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プロローグ
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私はアトピー歴34年だ。
芸歴でいえばあれだ、高田純次、所ジョージ、
エディ・マーフィーなどと一緒だ。
アトピー小学生
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生後数ヶ月の汚れなき赤子の頃からアトピーで、
小学生の頃はかゆくて肌がガサガサしてても
薬や化粧水を塗るのがイヤで我慢していた。
その代わり祖母が親戚からもらってきたアロエを塗ったり
家の前の海でとってきた海藻をお風呂にぶち込んで入浴したりしていた。
この頃は、放課後帰宅してから祖母か母かに100円もらって
その軍資金で毎日駄菓子を食べまくっていた。
晩ご飯も残さず食べて、下手すると食後にまたお菓子を食べたりするような
貪欲なチビッコだったので、必然的にぽっちゃりさんだった。
「お菓子ばっかり食べよったらカイカイ治らんよ!」と
母に注意もされてはいたが
こんなに美味しいお菓子がアトピーの原因だなんて意味がわからなかったし
たとえ原因だったとしても、やめられないとまらないだわーと
開き直ってる気持ちもあった。
でも、私ってばアトピーやしおデブちゃんやし
なんだかな~・・・というイジケ虫な気分もあって
自己評価の低い幼少期だったように思う。
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アトピー中学生
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アトピー高校生
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高校に入ると、女剣士が着るあの白い胴着が着たいばっかりに
コスプレイヤー気分で剣道部に入部した。
先輩は卒業して一人もおらず、
顧問の先生もいるようなーいないようなーみたいな弱小部だったので
憧れの白い胴着姿のまま部室にこもってマンガばかり読んでいた。
ほとんど運動もしないのにお菓子を食べる量は中学生の頃と同じだったので
またポッチャリ体型に逆戻り、アトピーもやや悪化・・・。
とはいえ、魔法の軟膏・ステロイド様のおかげで
傍目からはあまり分からない程度の症状でおさまることが多かった。
塗る必要がなくても「今よりひどくはなりたくない」という不安から
美容クリームを塗るような頻度で気軽に塗ってしまっていたように思う。
ただこの頃になると、ステロイドを塗っても症状がおさまらないことがたまにあった。
ある時も、かゆみがおさまらず首をバリバリ搔きむしっていたら
今は亡き祖父がやってきて「これを塗ったらなんでも良うなる!」というやいなや
首の搔き傷にアンメルツヨコヨコを塗りたくられたことがあった。
いわずもがな、筋肉痛なんぞを緩和するあのスースーするやつだ。
「ギャーッ!」スースーとした爽やかな激痛が首に走った。
あまりの痛さに風呂場へ転がり込んでシャワーで洗い流そうと
首をお湯で濡らしたとたん、さらに気が遠くなるほどの痛みを味わった。
スースー地獄で死ぬかと思う出来事であった。
アトピー成人
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大学生、社会人になってからも
ステロイドは私のお守りであり相方であり
毎日じゃないにしてもお付き合いは続いていた。
なくてはならない存在だった。
肌がきれいな時期もあったが、痒みがある時の方が断然多かったし
それが当たり前だと思っていた。
アトピー歴が長すぎて
アトピーじゃない自分が想像できなかった。
ただその一方で、ステロイドとの縁を切りたいという思いもふくらみ続けていた。
副作用よりなによりも
ずーーーっと薬に依存しっぱなしの自分の弱さがイヤだった。
食べものが体に影響していることを頭では分かっているのに
結局いつも欲望に負けて食い気に走る自分にもうんざりしていた。
「私なんて私なんて」ってつぶやきながら部屋の隅に三角座りして
両手人差し指をツンツンしてるような劣等感とはいい加減おさらばしたい!
30才を目前にした時に、急にそんな強い衝動が湧いてきて
そして何の予備知識もないまま私は脱ステロイドに踏み切った。
ザ・挫折
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威勢良く踏み切ったのはよかったのだが
この時の脱ステはわずか2ヶ月ほどであっさり挫折した。
世に言うリバウンドに耐えきれなかったためだ。
当時は接客業をしていたので職場にも迷惑がかかりそうな気がしたし
夜ほとんど眠れないほどの全身の痒みにも我慢ができなかった。
そもそもステロイドを塗ってた頃の劣等感とお別れするために
脱ステを始めたというのに
その時とは比べものにならないくらい
ツライツライと感じるようなショボくれた毎日。
こんなことならステロイド人生の方がなんぼか楽しいじゃないか!
