さてさて、再開したのはいいけれど、1ヶ月近く更新できませんでした…

応援してくれる方々、ホントにすみません。


さて、今回のテーマは「キャバクラのお給料」(前編)です。

普通の社会人の感覚からすると、異常とも思える給の実態をお届けいたします。


キャバクラの給料が他のアルバイトと違う点として、真っ先に思い浮かぶのは、まず時給の高さでしょう。

地域や業態によって、かなりの幅はありますが、都内であれば基本給2500円~7000円くらいでしょうか。

もちろん、女の子個人によっては、ウン万円という時給をもらっているコも存在します。

正直、この時点ですでに異常です。

水商売以外のアルバイトの時給なんて、どんなに良くてもせいぜい1500円。

4000円や5000円なんて時給が存在するのは、この業界だけって言ってもいいくらいです。

しかし、キャバクラで働いてる女の子の多くは、3000円や3500円の時給じゃ安いなどとほざきやがります。

「お前ら、普通に働いてる人たちの時給がいくらか知ってんのか?」

と聞きたくなってしまいます。

しかし、お店的には女の子が商品なだけに、あまり強くも出れず、

結果として時給が上がっていくことになってしまうのです。


しかし、お店側も時給を上げてばかりいると経営がうまくいかなくなってしまいます。

そこで登場するのが、送り代やメイク代、雑費・厚生費といった、いわゆる控除です。

時給は上げるけど、こういった控除の額を増やすことによって、実際の手取りを変わらなくするという手段に出るのです。

普通の人なら「ただの子供だましじゃん」と気づくところですが、そこは金銭感覚の壊れているキャバ嬢。

結構気づかない女の子がたくさんいます。

しかし、あまりにやりすぎると、さすがに女の子も気づいてしまいます。

自分の知ってるお店の中には、新宿~高井戸の送りが5000円などといった、

「タクシーのが安いよ」的なお店もあったほどです。

ちなみにこのお店は、ほんの1年足らずで閉店してしまいましたが…。


結局のところ、時給を上げて欲しい女の子と、できれば上げたくないお店とのイタチごっこ。

お互い満足する結果になることは、ほとんどありません。

そして、この攻防はキャバクラがある限り、永遠に続いていくでしょう。


でも、キャバ嬢の皆さん、ひとつだけ心得ておいてください。

ただいるだけの女の時給3000円は安くねぇ!!

頑張って売り上げを上げているコたちは、頑張って稼いでくださいね。


というわけで、次回「キャバクラのお給料(後編)」では、売り上げとお給料の関係などを明かしていきたいと思います。


え~長らく停止しておりましたこのブログ

約2年間更新していないにも関わらず、読者登録して頂いた方もかなりの数に上り

また、ジャンルランキングもほとんど下がる事なくキープしております。

これも、こんなブログを読んで頂ける皆様のおかげ。

「再開を待ってます」「ぜひ続きを」と言って頂ける方々へのお礼の気持ちも込めまして

ここに「キャバクラ裏日記」再開致します!!


とは言っても、実は自分、すでにクラブアトリエを辞めておりまして…

なので、”現役マネージャーの”という肩書きは変えないとなぁ、と思っております。

更新頻度もちょっと遅めになるとは思いますが

そこらへんはお許しくださいませ。


さて、感傷的なコメントはこのくらいにして

毒舌満載でお送りする

キャバクラ悪魔の辞典”な”編

行ってみましょー



名札[なふだ]…最近めっきり見る機会の減ったキャバクラアイテム。地方のキャバクラやセクシー系のキャバクラに行くと、今でもお目にかかることができる。しかし、セクキャバなんて店内暗くて自分の接客してる女の子の名札くらいしか見えないし、付ける意味が理解できない代物。しかも名札を付けている店は、お店の方針として付けているはずなのに、統一感のあるお店は皆無。必ず女の子が自分で手書きした名札を付けているのは、お店の怠慢以外の何ものでもない。

生[なま]…生ビールの略、のはず。なのに、最近は発泡酒を出す店がほとんど。まぁ確かに居酒屋でも発泡酒を「生」と言って売ってるので、そんなに違和感は無い。でも、一杯の値段が居酒屋の数倍する訳ですから、ちゃんとしたビール出しましょうよ、ねぇ。

波[なみ]…お店にお客様がいらっしゃるサイクルのこと。1日単位で見ても、来客がかぶる時間帯が必ず出てくる。しかも、普段はヒマな時間や曜日なのに、なぜか一気にお客様が来店することがある。結果、待って頂くことになってしまったり、最悪お帰り頂くことになってしまうような事態が発生してしまう。なんでそうなるのか、メカニズムを解明できれば、間違いなくキャバクラ業界で大もうけできる。誰か、解明してみません?

