当日のパンフレット | いつもなにかを妄想クリエイト

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本日は、先日行われた舞台の当日用パンフレットを紹介致します。


本番の3日前にようやく完成させた渾身の作品でもあります。
とても愛着深いです。

使用する画像の撮影時から頭の中で構想を練り、
撮影した写真を確認しながら、妄想上でデザインを組み立て、
作っては捨て、を繰り返しました。

A4の中折りA5サイズです。

普段、観劇などに出かけますと、多いのがA4中綴じのパンフレット。

いつも思っていたことなのですが…
A4って…ちょっと…大きい…。

会場の大小に関わらずどんな劇場でも、人がたくさんおりますので、
手荷物は小さく少なめに、というのが私の観劇スタイルでして、
カバンもコンパクトです。

かといって、確実に私と同じ様に「デザイン」を生業にしている
方たちの作品を折り曲げたりすることも気が引けます。

コンパクトなサイズには、私なりではありますが
そんな想いがございました。


[表紙]

$atelier-Mikiji-

表紙には出演者全員の「ラフ画」を配置しました。
当初は、彩度を落としたグレースケールに近い画像を使用しようと考えていたのですが、
出演メンバーの方々から、
「絵の方が、かえって良いのでは」という声を頂き、
描き直すこともせずラフ画のままとなりました。



[中面]

$atelier-Mikiji-

中面は、表紙とは打って変わった様にさまざまな色を使用しました。
演目にはそれぞれイメージカラーがあり、
色や形、表情、配置のバランスなどは、
今回の舞台のテーマでもある「混沌」としながらも、
演目順に目線が動き、ストーリーを少しずつ
読み取れる様な、そして「チラリズム」を
くすぐられる様なモノに仕上げたいと思い、制作しました。

あくまでパンフレットで完結するのではなく、
「え?それで、どうなるの?」を発動して頂きたいな…と。

プラス

舞台を見終わってからの、電車の中や自宅で
もう一度パンフレットを眺めながら
「あぁ、こんなのもあったよね」など、鑑賞話しに花が咲く様な
作品に仕上げられていれば幸いと、思っております。


制作過程の私の頭の中を文章化することは、なかなか困難です。

「どうしてココはこの色なの?」などの質問には
いつも悩んでしまうのですが、

どうしてお腹が減るの? とか
どうしてあの子のことが好きなの? とか

そんな質問と同じ類いな気がします。

しいて応えるならば「そうしたかったから」。
という、かなりワガママで自己中心的な応えになってしまいます(笑)
いえ、自分なりにはちゃんと理由があるのです・・・。
言葉にならないだけなのです(汗)


ですので、制作した作品に対して常日頃思うことは、
手に取った方が思う様に見て頂ければ良いかなと。


あぁ、なんだかまたもや「投げっぱなし」なブログに
なってしまいました。(>_<)

そうであって、そうではないのですが。(あれれ?)


Mikiji