やめだやめだ!ステロイドをやめるのは、やめだ!!
ステロイド持ってこーーい!!
要するに、また私は自分の心の弱さに負けてしまったのだった。
再チャレンジ
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それから数年後の昨年6月、今度こそ本気で脱ステロイドしようと決意した。
理由はいろいろあったのだが、やっぱり一番は、
自分の弱さや欲深さに打ち勝ちたいという想いからだったように思う。
ほぼ在宅ワークの自営業に転職したのも大きなポイントだった。
それと、どうやらアトピーは不治の病ではなく治るらしいぞという情報を
様々な本やネットで目にするようになったことにも勇気づけられた。
治した人がいるなら治る可能性があるってことだ。
治せるもんなら治したい!
そして今
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脱ステを開始したばかりの頃は
1回目の脱ステと同じように夜眠れない日々が続いた。
全身がかゆくて一晩中ずっとかきっぱなし。
昼間は夜に作った掻き傷が痛むし、睡眠不足のため意識が朦朧として
ほとんど仕事にならなかった。
旺盛だった食欲もさすがに減退したことを幸いに、
お菓子断ちや玄米菜食を徹底していたこの時期は体重が減った。
それが唯一嬉しい出来事だった。
ある日突然顔面が赤く腫れ上がってしまったこともあったし、
滲み出た体液で服やシーツを汚すこともあったけど、
ほんの少しずつ快方に向かっている自分も感じていた。
じょじょに。ちょっとずつ。でも、確実に、上向き。
それから約1年後の今となっては、
夜ぐっすり眠れるようになったのがありがたい。
ごはんもおいしくてうれしい。
長年体に蓄積していたステロイドを排出しようと生じる痒みにまかせて
何度も何度も搔き壊してしまうにも関わらず
何度も何度も律儀に再生してくれる自分の皮膚が愛おしい。
ごめんね傷つけて。ありがとうキレイになってくれて。
赤ちゃんの頃から心配をかけて、いろんなあの手この手で
私のアトピーを治そうと努力してくれた親や祖母、
良かれと思って塗ってくれた祖父のアンメルツヨコヨコにも感謝。
やったらできる子だったんだなー私ってば!
大好き!ワタシ、ジブン、ダイスキ!
そんな風に感じつつも
おでこ、顔、首、手には症状が残っていて
何かのきっかけで調子が悪くなったり小康を保ったりと
なかなかスッキリとは安定しない。
調子を落とすきっかけも、食べものや体調のせいというよりは
メンタルがかなり影響しているという自覚と確信はありながら、
かといって具体的に自分のどんな精神状態が原因なのか分からない。
そんな感謝とダイスキと悶々を行ったり来たりする日々のうち
久しぶりに顔面が腫れて、大事なしごとを休んでしまうことがあった。
このことがきっかけで、もう自分一人の考えだけでは限界だと感じ、
助けを求めることを決意した。
救世主
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1年前に脱ステをスタートして一気にアトピーが悪化した頃、
なにか救いになる情報はないかとネットでいろいろ調べ物をしていたところ
私はたまたま目にしたあるブログに釘付けになった。
それは、謎の人物Kenji氏による
「アトピーは地球からの贈り物」というブログだった。
タイトルの「アトピーは地球からの贈り物」からして、
え?どゆこと?!と、最初はさっぱり意味がわからなかったが
読み進めていくうちに目からウロコをバラバラと落としまくることになった。
私は、このKenji氏のブログを頼りの一番星にしたからこそ
荒れ狂うアトピー海を航海できていたといっても過言ではない。
ただ、まだ航海を終わらせられてはいないし
私一人の思い込みによる航海術では
今のように大変不安定で心もとない。
ブログを発見して以来カウンセリングをお願いしたい気持ちはあったのだが
そもそも自分の弱さを克服することが脱ステの目的でもあったのに
いきなり人様に頼ってしまうのはなんか違うという気がして
ずっと自分に「待て」を課していたのが正直なところだが、
これを機会に、Kenji氏のお力をお借りしよう、そうしよう!ということで
カウンセリングしてもらうことにした。
ドッキドキのカウンセリングの結果、氏いわく、
今の私のアトピーの原因はズバリ
「経済が安定していない不安」だった。
なんとアトピーの原因はビンボーだったのであーる!!(驚愕)
完全ノーマークのご指摘だったのだが
言われてみればナルホド!
