お疲れ様です。
先日メカニックのK君が愛車C1500を手放す事にしたので、
オークションに出す準備をしていました。
室内の荷物を整理し、最後に犬を可愛がるような手つきで
洗車をしていまたが、その表情はなんともいえない寂しい感じで、
多分頭の中で思い出が走馬灯のように駆け巡っていたと思います。
手伝うことはできましたが、何か最後の別れを語りかけているようにも
感じたので、あえて手伝わず横に座ってC1500の思い出話をしていました。
僕の車が修理が必要になり、休みの日にどうしても車が必要で
そんな時K君が
『僕の車乗っててくださいよ。その日は暇なんで修理しときますから』
と甘えたことがありました。
そのとき僕は結納というビッグイベントがあり、
K君のC1500はレギュラーキャブの3人乗りなので、
僕とオトンとオカンで前3人乗っていきました。
『アメ車屋さんらしくていいやん』と、みんなで大爆笑
しかもその姿をお客さんに目撃されて、さらに大爆笑
僕にもK君のC1500には思い出があります。
そんな話をしている間に洗車終了。
いよいよお別れです。
K君は先日ブログでお客さんの納車時の記念撮影に
混ざってたKちゃんのパパなんです。
K君が愛娘Kちゃんに『Kちゃん。パパのシボレーとお別れだよ』
Kちゃんは『いやっ!!』
といいながら大粒の涙がポロリ。
やはりKちゃんにもC1500には思い出がいっぱい詰まっていたようです。
いつも当たり前のように乗っていますが、雨の日も晴れの日も
近所で買い物する時、休みの日に遠出する時もいつも一緒で・・・
車は確かに機械です。
しかし僕たちみたいな車好きには、愛情や思い出がいっぱい詰まった
宝箱なんです。
機械ではなく相方ってところですかねっ。