結局私がやってきた

赤ちゃんのアトピー治療は、


なにもしないで、

症状が出てしまうのを待つ


というものです。



ステロイドを塗らないで治したい。


と思うと、

今度は別の何かに頼ろうとします。


腸内細菌増やすために、

自家製ヨーグルト機を買ったり、


皮膚常在菌を死滅させない化粧水を買ったり、

脱入浴とか、

塩素除去とか、

家にある合成洗剤すべて撤廃とか、

布おむつとか、

絹の下着とか、

シーツもパシーマとか…。


家の水を全部軟水にする機械もとりつけたくなった。

(お金の都合でムリ)


鍼灸院にも通っていたし、


食べ物に関してはここには書ききれないほど



いろいろやってはみましたが、

何かやらないと自分の気持ちが落ち着かないから。

なんとかして治したい一心だったから。



でも結局は、

症状に対しては「何もしない」

というのが、

いきついたところだったりします。




もうひとつは、


「母の気持ちが安定していること」



症状について、あれこれ試して

その結果を一喜一憂するよりも、


自分の気持ちを安定させることができるような

環境を整えたり、行動したりすることの方が

症状にはいいと思います。



症状がひどい時は、見た目がかわいそうで、

毎日赤ちゃんの顔を見ている

母は落ち込むのもなのです。


でもそれを「大丈夫だよ~」って

励ましてもらえる人に会うとか。


同じように赤ちゃんのアトピー

治療中の人と交流を持つとか。


好きなことをする時間を少しでも持つとか。



「あとどれくらいでよくなるかな。」

「8か月くらいになったら、落ち着くかな。」

「1歳までには治ってほしいな。」

とか思っているうちは、症状のことを気にし過ぎているとき。



「症状があってもなくても、

この子はこの子♪

私の大事なベイビーちゃんよ~♪」


って赤ちゃんの成長を楽しみにして、

症状を気にしなくなってくると、

どんどんよくなっていくものなのです。



自分で選んだやりかたを

信じてやるしかない。


経過を待つしかない

んだと思います。


どんな経過をたどっても、

治る。




ほっといても治る。




というか、




ほっとけば治る!






でも、この前、

小児科の先生のところで、

やはり皮膚の症状を抑えないで、

治そうとしている人たちの集まりに

参加して、


小さい赤ちゃんに

うちの子のように肌に症状がでているのを見ると、


「何もしなくて大丈夫♪」

って言いにくいな…。


良くしてあげたい。

なんか方法はないのかな。

と思ってしまいました。



でも、やっぱり

自分で信じた方法で、

ここまで経過してきたからこそ、

気づけたことがたくさんあるし、

出会えた人もたくさんいる。

今まで見えていなかった大切なものが

見えてきた。




だから、




だいじょうぶだよ。

治るよ!




と応援したいです。