悲しきかな全て合点がいくのであった・・・。
嗚呼ビンボーアトピー・・・。
あれ、ちょっと待てよ、ということは、
ビンボーを達観できるような考え方を身につけるか
今のビンボーから脱出しない限りは
私のアトピーってもしや良くならないんじゃ・・・と、
しばし呆然としていると
「てっとり早くアトピーを治すためには経済を安定させればいい」
「そのためのお手伝いもしますよ」
「その方が治りが早いから」
と、さらに呆然となるような申し出をしてくださったKenji氏。
わずか1回のこのカウンセリングで私の症状はかなり改善することとなった。
おそるべしKenji氏。
本当にありがとうございますKenji氏。
どこまでいい人なんですかKenji氏。
もうKenji氏のいる方角に足を向けては寝られない私。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
エピローグ
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アトピーを治す。
そんなメイクミラクルは、もう夢物語ではない。
たぶん、あと少しだけ、先の現実。
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私はアトピー歴34年だ。
芸歴でいえばあれだ、高田純次、所ジョージ、
エディ・マーフィーなどと一緒だ。
例えをあげたところであまりピンとこないが
34年といえばかなりの筋金入りである。
だからこそ私にとって、アトピーは私で、私はアトピー。
アトピーじゃなかったら良かったのになーと想像することはあってもアトピーを治すなんてメイクミラクルは夢物語だと思ってた。
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生後数ヶ月の汚れなき赤子の頃からアトピーで、
小学生の頃はかゆくて肌がガサガサしてても
薬や化粧水を塗るのがイヤで我慢していた。
その代わり祖母が親戚からもらってきたアロエを塗ったり
家の前の海でとってきた海藻をお風呂にぶち込んで入浴したりしていた。
この頃は、放課後帰宅してから祖母か母かに100円もらって
その軍資金で毎日駄菓子を食べまくっていた。
晩ご飯も残さず食べて、下手すると食後にまたお菓子を食べたりするような
貪欲なチビッコだったので、必然的にぽっちゃりさんだった。
「お菓子ばっかり食べよったらカイカイ治らんよ!」と
母に注意もされてはいたが
こんなに美味しいお菓子がアトピーの原因だなんて意味がわからなかったし
たとえ原因だったとしても、やめられないとまらないだわーと
開き直ってる気持ちもあった。
でも、私ってばアトピーやしおデブちゃんやし
なんだかな~・・・というイジケ虫な気分もあって
自己評価の低い幼少期だったように思う。
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中学生になって色気づきはじめると
アトピー肌が恥ずかしくって時々ステロイド薬を塗るようになった。
ぽっちゃり体型を卒業したくて
入学と同時にバスケ部に入部したことが功を奏し
思惑通りやせ始めたし、アトピーの症状もさほどひどくはならなかった。
ただ、お菓子は相変わらず毎日のように食べていたし
なにかのきっかけで痒みがひどくなった時には
ステロイドをガンガン塗ったりもしていた。
いろんな副作用があることは母から聞いてはいたけれど
思春期にありがちな「今さえよければそれでいい」気分というか、
「盗んだバイクで走り出す」ような尾崎的衝動というか、
考えなしの「いてまえ」打線ともいうべきステロイド薬の塗りっぷりであった。
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高校に入ると、女剣士が着るあの白い胴着が着たいばっかりに