ナンバースリー[なんばーすりー]…お店の成績が上から3番目の女の子のこと。どの店でも、ナンバースリーは毎月変わる事が多い。かといって、実際熾烈な戦いが繰り広げられているかというと、意外とそうでもない。割と運しだいでどうにでもなるポジション。

ナンバーツー[なんばーつー]…お店で2番目に成績のいいコ。2番目と言えば聞こえはいいが、その実、ナンバーワンになりきれないだけのことだったりする。ドラマなんかではナンバーワンVSナンバーツーという構図がよく見られるが、実際は仲が良かったりする。「なんだつまんない」と思われそうですが、そんなもんです。

ナンバーワン[なんばーわん]…お店で1番の成績の女の子。機嫌を損ねると大変だけど、他の女の子の手前、あんまり優遇しすぎる事もできない、ある意味お店で一番扱いづらい人。人間的に良くできたナンバーワンもたくさんいるのだが、やはり中にはワガママ放題の人もいる。「ナンバーワンなんだからもっと優遇してよ」なんて言うワガママ女に告ぐ。店はてめーの都合で営業してんじゃねぇ!!!



今回は「キャバクラ嬢の金銭感覚」についてです。


キャバクラ嬢は、いったいどんな金銭感覚をしているのでしょう。

イメージ的には、高級バッグやアクセサリーを漁りまくり、無駄にお金を浪費している、というところでしょう。

確かに、中にはブランド狂いで、給料が入るとブランド品が増えるようなコもいます。

でも、そんなキャバ嬢はレア。

実際には、そんな女はほとんどいません。


しかし、だからといってキャバ嬢の金銭感覚が普通か、というと、疑問です。

では、いったい何が違うのか。

まず第一に「電車が嫌い」なコが異常に多いです。

通勤は常にタクシー。

銀座から有楽町に行くのにタクシー。

新宿駅から、歌舞伎町までタクシー。

足が弱い老人並みです。

片道2000円くらいの場所に住んでいたとしても、1日4000円。

20日出勤すれば、8万円もタクシー代に使うことになります。

ちょっとしたブランド物のバッグが買えてしまいます。

新卒のOLさんであれば、月収の半分。

使い過ぎです。

キャバ嬢がタクシーを使わなくなったら、タクシー会社のいくつかは潰れてしまうでしょう。

20歳そこそこの普通のOLさんは、タクシー使うことなんて、めったにありません。

時給が安いだのなんだの言うのであれば、まずタクシーやめなさい


次におかしいのが、家賃。

平気で15~20万の家に住んでます。

そして、一度いい場所に住んでしまうと、ランクを下げることを極端にいやがります

収入が増えて、いい家に住みたいというのは分かります。

しかし、キャバ嬢なんて、20年も30年もできる仕事ではありません

今収入が多いからといって、身分不相応にいい家に住んでしまうと、後から困るはずです

ちゃんと将来設計をしてから、住む場所も決めて欲しいものです。


それでいて、電化製品に関しては、全く無頓着な女の子が多いのもキャバ嬢の特徴。

いい家に住んでいるのにテレビが無い、電子レンジがないというようなコも多いです

更に、最近は普通のOLさんなら持っていることが多いパソコン。

キャバ嬢の持っている率は限りなく低い。

インターネット程度はできて当たり前の時代に、かなりアナログです


やはりキャバ嬢は、普通の女の子と違います。

世間的に必要な物にお金をかけず、どうでもいい物に浪費する。

それでいて、日々「お金がない」などと抜かしている。

普通の感覚で生活していれば、みんなちゃんと貯金できるはず、なんですけどねぇ。

悪魔の辞典も20回目。

まもなく折り返し点です。

このペースだと、7月には終わってしまうなぁ。

新しいネタ考えなきゃ。


ってことで、キャバクラ悪魔の辞典”と”編です。


同業[どうぎょう]…同業種キャバクラ・クラブ・パブ・スナックの店員を指す。基本的にどのお店に行っても入店禁止。当然アトリエも同業の入店は断っている。遊ぶだけならいいのだが、スカウトされるとアツイ。店に入っている時に発覚した場合、それなりの報いを受けていただきます。

