atelier untie MICHIのブログ
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しぐさは肉体よりも色っぽい?

先月号だったか今月号だったか、
billboardの表紙、ビョークでしたね。

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ビョークの声は、また映像と一緒に聴くと
すごく引き立つ気がします。

彼女のMusicVideoといえば、すごく印象深いものが沢山ある訳で
どれをブログにあげようか迷って迷って...

結果
一気にあげるのももったいないので、1つづつ。

今日はジャン!
「日本がもっと愛で満たされるように!」と願いを込めて

「All is full of love」



どうでしょう。
ロボちゃん2人なのに、なんて色っぽいのでしょう。

そう感じませんでしたか?
水の弾ける若々しいお肌に
ボン!キュッ!ボン!な肉体に釘付けになる殿方の気持ちも
そりゃ理解はできますが、

しぐさのほうがもしかして、肉体よりも
色気があったりして。


なんて思う8月でございました。はい

皆が知ってるこの曲の歌詞って、えええ!!!

うちでは、ほぼ毎日のようにパートナーと
寝る前になって映画やら曲やらの話でもりあがって、
平気で3時間くらいすぎてしまうのですがΣ(゚д゚;)

最近2人でこの曲について話していてyoutubeで検索

すると、びっくり((>д<))

こんな歌詞だったの?!って驚き桃の木
素敵すぎました。本当に。
    ええええ(←驚きの余韻....)


途中のセリフのところで、
ガシっと胸ぐらつかまれたような
圧倒的な説得力...




歌のシーンの設定は、こんな感じでしょうか。笑


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多少無理があるとは思いますが、頭の中でフォレストガンプをシャーリーンに差し替え、隣の女性に子どもを抱かせて聴いてみてください(・∀・)/

(ひっぱりましたが、いよいよ曲の紹介)


I've Never Been To Me(愛はかげろうのように)
 by Charlene



この曲はいろんな人がカバーしてますね。
日本人もちらほら。

けれどはやり原曲とはほど遠いと言われていますし、私も本当にそう思います。
それは、シャーリーンが唱うことに意味があるのでしょう。
ぬくぬく人生の人が唄うのとは訳が違うようですね...
波瀾万丈な人が、この美しい声で、美しいメロディーにのせて
このワンシーンを唱うから、ぐっとくるのでしょうね。



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人生に疲れた時、誰のアドバイスよりも、
この歌で勇気づけられそうな説得力がある...

こういう曲、素敵だなー
おとなだなー

なみだ...vol.2 Serge Gainsbourg & Jane Birkin

一生懸命に愛するって、傷ついたりもするだろうし疲れそうだけれど
こういう映像をみると、素晴らしいことなんだなって思います。

今日はジーンとくる映像です。


今年はゲンスブールが亡くなって20年目なんですって。
早いものです...

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ゲンスブールって誰?って思う人もいるでしょう。
せっかくなので、知らなかった人もこの機会に是非。
少し紹介します。

俳優、映画監督、歌手、作詞家、作曲家…とにかく多才だから、ゲンスブールと聞いてそれぞれ思うことは違うでしょう。
多くの人は、やはりJe t'aime moi non plusの印象は強いのではないでしょうか。
なにせ歌にゲンスブールの奥さんであるジェーンバーキンのあえぎ声が一緒に収録されてる訳ですし..(/ω\)

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「家族でラジオ聴いててたら、これ流れてきたから急いでラジオ止めちゃったよ!」
ってお父様方もいらっしゃるのでは。笑

生涯多くの美女にかこまれて、タバコと酒をこよなく愛し、とにかく色気ムンムン。
女性からすれば、いつになっても手にはいらないのではないかと不安にさせるような雰囲気。
破天荒とはこの人のことを言うのでしょうか…

さて、前置きはここまでとして本題に。
テーマは昨日に続いて「なみだ」

そんな彼の作品の中で愛して止まない曲があります。
それがこの曲です

Serge Gainsbourg /  je suis venu te dire


素朴で日本人には懐かしく感じるようなリフの繰り返しの曲なので、初めて聴く人は「つまんない!」と思われるかもしれないのだけれど
侮ってはいけませぬ。

途中から、奥さんのジェーンバーキンの「すすり泣き」が入ってくるのです。
これがたまらない。

  この曲の日本語タイトルは「手切れ」ですが
フランス語タイトルを訳すると
  「私は別れを告げるために君にあいにきた」
という意味だそうです。

途中の歌詞はこんな感じ↓↓

  君は過ぎた日々を思い出し、そして泣く
  君は激情で息を詰まらせ、今その時が来たことを告げる音が鳴る
  …永遠の別れだ…すまない…と
  私は去ることを君に告げるのだ
  なぜなら、君は本当にいろんなことをしてくれたから…


この曲に、実の奥さんのすすり泣きですよ?!
半端ない演出。

この曲の数年後に、ゲンスブールの酒乱と病気とDVと…といろいろあって離婚となり、いづれ互いに違う人と結婚したりするわけなんだけれど、

やはりその後もこの二人はどこか深いところで繋がっていたのですね。

それを感じずにはいられない映像がこちら

1991年、ゲンスブールが亡くなり
その追悼イベントでかつての伴侶だったジェーンバーキンが
je suis venu te direを唱うのです。
涙を流しながら、一つ一つ歌詞を感じながら…

そして最後の最後に本当に印象的なシーンで終わります。
私は毎回、号泣です...

バーキンしかわからないゲンスブールに対する愛
いなくなって、その存在の大きさを想像すると、悲しみはどれほどだったでしょう。
ああ、この映像を観るとバーキンこの喪失感をどうやって埋めたのかなと、こちらが苦しくなる程です。

Clip Video Live Jane BIRKIN Je Suis Venu Te Dire Que Je M'En Vais



愛さずにいられない人って
いるんですね。


いや、まとめ方間違いました。テーマは「なみだ」でした。

誰でもが曲に泣き声を入れて成功するかといえば、これはおそらく駄作になる気がします。
しかしなら、「フランス語まったく分からないしーいい曲だけどー、ずっとマタ~りしてるなぁー」としか思っていなかった私が、バーキンの泣き声が聴こえてきた時点から、なんだかフランス語が理解できるような錯覚に陥ったのです。

それは、ゲンスブールが語りかけるような、なだめるような歌声に、それをだまって受け入れなければいけない、もうどうすることもできない悲しさと、それでいてゲンスブールに包容されているような熱い泣き声が重なって、私に深く伝わったからではないかと思います。


一生懸命に愛するって、傷ついたりもするだろうし疲れそうだけれど
誰かを一生懸命愛してみませんかー
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