京都のMKタクシー経営者の青木氏が世界的デザイナーの森英恵さんに
制服のデザインをお願いした時の話です。
「タクシーの運転手は飛行機のパイロットと同じで、人命を預かる大切な仕事」。
この崇高な理念からスタートした計画は、最初からつまずきました。
出来上がった制服はあまりにも斬新で、衿がなく、女性的に思えたのか、
百人を超える従業員が、その制服を着たくないとの理由で辞めていったのです。
ところが、フランスの俳優、アラン・ドロンが京都を訪ね、全く同じスタイルの服を
着ているのが報道され、一躍有名になりました。
やがて、運転手の方は制服を喜ぶばかりか、仕事以外でも着るようになったと
言います。
新しいことを始めようとすると、必ずと言っていいほど障害が待っています。
その障害は、あなたは本気でそんなことを成し遂げようとしているかを
確かめる神様のテストです。
どんな障害であっても、諦めない先に、必ず道は開かれます。
「高い壁を乗り越えた時、その壁はあなたを守る砦となる」(作者不明)
*こんなメールをいただきました。
たしかに横並び主義というか他人と同じにしたいという気持ちが
日本人は特に強いかもしれません。
違って当たり前、結婚相手も性格も人それぞれ違うから面白いと思います。
最近は少なくなってますが、よく世帯調査などで夫婦と子供二人の
標準的な家庭の場合といういい方をすることがあります。
子供がいないご夫婦や母子家庭・父子家庭、結婚してない世帯も
あるのに、標準的な家庭といういい方が気になります。
いろんな生き方や生活スタイルがあっていいと思います。
違いを認め合うことで本当に成熟した社会になると思うのです。
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