同伴[どうはん]…お客様と一緒にお店に入ること。食事をしたり、映画を観たりすることが多い。だいたいお店に入る時間から1時間程度前に待ち合わせるケースが多い。もっと早く会いたいと思うのが男心だが、女の子たちは前の日も朝まで働いてるので、なかなか起きることができない。昼の12時待ち合わせ、なんてことは女の子的にはありえない。せめて7~8時間は寝かせてあげてください。意外と疲れてるんです。

トニックウォーター[とにっくうぉーたー]…整髪料の香りがする炭酸飲料。ジントニックなどに使われる。ハリウッド映画でトニックウォーターをそのまま飲むシーンを見かけるのだが、正直無理。それだけで飲んでも、甘ったるいだけで決しておいしくない。

飛び[とび]…女の子・従業員が店に報告なく、とつぜんいなくなること。給料日をもらった次の日が要注意日。きちんと店に報告をして辞めて行く女の子を見ると、ちゃんとしてる、と感じる。しかし、よくよく考えると、一般的には、それがあたりまえのこと。キャバ嬢の皆さん、社会常識を身につけてください。

ドリンク[どりんく]…飲み物のこと。お店に行くと、女の子から「ねぇ、ドリンク頼んでいい?」と聞かれる。可愛ければ、気持ち良く飲ませてあげられる。しかし、安いお店の不細工な女から言われると、「水でも飲んどけば!?」と言いたくなる。そこで本当に言うか、「いいよ」と言えるかが、人間の度量の違い。

ドレス[どれす]…お店のコスチュームのひとつ。2~3年前まではスーツが主流だったが、最近はドレスのお店が多い。しかし、ドレスはぽっちゃり系の女の子が着ると、より太って見えてしまう。

トレンチ[とれんち]…ウェイターが持っているお盆のこと。意味を辞典で調べると、「考古学で、遺跡の試掘や発掘のために掘る帯状のみぞ」となる。どこで、どうやったらお盆のことになったのか、不明。

トング[とんぐ]…氷を挟む器具。氷用、パスタ用、ケーキ用など様々な種類がある。元々は手の不自由な人のために開発されたもの。キャバ嬢も酔っぱらって手が不自由になると、挟んだ氷をよく落とすようになる。

ドンペリニョン[どんぺりにょん]…シャンパンの王様『クリュグ』と並び称される超高級シャンパン。名称の由来は、シャンパンを作り出した、オーヴィレールのベネディクト会修道院の出納係り(俗事担当)兼ワイン貯蔵室主任のドン・ピエール・ペリの名前による。セラー内で7~8年の熟成を経て出荷されるヴィンテージシャンパン。格式高いはずなのに、ホストクラブで頼むと「ドンペリドンペリドンペリドンペリ」などと低脳なコールがセットとしてついてくる。この光景をドン・ピエール・ペリさんが見たら、2度と日本に輸出してくれなくなる可能性大。


今日は久々にお店の女の子紹介です。

しかも、男性読者向けの水着!

arisa

彼女の名前は”柊 ありさ”。

まだ入店したばかりの新人さんです。

写真は、「BESTCLUB」のグラビア用に撮影されたもの。

しかも、来月発売なので、当ブログと、銀座アトリエ公式HPでしか見ることができません。

5月11日発売の本誌は、セクシーショット満載です。

是非買って見てください。


ちなみに、このありささん。

写真では小悪魔的な感じですが、実際は素直で謙虚な女の子。

それでいて、接客は明るく楽しい、まさに接客をするために生まれてきたようなコです。

ちょっと褒めすぎで、怪しく思われるかもしれません。

でも彼女に会えば、本当だっていうことを分かってもらえるはず。

是非、一度お店に着て、彼女の魅力に触れてみてください。


以上、今日はお店の宣伝でした。

今日はキャバクラ悪魔の辞典”て”編です。


DCカード[でぃーしーかーど]…日本最大手のカード会社。中井貴一&タヌキ・カッパのCMでお馴染み。お店で最も多く見かけるカードのひとつ。国内で使うのに便利なためか、Diners PlatinumやAMEX Blackといったレアなカードを持っている人がセカンドカードとして利用しているのを見かける。自分だったら、常にレアなカードを見せびらかしたいと思う。やっぱり実利主義でないと、金持ちにはなれないのでしょうか。

