タイトルの通りですが、組織で仕事を行うと誰しも感じた事があると思います。

「誰かがやってくれるだろう」と思ってしまう、一番組織の中に不必要な不純物。

これを【リンゲルマン効果】と呼ぶそうです。


集団で作業を行なう場合、メンバーの人数が増えれば増えるほどひとり当たりの

貢献度が低下するという。


以下抜粋

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リンゲルマン効果は社会的手抜きともいわれ、次の事例がよく紹介されている。
1964年、アメリカの某マンションで女性が暴行にあった。彼女は殺されるまでに
30分以上かかっている上に、38人ものマンション住民が目撃していながら誰も
通報することなく結果、彼女は見殺しにされた。「誰かが」という
心理が事件への関わりを妨げたのである。

同様な出来事は国内でも報道されているし、たとえば人口が多い大都市では
事件・事故があったとしても、見て見ぬふりをする場合が多いとされるのも
「自分ひとりぐらい」という群集心理が働いているといわれている。
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下の文章も抜粋です。

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何故ひとりのときよりも集団で動くときに力が発揮できないのであろうか。
その最大の理由は、集団のなかで自分の存在感を認識できないからだとされる。
綱引きでいえば、自分が努力しても綱引きの勝敗が決まるわけではない
自分ひとりががんばったとしても大勢に影響はない、という理屈が一人ひとりの
なかでまかりとおってしまうのである。
会社組織においても、たとえばミーティングで、自分自身によいアイデアが
あっても、自分がプロジェクトの責任者ではないとの理由で、出しゃばらずに
うやむやにする場合がみられる。

リンゲルマン効果を遮断するにはまず、「自分ひとりくらい」という考えを
「自分がいなければだめだ」「自分がやらなければ」
と変えていく必要がある。
つまり、担当する仕事と個人の役割に対して誇りをもてるようにすることが肝要だ。

そして物事をなすときに、つねに「何のためにやるのか」という問いと答えが
必要となる。
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今回は抜粋ばかりで楽してしまってますが、正しく組織の運営というのは

一人一人が「自分が」と思えているか、思わせれる様な行動や姿勢が上司から

見えるかという部分に問われているのだと感じさせられました。

じゃあ、どういう風に思わせるのか?

これがマネージャーの腕の見せ所になるんだと思いますが自分自身勉強中なので

色んな手法を試してみたいと思っています。

全員が100%の力を出し切った時に組織の力は120%の力になるという事

しかと噛み締め進みたいと思います。
僕はよく仕事の帰りに漫画が好きなので漫画を読むんですが少年マガジンで

連載している「ベイビーステップ」という漫画があり、主人公が凄くPDCAを

回していく中で強くなって言くという今までにはあまりいないスポーツ漫画です。

よってテニスの王子様要素は、これっぽちもありません!w


主人公の丸尾君は、いつもノートを持ち歩いています。

試合中ですらノートに書き込んでPDCAを回そうとしますw

今週号のベイビーステップで「ゾーン」について話がありました。

そもそも「ゾーン」というのはスポーツしていた人はご存知かもしれませんが

【集中力が極限を高められた時、周囲の景色や音が意識から消える状態】

【スポーツの一流選手は、世界レベルの試合でゾーンの世界に入ると言われている】

【人間が全力を出したとしても30%程度しか使っていないといわれている、でもゾーンは
 そのリミッターを外した常態】


要は簡単に言ってしまうと極限の集中状態という事ですw

自分でもゾーンに近い状態は多分経験がありますが自分から引き起こそうというのは

ちょっと無理かなと思います。


その「ゾーン」に主人公が入る為の特訓をお寺でしていました。

どんな修行かは漫画を買って見て下さいw

結論としては「ゾーン」に入る為の過程として

人は集中状態に入ろうとすると「意識」します。

その「意識」を連続させると「集中」になり「集中」を連続させると

「ゾーン」状態に入る。


書いたり口にするのは簡単ですが、思い返して見てください。

果たして集中状態を継続させる事が今までどれだけ出来たかを・・・


恐らくどこかで集中が切れてしまいます。


よくテニスだとラファエル・ナダルの試合を見ていると、そういう状態に

入っていながら試合をしているのかなと思ったりします。


スポーツにせよ、仕事にせよ自分が取り組む事に対して「ゾーン」に入った

状態で結果が出せればベストですが現実は人は自分に甘い生き物ですから

そう簡単ではありません。

けど体現出来ている人たちがいるという事は不可能ではありません!


