佐藤秀治展

昨夜、作品搬入展示作業があった「佐藤秀治 遺伝子組み換えアート」展。明日１２日（火）からの開催ですが、一足先に観てきました。（７月２４日（日）まで、長岡市ギャラリーｄｏｔＯＮＥ 、月曜休廊）

なにやら難解な展名ですが、会場には難しさをさほど持ち込んでいないようで、ゴッホやモネ、ゴーギャンなどの名画や新聞記事を使ったコラージュ作品などが一面に並びます。「遺伝子組み換えアート」についての解説文（一見ただの解説文のようですが、これも実は作品）もつき、作家のユーモラスなセンスが生きた展覧会といえます。

会場写真はこちら↓

http://bbs8.aimix-z.com/photovw.cgi?room=1947&image=5.jpg&btp=a16

これを見ると、上の画像のＤＭ（案内はがき）と雰囲気が違います。このＤＭは、デザイナーに作品内容を具体的に見せずに、自由なデザインを条件に制作依頼されたもの。作家として持つイメージを意図的に（第三者を介して）組み替えたという点で、これも実は「組み換えアート作品」のひとつだといえるのかもしれません。

●７月１６日（土）午後２時～、作家をまじえたカン・ドリンク・パーティがあります。（参加無料、一品持込歓迎）