ディタ[でぃた]…ライチ味リキュールの代表格。銀座アトリエでもディタ・オレンジやディタ・グレープが女の子に人気。ライチというと当然中国を連想するが、このリキュールの原産はフランス。昔、ディタをキープして、ロックで飲んでいらっしゃるお客様がいた。一度ロックで飲んでみた。リキュールは、カクテルの材料にするのが一番です。

テキーラ[てきーら]…メキシコ原産の竜舌蘭を材料とした蒸留酒。スピリッツの一種。キャバクラにおいては、罰ゲームで使用されることが多い。ショット飲みや、ショットガンは記憶を失う為のアイテム。危険度高。

テスト[てすと]…学生キャバ嬢が、お店を休むための口実にする行事。明らかにテスト期間が長い場合や、季節外れに行われる場合、間違いなく疑われるので女の子は注意が必要。

手土産[てみやげ]…お客様が女の子に持ってくるもの。出張先で買った携帯ストラップから、エルメスのバッグまで、中身は様々。基本的に嬉しいものだが、買った人の趣味を無理矢理押しつけるようなものは、「嬉し~」と言いながら、即ポイされる。

店外[てんがい]…お店とは関係ない曜日・時間に女の子と会うこと。これをされると、営業なのか、ホントに気があるのかを見分けるのが難しくなる。ただ、女の子に「危険」と思われている場合、間違いなく外では会ってくれない。

店長[てんちょう]…お店の責任者。お店によっては、役職が詰まりすぎて、店長の上に更に上司がいる場合もある。ひどいお店になると、店長の上に3人くらい上司がいたりする。そうなると、店長という肩書きは飾りに過ぎなくなってしまう。

店服[てんぷく]…お店が管理するドレスやスーツのこと。衣装を持っていない女の子に貸し出される。お店によって有料のお店と無料のお店があり、女の子が店を選ぶ基準になることもある。店服は、女の子が見せを”飛ぶ”際に勝手に持って行かれてしまうことがある。窃盗は犯罪行為です。前科者にならないためにも止めましょう。

