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ボクのチェーンでは、毎月メンバー店さんの事例発表がありますが、それを聞いていいなと真似てやって同じように上手く行くお店さんと、そうでないお店さんに分かれます。

見本にしているのは同じ事例。真似をしたのも似たような規模のお店さん。
それなのに結果が違ってしまうのは、興味深いことです。

昨年色々取材して回ってみて、これって店長さんの資質とは別のところに理由があるな、と感じました。

■具体的なお客様の顔が浮かんでいるか?
「これを真似しよう」と思った時に、その販促物を届けたいお客様が具体的にイメージ出来ているか?

スタートにそれがあるかないかで結果が大きく分かれます。見栄えが良い、自分の言いたいことが反映されている、そういう所が動機で始めたチラシやDMは大抵失敗に終わってしまっています。具体的な相手が居ない分、撤退も早いという側面もありそうですけどね。

販促の基本中の基本は「顧客が先」「ツールは後」

ニュースレターで売上が上がったと聞いてニュースレターをやる。

ブログで集客出来たと聞いてブログをやる、は失敗してしまう典型的なパターンです。

「誰に」「何を伝えて」「どうして欲しいのか」

よそでどんなに結果を出した販促物も、どんなに最先端のツールもあなたがこれをイメージ出来ていなければ宝の持ち腐れです。

いいな、試してみよう、と思うものがあったら、次に伝えたいお客様の顔を思い浮かべてみましょうよ。

始めるのはそこからですよ~。

それでは今日も良い一日を☆

この記事を書いた人:メオマサユキ

meomasa地域電器店専門の販促・経営アドバイザー。
1972年大阪生まれ。大学卒業後、会計事務所に約12年勤務。2009年より町の電器屋さん「アトム電器」を展開する㈱アトムチェーン本部に勤務。
2012年より始めたご加盟の電器店さんとの個別経営面談会もおかげさまで200件を越えました♪(プロフィール