niiosokuhou/archives/33739726.html



オレ的ゲーム速報

http://jin115.com/archives/51978444.html



当時の2ちゃんねるスレッド

http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1381110221/





10万ページビュー




正直に言うと、このブログの再公開は怖いです。

私への攻撃が再開されるかもしれませんし、

私の関係者の方々にも迷惑が及ぶことになるかも知れません。

もし嫌がらせのターゲットになった等のトラブルがありましたらすぐに、

警察、あるいは警察が信用できないなら

「法テラス」等の弁護士や各地の人権活動団体に報告の上、

私にもお知らせください。