久々の更新になってしまいました。

無事、新しいPCも届き、快適な環境で作業開始です。


今回は「客引き」がテーマです。


歌舞伎町や六本木を歩いていると、「お兄さん、キャバクラ5000円でどう?」などと、必ず客引きに声をかけられます。

アトリエでも、お店が暇なときはビラ配りをやっています。

ちなみに、ちゃんと道路使用許可を取ってやっているので、違法ではないです。

しかし、大半のお店は許可無くやっているので、厳密に言えば違法。

条例でも禁止されています。

とはいっても、しつこくなければ捕まってしまうことはありません。

客引きも、興味無い人にはウザいかもしれませんが、店を探している人にとっては必要なこともあります。

ある程度は黙認されている、といった状況でしょうか。


店探しには役立つ客引きですが、「客引きにつかまって入ったけど、とんでもない目に遭った」という経験のある方もいらっしゃるでしょう。

ぼったくりはほとんど無くなったものの、5000円と言われて入ったのに、女の子のドリンク代がかかってしまって、結局2万円程度支払う、といったこともよくあります。

また、安かったけど、動物園妖怪屋敷だった、ということもあるでしょう。


こういったお店を見分けるには、どうすればいいのでしょう。

まずは、チケットセンターを活用することをお勧めします。

歌舞伎町に行けばそこら中にあるチケットセンター。

主体は風俗ですが、キャバクラのチケットも多く扱っています。

チケットセンターにビラを出しているお店は、まず間違いなく一流店。

外れを引くことはほとんどないでしょう


しかし、銀座などはチケットセンターがありません。

そんな時は”ビラの写真を確認する”ことをお勧めします。

「いない女の子使ってるかもしれない」と思われるかもしれませんが、最近は、店に在籍しない女の子を使うケースは少ないです。

モデル事務所などから、女の子の写真使用許可を得て載せるには、それなりのお金がかかってしまいます。

不誠実なお店のほとんどは、そんなお金は出しません

ほとんどのお店が女の子を使わない、店の名前をデザインしたビラを使っています。


しかし、やはり中には、在籍しない女の子を使っている店も残ってはいます。

そんな店を見分ける手段は「料金」です。

ビラに写っている女の子は可愛いけれど、ビラに基本料金を表示していない店は要注意。

写真のコは、ほぼ間違いなく在籍していません。

基本料金が書いていない店は、ビラで集客しているお店なので料金も安いはず。

そんな店に可愛い女の子がいるはずがありません

可愛いコばっかりで、しかも安い。

そんなお店ありません。

もしあったとしたら、大人気で、ビラ引きする必要もないでしょう。


最後に、「相手がビラ引き専門かどうか確認する」です。

ちゃんとしたお店のほとんどは、ビラ専門のスタッフはいません

内部のスタッフが、お店が暇な時に、ビラ引きに出る、という形です。

従って、店が忙しい時には、ビラ引きがいなくなります。

逆に、不誠実なお店の多くは、当然リピーターも少ないので、ビラ引きに頼るしかありません

結果、ビラ引き専門のスタッフを雇うことになります。

そんなお店が素晴らしいお店である可能性は、ほぼゼロ

ビラで引かれた時には、注意してください。


以上のことを踏まえれば、あまり外れを引くことはないはずです。

大事なお金を無駄にしないためにも、参考にしてみてください。

勢いで高性能ノートパソコンを買ってしまいました。

Core Duo搭載。手元に届くのが待ち遠しい反面、GW、生活できるのか不安…。


そんな完全に個人的な楽しみを込めながら、

キャバクラ悪魔の辞典”つ”編です。


ツケ[つけ]…別名売り掛け。料金を後日の払いにすること。アトリエでは受けつけていない。しかし、逆にホストにツケを作って、風俗に落ちていく女の子は後を絶たない。何で騙されてることに気づかないんでしょ。

つけ爪[つけづめ]…キャバ嬢が異常に凝るパーツ。ここ数年でデザインが豊富になり、値段も下がった。確かにキレイなのだが、絶対にあんな爪で引っ掻かれたくない。だいたい、あんな爪してたら生活不便だし、野菜切ったりできないはず。見た目の女らしさは出せるても、内面を磨かなくなったら意味無いでしょ。

付け回し[つけまわし]…女の子をどのお客様に付けるかを考えて、エスコートする人。他に、ホール管理やラッキーという言い方もある。どんな女の子が回ってくるかは、付け回し次第なので、嫌われると痛い目に遭う。逆に、付け回しに”いい客”と思われれば、可愛い女の子が回ってくる確率が高くなる。お客様は平等が基本ではあるが、スタッフも人間です。

都合[つごう]…女の子もお客様も、よく悪くなるもの。「仕事で都合悪くなっちゃって」「ちょっと時間の都合がつかなくなっちゃって」というように使われる。ただ、実際は「お金の都合が悪くなった」「他の女の子の都合を優先することにした」という場合が多い。

冷絞[つめしぼ]…冷たいおしぼりのこと。酔った人の首筋に当てたりすることが多い。冷やす→血管が収縮する→血中のアルコール吸収が妨げられる。ということらしいが、反面、長時間血中にアルコールが止まるため、二日酔いになりやすいらしい。


今回は「流行る店、流行らない店」ついてお送りします。


今、キャバクラ業界は正直言って、やや下火です。

世間の景気が良くなっているとはいえ、飲食業界が活性化してくるのは、まだ1年くらいはかかる話

しかも、都知事の政策などもあり、かなり厳しい状況が続いています。


しかし、その中でも流行る店、流行らない店があります。

可愛い女の子を揃えていても、お客様が入らない店もあれば、そんなにルックルレベルが高くなくても、列ができる店もあります。

いったい何が違うのでしょう?