自分も、取り組む事に対して「ゾーン」と呼ばれる状態まで自分自身を持ち込む

事を自己の中で意識しようと思いました。


「意識の連続」が「集中」   「集中」の連続が「ゾーン」

凄く深い言葉です(==
書ける事は沢山あるのですが、ブログに落とすという肝心な作業を

疎かにしてた自分に反省・・・。

前回の更新から3ヶ月、自分は何が成長出来ただろうか。

自分をもっと見つめて、これから自分は何がしていきたいのだろうか。

何を優先すべきなのだろうか。


もうすぐ28歳になろうとする今だからこそ、今しか出来ない事をしたいとも思う。

今後自分が何に対して情熱を向け自分が何を目指しているのかも、しっかり考え

見つめ直し決めて行きたいと思う。

自分が実現したい事を達成する為には捨てないといけないものもあるだろうし

得ていくものは、もっとある。


今の自分に出来る事は、本当に自分がやりたい事は何なのか。

見つめる時間、考える時間を設ける様にして今しか出来ない事

自分自身を、もっと試したいという、成長したいという気持ちがあるので

気持ちに嘘をつく事なく、行動したいと思います。

後で自分自身ブログを見た時に戒めれる様にも・・・w
組織で働くと、目に付きますがブログタイトルにも書いた通り自分自身を

甘やかす人間がどこかのタイミングであります。

言っている自分も自身を甘やかしている部分は多々あり

・走ると決めたのに走らずに、でぶっては無いけど妥協した去年の夏(==

・筋トレすると決めたのに眠気に負け寝てしまったり

・仕事でも決めた日々の目標行動に対して時間が遅いから妥協したり

等等、もっと沢山あります。


どれもこれも目標として決めたはずなのに、自分の怠慢により達成させれていない

自分の現状に対して歯がゆく思う事が出来ていないんだと思います。

様は最初から覚悟が足りていない、覚悟と呼べる目標では無いんだなと痛感させられます。

そんな自分に弱い自分なんですが、そういう自分が嫌になる瞬間があります。

それが自分の周りで甘えている人間を見る時で、冒頭の組織で働く人間として

自分の周りの人間でも少し甘えてしまう人間、甘えっぱなしで、どうしようも

ない人間を見ると、自分自身もそうなっているんじゃないか?と反面教師になり

自分に甘えていると何一つ得るものはない。むしろ負け癖だけがついてしまうんじゃないかと

気づかされます。

その為には決して揺るがない決意を最初から持つ事は勿論ですが、一番しんどいのは

「継続」させる事で
あり、「継続」させる事を「習慣」にしてしまえば、それが自分の

フラットになるので「継続」=「苦」ではなくなるのかなと。

ただ習慣化させようとなると日々の目標行動を21日間(3週間)連続して行わないと

習慣にはならないと何かの本で読みました。

とにかく今自分が出来る事を「継続」させ「習慣」に変えフラットに持ち込み

更なるレベルアップを図る為、「新たな継続」を生み出し「新たな習慣」に変えて

自己の意識・行動の基準値を高めて行きたいと思います。


いくつかは今実行中です(=_=)
「20代で身につけたい質問力」という本を今読んでいます。

その中で見つけた質問の仕方について凄く参考になったので

一部をブログに抜粋。

社会人やってると色々と聞かれると嫌な気分になる事が多々あると

思います。そういう時は力を削ぐ質問をされている時です。

例えば

「何で売り上げ、上がってない?」
「何でクレームが来たん?」
「何で、こんな事が出来ない?」

こういう言い方を詰められる空気で聞かれると萎縮するでしょうし

本音が恐らく出てこずに「自分の怠慢です」としか言えないと

思います。決していい気分にはなりません。


逆に力を与える質問の仕方では

「どうすれば売り上げは上がるかな?」
「どうすればクレームが未然に防げていた?」
「これを、する為にはどうすれば?どういう能力を身につければいい?」

この質問のされ方でしたら、先ずは一度自分自身で考えるはずです。

上司としての立場であれば部下に考えさせる事が出来る。

つまり相手にリフレクションを起こす事が出来るという事です!



前者は考えずに落ち込むだけの人もいるかもしれません。

出来れば僕は後者の質問上手になりたいと、この本を読んで思いました。

まだ読み途中ですが・・・