コスプレイヤー気分で剣道部に入部した。
先輩は卒業して一人もおらず、
顧問の先生もいるようなーいないようなーみたいな弱小部だったので
憧れの白い胴着姿のまま部室にこもってマンガばかり読んでいた。
ほとんど運動もしないのにお菓子を食べる量は中学生の頃と同じだったので
またポッチャリ体型に逆戻り、アトピーもやや悪化・・・。
とはいえ、魔法の軟膏・ステロイド様のおかげで
傍目からはあまり分からない程度の症状でおさまることが多かった。
塗る必要がなくても「今よりひどくはなりたくない」という不安から
美容クリームを塗るような頻度で気軽に塗ってしまっていたように思う。
ただこの頃になると、ステロイドを塗っても症状がおさまらないことがたまにあった。
ある時も、かゆみがおさまらず首をバリバリ搔きむしっていたら
今は亡き祖父がやってきて「これを塗ったらなんでも良うなる!」というやいなや
首の搔き傷にアンメルツヨコヨコを塗りたくられたことがあった。
いわずもがな、筋肉痛なんぞを緩和するあのスースーするやつだ。
「ギャーッ!」スースーとした爽やかな激痛が首に走った。
あまりの痛さに風呂場へ転がり込んでシャワーで洗い流そうと
首をお湯で濡らしたとたん、さらに気が遠くなるほどの痛みを味わった。
スースー地獄で死ぬかと思う出来事であった。
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大学生、社会人になってからも
ステロイドは私のお守りであり相方であり
毎日じゃないにしてもお付き合いは続いていた。
なくてはならない存在だった。
肌がきれいな時期もあったが、痒みがある時の方が断然多かったし
それが当たり前だと思っていた。
アトピー歴が長すぎて
アトピーじゃない自分が想像できなかった。
ただその一方で、ステロイドとの縁を切りたいという思いもふくらみ続けていた。
副作用よりなによりも
ずーーーっと薬に依存しっぱなしの自分の弱さがイヤだった。
食べものが体に影響していることを頭では分かっているのに
結局いつも欲望に負けて食い気に走る自分にもうんざりしていた。
「私なんて私なんて」ってつぶやきながら部屋の隅に三角座りして
両手人差し指をツンツンしてるような劣等感とはいい加減おさらばしたい!
30才を目前にした時に、急にそんな強い衝動が湧いてきて
そして何の予備知識もないまま私は脱ステロイドに踏み切った。
_______________________
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威勢良く踏み切ったのはよかったのだが
この時の脱ステはわずか2ヶ月ほどであっさり挫折した。
世に言うリバウンドに耐えきれなかったためだ。
当時は接客業をしていたので職場にも迷惑がかかりそうな気がしたし
夜ほとんど眠れないほどの全身の痒みにも我慢ができなかった。
そもそもステロイドを塗ってた頃の劣等感とお別れするために
脱ステを始めたというのに
その時とは比べものにならないくらい
ツライツライと感じるようなショボくれた毎日。
こんなことならステロイド人生の方がなんぼか楽しいじゃないか!
やめだやめだ!ステロイドをやめるのは、やめだ!!
ステロイド持ってこーーい!!
要するに、また私は自分の心の弱さに負けてしまったのだった。
_______________________
再チャレンジ
それから数年後の昨年6月、今度こそ本気で脱ステロイドしようと決意した。
理由はいろいろあったのだが、やっぱり一番は、
自分の弱さや欲深さに打ち勝ちたいという想いからだったように思う。
ほぼ在宅ワークの自営業に転職したのも大きなポイントだった。
それと、どうやらアトピーは不治の病ではなく治るらしいぞという情報を
様々な本やネットで目にするようになったことにも勇気づけられた。
治した人がいるなら治る可能性があるってことだ。
治せるもんなら治したい!