要因として、まず考えられるのは「女の子の質」と「料金」でしょう。

当然、女の子の質が高くて低料金であれば、お客様はいらっしゃいます。

しかし、そんな店を作るのは、かなり難しい事です。

女の子の質を高めれば、当然人件費が上がります。

それなのに低料金だと、当然店の利益は無し

そんな店が長続きするわけがありません。


そういった目で見ると、キャバクラは大きく3種類に分かれます。

”可愛い女の子が多くて、料金の高い店”

”女の子も料金もそこそこの店”

”可愛い女の子は少ないけれど、料金の安い店”/p>

この3つです。


この3つのカテゴリー別に見ても、流行っている店と、閑散としている店があります。

と言うことは、「女の子の質」も「料金」も決定的な要因では無いという事になります。


では、何が大きな要因なのでしょうか。

お客様は何を見て「また行きたい」と感じるのでしょう。


流行るお店と流行らないお店の境界線となるのは、「雰囲気」なのです。

女の子の質がちょっと低くても、お店の雰囲気さえ良ければ、より可愛い女の子がいる店よりも流行ってしまうのです。


では、雰囲気とは何でしょう。

雰囲気を作り出す要因は「活気」「スタッフの意識」「女の子同士の仲」「スタッフと女の子の関係」「内装」など、様々です。

その中でも、最も大きな要因が「スタッフと女の子の関係」です。

スタッフと女の子の関係が良好であれば、自然と活気も出てきて、いい雰囲気になってきます。

逆に、関係が悪ければ、殺伐とした雰囲気になってしまいます。

かといって、仲が良すぎるのもダメ。

女の子同士が嫉妬心を持つほど仲良くなってしまうと、女の子同士の関係が悪くなり、雰囲気が悪くなります。


お客様的にも、女の子が席でスタッフの悪口を言っている店よりも、お互いが尊敬しあっている店のほうが気持ちよく飲めるのではないでしょうか。


目に見えるものではないだけに、「雰囲気」を求めて来るお客様は、ほとんどいないでしょう。

しかし、「知らず知らずに足が向く店」というのは、十中八九「雰囲気」がいい店のはずです。

今日から2日間、アトリエはイベントです。

結構バタバタしてます。

忙しくなると、いいなぁ。


で、今日は「キャバクラ悪魔の辞典”ち”編」です。


チェック[ちぇっく]…お会計の事。両手の人差し指で×を作るのがチェックのサイン。チェックとは全く関係ないのですが、子供の頃両親から「人を指さしちゃいけません」と教えられました。なのに、なぜ”人差し指”と呼ぶんでしょう? 誰か教えてください。

遅延行為[ちえんこうい]…チェックが終わっているのに、席を立たずに居座ること。大人数で来ている場合、チェックが終わった後、故意に順番でトイレに行くような輩もいる。時間オーバーでスタッフがスタンバイをすると、イヤな顔をされることもある。こっちだって、ホントは言いたくないんです。時間を守ってくれればお互いイヤな思いをしなくて済むんです。お店によっては、時間が5分程度過ぎてしまうと、勝手に延長になるお店もあるので注意してください。

地下[ちか]…お店の立地のひとつ。アトリエは地下にある。キャバクラが入っているビルの場合、なぜか地下にはエレベーターが無い。アトリエは地下2階にあるので、よくお客様から「階段が疲れる」という指摘を受ける。でも、こればっかりはどうしようもありません。是非ビルを買い取って、エレベーター設置してください。

遅刻[ちこく]…キャバ嬢の得意技。お店で多くの女の子を見てきたが、時間にルーズな女の子の多さには驚かされる。出勤時間を守れるんだったら、他の時間も守ってください。「ちょっと遅れるくらい大丈夫」というのは、自分勝手で迷惑な考えです。しかし、そんな奴らが一般社会に出たら、どういうことになるか、ちょっと見てみたい気もする。

地方[ちほう]…キャバクラ業界では、新宿・六本木・銀座・池袋・上野・渋谷以外の場所のこと。キャバクラの多い繁華街以外は、全て「地方」と言われる。従って、業界的には東京も地方である。一般的には、全く理解できない言葉。

チャーム[ちゃーむ]…テーブルに出されるおつまみのこと。チャームとは本来”魅了”という意味。こんなもんで魅了されるヤツなんておらへんやろ。

チャンスボトル[ちゃんすぼとる]…残りわずかになっているボトルのこと。どこからがチャンスになるかは、女の子のお酒の強さの度合いによる。中には半分残っているのに”チャンス”と言うような強者もいる。もっとひどい女になると、ボトルが入った瞬間からチャンスである。