_______________________
そして今
脱ステを開始したばかりの頃は
1回目の脱ステと同じように夜眠れない日々が続いた。
全身がかゆくて一晩中ずっとかきっぱなし。
昼間は夜に作った掻き傷が痛むし、睡眠不足のため意識が朦朧として
ほとんど仕事にならなかった。
旺盛だった食欲もさすがに減退したことを幸いに、
お菓子断ちや玄米菜食を徹底していたこの時期は体重が減った。
それが唯一嬉しい出来事だった。
ある日突然顔面が赤く腫れ上がってしまったこともあったし、
滲み出た体液で服やシーツを汚すこともあったけど、
ほんの少しずつ快方に向かっている自分も感じていた。
じょじょに。ちょっとずつ。でも、確実に、上向き。
それから約1年後の今となっては、
夜ぐっすり眠れるようになったのがありがたい。
ごはんもおいしくてうれしい。
長年体に蓄積していたステロイドを排出しようと生じる痒みにまかせて
何度も何度も搔き壊してしまうにも関わらず
何度も何度も律儀に再生してくれる自分の皮膚が愛おしい。
ごめんね傷つけて。ありがとうキレイになってくれて。
赤ちゃんの頃から心配をかけて、いろんなあの手この手で
私のアトピーを治そうと努力してくれた親や祖母、
良かれと思って塗ってくれた祖父のアンメルツヨコヨコにも感謝。
やったらできる子だったんだなー私ってば!
大好き!ワタシ、ジブン、ダイスキ!
そんな風に感じつつも
おでこ、顔、首、手には症状が残っていて
何かのきっかけで調子が悪くなったり小康を保ったりと
なかなかスッキリとは安定しない。
調子を落とすきっかけも、食べものや体調のせいというよりは
メンタルがかなり影響しているという自覚と確信はありながら、
かといって具体的に自分のどんな精神状態が原因なのか分からない。
そんな感謝とダイスキと悶々を行ったり来たりする日々のうち
久しぶりに顔面が腫れて、大事なしごとを休んでしまうことがあった。
このことがきっかけで、もう自分一人の考えだけでは限界だと感じ、
助けを求めることを決意した。
_______________________
救世主
1年前に脱ステをスタートして一気にアトピーが悪化した頃、
なにか救いになる情報はないかとネットでいろいろ調べ物をしていたところ
私はたまたま目にしたあるブログに釘付けになった。
それは、謎の人物Kenji氏による
「アトピーは地球からの贈り物」というブログだった。
タイトルの「アトピーは地球からの贈り物」からして、
え?どゆこと?!と、最初はさっぱり意味がわからなかったが
読み進めていくうちに目からウロコをバラバラと落としまくることになった。
私は、このKenji氏のブログを頼りの一番星にしたからこそ
荒れ狂うアトピー海を航海できていたといっても過言ではない。
ただ、まだ航海を終わらせられてはいないし
私一人の思い込みによる航海術では
今のように大変不安定で心もとない。
ブログを発見して以来カウンセリングをお願いしたい気持ちはあったのだが
そもそも自分の弱さを克服することが脱ステの目的でもあったのに
いきなり人様に頼ってしまうのはなんか違うという気がして
ずっと自分に「待て」を課していたのが正直なところだが、
これを機会に、Kenji氏のお力をお借りしよう、そうしよう!ということで
カウンセリングしてもらうことにした。
ドッキドキのカウンセリングの結果、氏いわく、
今の私のアトピーの原因はズバリ
「経済が安定していない不安」だった。
なんとアトピーの原因はビンボーだったのであーる!!(驚愕)
完全ノーマークのご指摘だったのだが
言われてみればナルホド!
悲しきかな全て合点がいくのであった・・・。
嗚呼ビンボーアトピー・・・。
あれ、ちょっと待てよ、ということは、
ビンボーを達観できるような考え方を身につけるか
今のビンボーから脱出しない限りは
私のアトピーってもしや良くならないんじゃ・・・と、
しばし呆然としていると
「てっとり早くアトピーを治すためには経済を安定させればいい」
「そのためのお手伝いもしますよ」
「その方が治りが早いから」
と、さらに呆然となるような申し出をしてくださったKenji氏。
わずか1回のこのカウンセリングで私の症状はかなり改善することとなった。
おそるべしKenji氏。
本当にありがとうございますKenji氏。
どこまでいい人なんですかKenji氏。
もうKenji氏のいる方角に足を向けては寝られない私。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
_______________________
エピローグ
アトピーを治す。
そんなメイクミラクルは、もう夢物語ではない。
たぶん、あと少しだけ、先の現実。







